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建築のエンターテイメント化を考える VOL.1

5月中は緊急事態宣言の影響で業務が延期となってしまいましたので、毎日、今後の建設業界の在り方や小さい規模だからできることを考えています。本日は建築のエンターテインメント化についてです。

建設業界の現状

私たちが所属する建設業界は職人さんの高齢化もありとても古い体質です。
なので、なかなか流行りを取り入れたり変化をすることが難しい業界となっています。

これからの建設業界

団塊の世代が大量定年する2030年頃までに職人さんの数も2000年に比べて1/3程度まで減少する見込みです。同時にに若い世代の働き手が少ない業界となっています。
おそらく今後は良い職人さんの取り合いになっていき、誰のために仕事をしているのかすらわからなくなっていくかと思っています。

若い世代の働き手を増やすには?

私自身30歳代なのでそれはとても切実な課題です。ただ、現状の仕事をしているだけでは働き手が増えることはありません。しかし、建設業はなくなることのない仕事です。
当社は創業3年目ですが、2年間は働き手を増やす取組みとしてDIY体験を行っています。
小学生からシニアの方まで幅広い世代の方に木材に触ってみたり、工具を使ってみたり、塗料を塗ってみたりしてご自身のオリジナル作品を作ることで建築のすばらしさや深みを知ってもらい皆さんに建設業の事を知って伝えてほしいという思いで微力ではありますが取り組んでいます。

今後の取組み(案)

ずばり『建設業のエンターテイメント化』です。

建設業とエンターテイメントが融合することなんかできるの?

思いつきました!!


木造の注文住宅はお客様は一生に一度の買い物です。(個人的には新築抑制すると中古を3回くらい買い替えれる市場が生まれるのでそちらがおすすめ)
今でも建方と呼ばれる棟上げは儀式なども残っており人が集まり盛大に開催されています。
それをエンターテイメント化するのです。
コロナの影響で屋内で人が集まることも難しくなりますし、屋外で近所の人を集めて建物毎に工務店さんの作るショーを見らえるなんてとても思い出に残るしただただ楽しいですよね!

どんなショーにするの?

建て方は一日作業ですのでその中の1時間程度、音楽を流しクレーン車で人がアクロバティックな動きや建て方作業をしお餅を投げたり、棟札を掲げたり、作業や儀式をよりエンターテイメントにするというものです。
もちろん、お客様以外の参加(親戚や友達やご近所)が必要なので有料での予約制となります。

こういいた形で現状の施工自体をショーにするのが一番楽しいし思い出にも残るような気がします。

お客様の子供達が将来そんな恰好いい棟梁を目指してもらえたらうれしいななんて思ったりもしています。


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