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仕事での《居場所を伝えること》の大切さを感じる

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【今週の自戒】
〜仕事での《居場所を伝えること》の大切さを感じる〜

日頃お会いする方々、
・今この案件はここまで進んでいます
・あの件はAさんに伝えて返事待ちです
・Bさんに伝えましたが結果確認しておきますね
この様な会話が日常であり、
コミュニケーションストレスとは無縁。
《ビジネス上居場所をキチンと伝えてくださる方々》
に囲まれて有り難いです。

先日久しぶりに連絡した方、
先様に収益をもたらせる可能性を感じ
連絡をさせていただきました。
非常に喜んでくださいましたが、
その後、数日経過しても
しかし、一向に、
・いつまでに
・だれが
・どのように
・そして今どうなってるのか
《居場所》は2度連絡してようやく
いつまでにのみ返事がありました。

ビジネス、仕事上で、《居場所》を
伝える、まずはその大切さをこの方が
思い起こしくださって、感謝しています。

見方を変えるだけで
いろんなことに気付ける
思いを巡らすこともできる。

《居場所》をキチンと伝えられる人は
信頼できる、長い付き合いができる。
結果、無駄なコストも、心配もなく
やるべきことに集中すれば結果もでる

今回、私がこの方に声を掛けなければ、
そもそも安請け合いをしなければ、
済んだ話。

そろそろ依頼者にお詫びしよう。
そして前向きなことに。
心を変えて、素敵な方々との1週間を!
今週もよろしくお願い申し上げます!

あるべき姿を自分と対話できるように。
ぶれない判断軸を大切に。

自分自身無知でよかったと思います。
たくさんの皆さんから学べて感謝です。

【私の武器は無知】
ウィリアム・A・コーエン氏の心に響く言葉より…

ジャック・ウェルチがGEの経営者として大成功できたのは、ドラッカーからふたつのことを問われたからだ。
「GEという会社をこれから作るのだとしたら、いまのような事業としますか」と
「ひとつめの問いに対する答えがノーの場合、どうされますか」である。

いろいろと考えたウェルチは、利益は出ているが期待ほどではない事業を整理していく。
そしてその結果、全社的な効率が上がり、GEはすさまじいばかりの成功を収めたわけだ。
「市場で1位か2位になれないのであれば、その事業は売却するか整理する」がウェルチの打ち出した基本方針だった。

実はこの20年近くも前の1964年、ドラッカーは『創造する経営者』でこのふたつの問いにつながる廃棄理論を検討しており、ウェルチに対するふたつの問いは、この理論の応用だった。

T型フォードは20世紀にもっとも影響力のあった車だとされている。
正確には、「ザ・カー・オブ・ザ・センチュリー」で1位に輝いたのだ。
それも当然と言えるだろう。
なにせ、T型フォードは1908年から1927年まで累計で1500万台以上も生産のだ。
この19年間に若干の改良がないことはなかったが、T型フォードは基本的に当初設計のまま、変更なしであることが特徴だった。
「黒である限りは好みの色が選べる」とフォード車自身が宣言したくらいだ。

対してゼネラルモーターズ社は、さまざまなデザインとオプションの提供で対抗。
ヘンリー・フォードは、一言、「T型フォードのデザインは『最初から正しい』、だから変更しないのだ」と切り返した。

だが実際のところ、他社の新製品に対抗できなくなってT型フォードは姿を消す。
フォード社に成功をもたらしたデザインではあったが、もっと早く、何年も前に捨てるべきだったのだ。
それをしなかったがために、フォードは、40年もゼネラルモーターズの後塵を拝することになる。
その対価が、「最初から正しい」と宣言できたこと、また、廃棄しなかったから得た若干の利益のみではあまりに残念だと言うしかないだろう。

つまり、なんであれいましていることを捨てられるよう準備しておかなければならないし、同時に、新しいものを全力で生みだせるように準備しておかなければならない…これがドラッカーの考え方である。
継続的な改良、果実の回収、イノベーションを進めるかたわら、廃棄しなければならない。

『ドラッカーの全教え』大和書房

さまざまな業界でコンサルタントとして成功できた秘訣を尋ねられたドラッカーは、こう答えた。
『私は、コンサルティングする業界の知識や体験をもとに問いを投げたり対応したりしことはないよ。
逆だ。
知識も体験も使わない。
まったくだ。
私の武器は無知。
どういう業界のどういう問題であっても、それを解決しようとするだれかを助けるには、無知が一番大事な要素になる。
使い方さえわかれば、無知はそんなに悪いものじゃないよ。
そのあたり、経営者なら知っておいて損はないね。
問題に対処する際、過去の経験から知っていると思っていることをベースにするのではなく、なにも知らないと思ってあたるべきなんだ。
なぜなら、知っていると思っていることは、案外まちがっているものだからだ』

昔から、商店街や地方を活性化させるのは、「よそ者、若者、ばか者」だと言われる。
昨今ではその条件にあてはまらない事例がだいぶ出てきているが、いずれにしても、他の人とは違った視点を持ち、いわゆる「無知」を武器にして、リスクを恐れず行動するという点では、同じだ。
パナソニックの創業者、松下幸之助氏は、それを「素直な心」と言った。

『一般に、素直な心というと、おとなしく従順で、何でも人の言うことをよく聞いて、よかれあしかれ、言われたとおり動くことだというように解釈される。
しかし松下幸之助のいう“素直な心”はもっと力強く積極的なものである。
それは私心なく、くもりのない心、とらわれない心、自分の利害とか感情、知識や先入観にとらわれず、物事をありのままに見ようとする心である。
人間は心にとらわれがあると、物事をありのままに見ることができず、その実相、真実の姿を正しくとらえることができない。
それでは判断を間違え、行動を過つことになりやすい。
それに対して素直な心は、何ものにもとらわれず、物事をありのままに見ることのできる心である。
したがって素直な心になれば、物事の実相が見える。
それに基づいて、何をなすべきか、何をなさざるべきかということも分かってくる。
なすべきを行ない、なすべからざるを行なわない真実の勇気もそこからわいてくる。』(松下幸之助ハンドブック)より

ドラッカーのいう「無知を武器にする」とは、素直な心で、知らないことは尋ねたり、教えを受ける。
そして素直な心で、とらわれず、決めつけず、おごらず、意固地にならず、物事を謙虚にありのままに見る。
すると、「〇〇でなければならぬ」という「ねばならぬ」がなくなり、もっと自由が発想がでてくる。

「打つ手は無限」という言葉がある。

素直な心で、自分の「無知」を生かせば、どんな困難に対しても、「打つ手は無限」となる。

上記の【私の武器は無知】については人の心に灯をともすより引用しています。

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