月10万円でフォトスタジオを運営する~マイクロスタジオのつくりかた~
はじめに
スタジオを持つ、というのは、フォトグラファーとして仕事をしている人だったら、夢のひとつというか、目標、あるいはゴールのように思われていることのようです。
私も、いつかは自分のスタジオで、と思ったことがありました。
アマチュアから始めて、写真学校に通うことなく、撮影を業務として受注し、対価をいただくようになりました。
どんな仕事をしてきたのかは、別のノートに書きますので、ここでは割愛します。
Cobit19による行動制限が始まったころ、物件の話をいただき、自分のフォトスタジオを始めました。
準備期間を経て2021年の8月8日にオープン。
今年の8月で4年目に入りました。
フォトスタジオというと、一般的なイメージとしては、路面店や商業施設に入っていて、広い場所に衣装がたくさんある、そんなイメージかなと思います。
フォトスタジオとひとことで言っても、いろいろなスタイルがあります。
撮影の目的によって、人を撮る、物撮りをする、人物にしても、広告用なのか、一般のかたが七五三などの記念撮影をするのかで、業態はけっこう違ってきます。
私は人を撮るのがいちばん好きなので、そこに寄せて仕事をしてきました。
それで、一般のお客様に向けたスタジオを作りました。
自分のスタジオを持つとしたら、こんなふうに撮りたい、という思いがあったので、それを叶えるためのフォトスタジオです。
フォトスタジオと言っても、写真だけの用途にはしていません。
どうしてそうしているのかということも含めて、これも書いていきます。
このマガジンでは、私が、月10万円の固定費でフォトスタジオを運営している、その様子を書いていきます。
10万円というのはかなりざっくりな数字ですが、固定費すべてでそれくらい、ということです。
小さなビジネスですが、日々、いろいろなことをして作ってきたので、小さいスタジオをやってみたい人の参考になるかもしれません。
あくまで私の経験に基づいたものなので、運が良かったこともたくさんあります。
でも、運も自分でそれをたぐり寄せていると私は思うので、そこも含めてやってきたことかな、と思いたいです。
このnoteは、このあと、メンバーシップ用の記事として書いていきます。
小さいけれど、積み重ねてきたノウハウがいろいろあるので、気になるかたは購入していただければと思います。
今回は、「はじめに」ということで全文無料です。
この下に有料エリアがありますが、スタジオの写真を何枚か載せているだけなので、見たいかたはどうぞ。
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