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スキンケアのこと

ある日コンビニに入った時にコンビニにしては商品が充実していたのでなんとなくスキンケア商品を一揃い買ってしまった。

それ以来いろんなというほどでもないけど、パッケージの見た目が気に入ったスキンケアのあれこれを買っては使い続けていた。おかげで何もしていない成人男性よりかは多少肌が綺麗だと思って過ごしてきた。実際に肌がきれいだねと褒めてくれる人も多かったのでそうなんじゃないかと思う。

住む場所が変わったりしてアレルギー性のものが増えたようで肌荒れとかアトピーとかで肌が爆ぜた。

市販の薬品やお得意のスキンケアでなんとかしようと頑張ったが頑張れば頑張るだけ肌へのダメージが強く、肌が修復されないまま顔からはなんかやばそうな液が流れ続けて恐ろしいことになった。

流石に怖くて仕方がなかったので皮膚科へ行って薬をもらったら嘘みたいにきれいになったし、スキンケアにあれほど躍起になっていたというのに市販品を使わず処方された保湿ローションだけで肌の状態が子どもの頃よりいい気がする。

皮膚科にはいい思い出がなく、酷い目にばかりあってきたのでいつのまにか皮膚科の前を通る度におのれ皮膚科め!と心の中で呪い続けてきた。ぜんぜんいい思い出がなかった。

この歳になって真の医療行為と出会って、心までも治療を受けている。

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