使い勝手の悪い既設「テレビボード」の取替工事。第二部。既設「テレビボード」の撤去。死闘編。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
2023年05月12日(金曜日)
本日は、杉田木工所noteにて
blogをお送りいたします。
前回の続きであります。
↓前回の記事です。
お客様のご自宅完成時に
すでに壁に埋め込まれていた「既設テレビボード。」
あらたに製作しました「テレビボード」と取り替える
前に、「既設テレビボード」を撤去しなければなりません。
壁に簡単に取り付けておいてくれれば
かんたんに交換出来たものを、壁に埋め込まれている
ものですから、撤去するといっても
いろいろと策を考えたのですが
「壊す」しか、もはや、やりようがありません。
工事当日、お客様はこの工事のために、わざわざ
「有給休暇」を取ってくださいました。
ありがとうございました。
お客様宅でのお打合せ時に
最初、お客様のお仕事の休日に施工して欲しいと
ご要望されましたので、
それでは、土日で施工させて頂きます。とお伝えをして
打ち合わせから帰ったのですが、
その後、杉田木工所LINE公式アカウントにお客様から
ご連絡がありまして
お子様たちがいない平日の方が、工事がやりやすいのではと
提案されまして、工事中にお子様がいらっしゃると
なにかと危ないものですから、
家具屋 杉田もすぐに了承いたしまして、
平日に施工する事に相成りました。
施工日当日。
午前9:00にお客様宅に到着後
すぐに「既設テレビボード」の撤去に取り掛からせて
頂きました。
木くずも出ますし、ほこりも出ます。
出来る限りの養生はさせて頂きましたが限界がございます。
お客様にはご了承の上施工させて頂きました。
何年に1度。
このような撤去作業に出くわす事があるのですが
大変であります。
もうやるが必死なので、施工中の写真はありません。
ご了承ください。
午前9:00からはじめまして、午前中で
なんとか撤去する予定でしたが、少し残ってしまいました。
お昼になりましたので、お昼休憩後に作業再開。
結局、14:00ごろまでかかってしまいました。
実に5時間であります。
【撤去に使用した道具たち】
ジグソーで数本の筋を作って
パワーソーで細かく切る。
ノミで叩きながら、集成材を少しずつ崩していきます。
【施工前の季節テレビボードの写真です。】
【撤去後の既設テレビボード跡】
予想していた通り
バックパネルに使われていた集成材の面面(つらめん)とクロスが
貼ってある壁がつらつらに合わせてありました。
※つらつらとは、段差が無いフラットな状態。
予想より
撤去にお時間は掛かってしまいましたが
集成材の崩しが、わりとスムーズに展開いたしましてので
きれいにテレビボードが撤去出来ました。
【次回、あらたに製作した新規テレビボードの設置】
撤去したテレビボードは
粉々になってしまいまして、「土嚢袋」3袋分に
まとまりました。
杉田木工所では、現場で
出てしまった木くずやベニヤなどは
細かくいたしまして、このような「土嚢袋」に入れて
産業廃棄物処理会社さんに処分をお願いしております。
【2022年度中に杉田木工所から排出した産業廃棄物を適正に処理したことを書いた記事】
次回、新規「テレビボード」の
設置と製作していた時のことについて
書きたいと思います。
乞うご期待。
【杉田木工所へのお問い合わせ先】
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