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なにかにコントロールされているかもと思う最近のお客様への提案。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

杉田木工所LINE公式アカウント

お仕事をしていて、最近
ふと思ったのですが、いろいろとコントロールされている。
のではないかと。

コントロール

『メーカーによるコントロール』

先日、愛知県外のお客様から赤いラメ入りの
化粧板を天場に貼った3年前に取り付けた、
とある焼き肉店さんのテーブルの写真を杉田木工所Boo-logから
ご覧になり、同じようなテーブルが欲しいのですがと詳細を
尋ねられました。

しかし、そのテーブルの天場に貼ったメラミン化粧板は、
写真の焼き肉店にテーブルを納品後、すぐに「廃番」となり

現在は、受注生産でメーカーが生産販売してくれるのだが、
出荷最少枚数が決まっており、必要とされる枚数を上回って
購入すれば、その分は「赤字」となり、受注生産もメーカーに

お願いは出来ません。

焼き肉店のテーブル

結局は、同じようなテーブルを製作する方法がなくなり
お話はなくなってしまいます。

以前にも、東京の建築現場の監督さんから、同じメラミン化粧板が
入手出来ないかと、お問い合わせがありました。
その時も、やはり、メーカーが出荷する最少枚数がネックで

杉田木工所は、受注に至りませんでした。

『住宅メーカーによるコントロール』

3年程前に、個人のお客様が杉田木工所を
たずねてこられました。

とある、某住宅メーカーでご自宅を新築してもらう
予定だか、2部屋ほど、某住宅メーカーの用意している
バリエーションのいずれにもお客様が「ときめく」ラインナップ

が無く、某住宅メーカーが用意したバリエーションのラインナップに
ご不満があるようでしたら、その2部屋の住宅設備品は、お客様ご自身で
探してください。と某住宅メーカーさんから言われたようで

杉田木工所をたずねて来られました。あとからわかりましたが
杉田木工所以外にも、数社にお客様ご自身が選んだ住宅設備品で
相見積もりを取られていたようで、残念ながら、杉田木工所は

入札から漏れてしまいました。


『住宅メーカーによるコントロールその②』

家具屋 杉田の友人で、10年近く前に家を建てた友人がいます。

この友人が建てた家に、各部屋にエアコンを取り付ける事に
なっているわけですが、このエアコンメーカーの選択肢が
2社しかない。と言う事。

1年間に何軒も住宅を住宅メーカーさんは、建てるわけですが
エアコンメーカーを数社に絞り、大量に発注して仕入れて
自社で建てた住宅に供給するのですが、2社のどちらか

からしか選べないと言う。
確かに、エアコンメーカーもいずれも同じ白色で見た目も
違いがわからず、性能もどこも凄いとなると横並びなのでしょう。

でも、だからと言って、2社しか選択肢がないって少なすぎませんか。

大量にメーカーに発注する事で、1台当たりの単価を大幅に
下げさせてメーカーで生産しているラインのすべてを購入。
在庫になっても返品しないなどの条件で、ライン買いする。


【行き過ぎていないか。メーカーや仕入業者の判断】

いずれも儲けを出す仕組みをメーカーや仕入れ業者の
アイデアで作られた仕組みではあるが、ちょっと
行き過ぎてはいないだろうか。

どれもお客様に有益な仕組みとは思えず
赤いラメ入りの化粧板に関しては、今後、
中華料理店や焼き肉店で赤いラメ入りの化粧板を使って

テーブルやお店のディスプレイなどを製作する事が出来ず
中華料理店や焼き肉店の色彩概念を変えるメーカーの
化粧板「廃番」判断であります。

時代とともに、変わる事もあれば、変わらないものもある。

バリエーションを増やせば、在庫も出るしその後の処分にも
影響が出る。

少子化や若者の自営業者離れなども影響があるのだろうか
メーカーのラインナップ削減や仕入れ台数の絞込み。

今年の化粧板の流行色は「緑」と聞きました。
割と世の中のいろいろなモノに「緑」が流行色として
扱われている。ようなことも聞きました。

ホントに流行るかは、蓋をあけてみないとわからないと
思いますが、その流行りを信じてメーカーはその色の商材を
取り揃える。だれか仕掛け人でもいるのだろうか。

住宅設備品やエアコンに関しては、
コントロール以外の何物でもないと思いますが。

なにか、違ってやしませんかねぇ。
これらの判断。
みなさまは、どう思われますか ?

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