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いろいろな商スタイル。お客様がご納得しているのであれば有りみたいです。勉強になるやら、「・・・」と思うことやら。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

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20数年前、家具屋 杉田の身近に
とある「ブランド」が一時期目の前にずっと
存在し続けている時期がございました。

そのブランドとは、「LOUIS VUTTON」。
言わずと知れた日本人が大好きなブランドであります。

当時結婚したばかりで嫁さんが
「一生モノのカバンが欲しい」というので、名古屋に出来たばかり
だったと思いますが、ルイ・ヴィトンの名古屋路面店でカバンを購入
しました。

新婚旅行で、イタリアに行ったのですが
嫁さんが、妹から「LOUIS VUTTON」の財布を
貰ったものですから、イタリアの「LOUIS VUTTON」で
財布を妹から頼まれまして、イタリアの「LOUIS VUTTON」で
財布を買いました。


「LOUIS VUTTON」の名古屋路面店では、
嫁さんとお友達で出かけまして、その後合流したので
名古屋店の事はよくわかりませんが

イタリアの「LOUIS VUTTON」では、お店の中まで
入りまして、店員さんとやり取りをしたのを憶えております。

新婚旅行で同行して頂いた現地コーディネーターの方から
「LOUIS VUTTON」というお店は、お店の中にも
ほとんどカバンや靴などの商品は並んでおらず

店員さんに頼んで商品を指定して在庫があれば
見せてもらえる。と教えてもらい

店員さんとのやり取りも、お店に入ってすぐに
「カバン見せてください。」といきなり言っては「ダメ」
です。とも教えていただきました。

店員さんとのやり取りに関しては、
全く関係ない世間話から入る事。天気や自分の
出身国など、「LOUIS VUTTON」とはかけ離れた
話から入る事。それを実行いたしました。

お相手してくれたイタリア人の女性店員さんは
1年間日本で日本語を勉強したと言っておられたましたが
ほんとに片言ではありましたが、商談をするには
困らない程度に話が出来ました。

イタリアは、サッカー王国のひとつで
お店に「モノグラム」の柄のサッカーボールが置いており

店員さんと大いに盛り上がりました。
世界の著名人にこのサッカーボールをもってもらい
写真を撮って、その写真集がお店に置いてあり、
この写真集でも大いに盛り上がりました。

写真集に写っていた日本人で、印象的だったのは
木村屋というあんぱんで有名なパン屋さんの社長さんだったかな。
あとは、ソニーの社長を務められた出井伸之さんが
写っていたのが印象に残っています。

ここまでお読みになられて、お気づきかと思いますが
家具屋 杉田、「LOUIS VUTTON」にほぼ興味がありません。
なので、「LOUIS VUTTON」とは全く関係の無い話を

ずっとしていました。それが良かったみたいで
「LOUIS VUTTON」の店員さんからは、
「LOUIS VUTTON」のスカーフを頂いて帰りました。


「LOUIS VUTTON」という商スタイルは一種独特で
未だに、家具屋 杉田には理解が出来ない商スタイルであります。

  • お店に必要以上に、商品を並べない。

  • カタログもあるのですが、滅多に入手できない。

  • カタログにあるからと言ってお店にあるとは限らない

  • お店に無いからと言って欲しいから取り寄せて欲しいといってもいつ入手出来るはかはわからない。

  • 生産停止時期も不明。

  • 店員さんとは、「LOUIS VUTTON」とは関係ない話をする事。

日本の商事情では考えられないような事柄が
聞いているとずっと並びます。
20年以上も前のお話なので、現在はよくわかりませんが。

ネット販売やeコマースという言葉が出て来た時も
こんな商スタイルが成立していいのか。と思いましたが

「LOUIS VUTTON」はほんとに衝撃でした。

「ブランド」とはこういう商売のやり方でも
通用するみたいです。最初からこのやり方でやっていたとは
思えませんが、どこかで現在の商スタイルになったのだと推測
いたします。

真似は出来ません。無理です。
高級ブランドには、割とお客様にご不便をおかけしても
「ブランド」側の都合でお客様にご納得いただく
内容が多いように見受けられます。

日本の「ブランド」で世界に通用する「ブランド」も
あると思いますが、「LOUIS VUTTON」のような
商スタイルをとっている「ブランド」は無いと思います。

日本人のきめ細やかな心遣いが世界で「素敵」と
言われて、日本ブランドは世界て評価されているのだと
自負したいと考えます。

国民性もあると思います。
「LOUIS VUTTON」はフランスの会社さんです。
フランスの文化がエッセンスとして育んだ商スタイルです。
度台、日本人、特に家具屋 杉田のようなガサツな日本人には
理解が出来ないです。

ジウジアーロ氏。奥山清行氏。深沢直人氏。草間彌生氏。

このような方々の作品やデザインが、家具屋 杉田は
好きであります。

この方々のような雰囲気のお仕事が出来たら、
良いなぁと家具屋 杉田は憧れております。

ジウジアーロ


深澤直人


Infobar


奥山清行

「便利」。「たのしい」。
そんなオーダーメイド家具のご提供を目指しています。

「LOUIS VUTTON」ほどの「華」はありませんが
毎日、目に入る視界の先に
世界にひとつしかない家具が並んでいる。

その存在感に「エネルギー」を宿したい。

杉田木工所の中心に据えるフィロソフィーです。

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