私語を注意？

先生の話を聞かずにしゃべっている小学生に、先生になったあなたたちはなんて思う？

『うるさい。』

そう思うのかな？
『私語をやめて欲しい。』
そう思うのかな？

今のあなたたちは、講義中の自分たちがうるさいという事に気がついていないのかもしれない。
周りに迷惑をかけている事に気がついていないのかもしれない。

周りに気を使ってひそひそ声でおしゃべり。
でも、それは雑音にしか聞こえない。
意味がないのだ。

じゃあ、実際に逆の立場になったらどうする？

私も将来、教員として前に立ち、私語を注意する時が来るだろう。
私語を止めるには、小学生自身が集中して話を聞くという意識も重要だ。

しかし、先生自身にも、注目させる工夫が必要だと思う。
それは、引き込まれるような話し方、内容。
そこに工夫があるのではないか。

絵本を、読む。

大学で“子どもと絵本”という授業を受けている。
その授業の先生は、とても優しいが、悪く言えば生徒に舐められやすいタイプの先生なのかもしれない。

授業が始まっても、私語が絶えない。
先生も、注意をしない。

しかし、先生が絵本を読み出すと、ピタッと私語が止む。

魔法のようだ。

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