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上場を目指す・事業価値を上げるということ

上場を目指している会社は、常に高い成長を求められる。

爆速で、成長だ!!!

て言うけど、ビジネスは、皆が日々一生懸命頑張っている通り、急に売上が立つわけでもなく、超大変でオペレーショナル。
多くの企業が上場を目指しているというけど、必要なの?


事業価値て、どうやってあがっていくの?

そこに明確な答えはないのだけど、事業価値を上げる組織を作ることが今の自分の役割なので、自分なりに考えを、自分の言葉で書いてみました。

スタートアップで働いている方・働くことに興味がある方・事業会社で働いている方に読んでいただければと思います。

まず、事業価値とは。

事業の持つ価値を金額で表したもの、簡単にいうと事業が稼げる力。

これは、将来への期待も含む。つまり、今稼げてて、これからも稼げそうと期待されると、より高い価値が市場でつく。

そもそも、事業は成長しなければならないのか?

お金を入れる投資家の利益、国としての発展などの点では、イエス。でも必ずしも成長だけがゴールではない。つまりは、ミクロレベルでは、個人の意思だったりする。

自社(ファインディ)ではどうだろうか。日本の事業成長をテクノロジードリブンに増やすビジョンがある。それを自分たちがやりたい意思がある。

つまり、事業を成長させたい意思がある。結局はエゴでもある。だけど、その未来を実現できたら面白そうだから、やってみたいてこと。

そのためになぜ上場が必要なの?

これも意思の話。

まず、忘れてはいけないのは上場する目的は、ビジョンを達成するための資金調達、そして知名度、信頼度をあげること。

ファインディの場合、エンジニアのインフラになって、個人や企業に当たり前に使ってもらう存在になりたい。社会の中での信用性とか信頼性を増やし、社会の公器として、より透明性をもってビジネスをやっていくことが必要だと、自分は考えてる。だから、ファインディは上場を目指している。

つまりは、意思である。

事業価値はどう上がるのか一言で言うと、成長が必要。

成長する主語は、個人であり、組織であり、売上である。じゃあ売上をあげるのは誰か?個々の全員の力になる。MIT教授のダニエル・キムの提唱する組織の成功循環モデルの話があります。(過去いたリクルートではぐるぐる図と呼ばれ、よくこの図を使っていた)

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関係の質が、思考の質を生み、行動の質を生み、結果の質につながる。組織力を上げることが、成功を生み、売上に繋がる。つまりは、良い組織を作り、皆で考えて動き続け、良いオペレーションを作り続ける、その積み上げが売上成長につながり、事業価値は上がっていく。

弱者の戦略

よし、じゃあとにかく仲良く働きまくれ!てこと?

そうではない。良い組織を作って、無策に頑張れば良いと言うことではない。スタートアップは時間、お金、人員のリソースが限られている。強者に勝つためには、新しくビジネスモデルを生みだし、勝者になるための戦略が必要である。

ここで、ランチェスターの提唱する弱者の戦略という話がある。戦略の基本は、強者と同じ土俵で真っ向勝負をしない。人的リソースが強者である大企業と比較すると圧倒的に足りていないので、同じ市場で真っ向から一騎打ちや接近戦を行っても勝てない。

上場ってどうやるの?

上場するということは、「誰でもその会社の株を買える状態」になること。だから、業績の開示、投資家とのコミュニケーション、法規制をちゃんと守れる体制づくりがそのために必要。

上場企業として安心して、お金を貸してくれる銀行、利用してくれるエンジニア。皆の信頼に応えれる組織にならないといけない。ただ業績を伸ばしていれば良いのではなく、社会的責任を果たして、信頼に足る会社になるということ。

これは、上場準備室や管理部だけでやるものではなく、皆で作り上げる。それが上場準備である。

結局は、意志の力

事業価値を上げ続けるコミットも、良い組織にすることも、売上を伸ばすことも、上場を目指すことも、全てが意思である。そして、その意思を支える土台であり、指針になるのがビジョンである。

成長を、貢献を楽しもう大変なことも多いけど、だからこそスタートアップは楽しい。会社を組織を皆で作り上げることを楽しもう。

リクルート新社長出木場さんが、インディード時代に、10年後、自分の子供から、インディードがない時代はどうやって仕事探してたの?っていわれるようなプロダクトにしたいと話していて、震えた。


同じように、将来誰かがTwitterか何かで、ファインディて10年前にはなかったんだ、不便だっただろうな、みたいに言わせたい。
その時、ドヤ顔で言いたくないですか?自分が大きくしたんだぜ、て。
自分の成長を、会社の成長を、自分の貢献に酔いしれて、楽しもう。

変えた方がいいことがあるなら、変えようと言おう。  

やりたいことがあったら、やりたいと言おう。
そういう組織を作って、皆で楽しく仕事していきたいですね!

ファインディでは、一緒に働きたい仲間を募集してます!

採用ページはこちら:https://careers.findy.co.jp/


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