【大暴露】炎上系TikTokerの裏側
TikTokやりたい人は必見、アルゴリズムの謎
どうも、炎上系TikTokerのプロデューサーです。
炎上系TikTokerをやっとりました。
そこそこ人気が出ました。
今回はその経験を語りますぞ。
⚪簡単な自己紹介
・炎上系ティックトッカー
・ファンはほぼいないのに爆発的再生数
・アルゴリズムと戦っただけ
・飽きられて即引退
・顔出しせずに70万再生の動画あり
では、順番に話していきましょう。
◾謎の老害、現る。
「文武両道は甘え!男ならどっちかを極めろ!」
テングの仮面を付けた謎の人物が、訳のわからない主張を熱心に展開する。
老害TVというアカウントから投稿される動画が、ティックトックで炎上した。
その他にもいくつかの動画が炎上。
「高校球児は坊主にするべき!」
という動画は70万回再生以上(2020/11月時点)され、見事大炎上を記録した。
TikTokで最初の動画を投稿してから4日間で4本の動画を投稿し、累計再生回数は100万回を越えた。
その後も似たようなテイストの動画を数多く投稿。定期的に炎上を繰り返した。
数多くの動画を炎上させ、再生回数とコメント数でトップレベルのプレイヤーに並ぶ動画をいくつも作った「老害TV」。
実はこれ、ほとんど全て計算である。
動画の炎上と「バズる」は全て計画的に生み出され成功したものだ。
今回はこの騒動について話そう。
このアカウントを企画しプロデュースした私が、何を考えなぜ上手くいったか。
この記事ではそれらを全て語ります。
⬇️TikTokのアカウント
tiktok.com/@rougaitv
◾企画の背景
なぜこんな企画を思い付いたか話す。
まず、最近TikTokがキテるということを色んな所で耳にするようになった。
そこで話題のアプリについて調べた。
ユーザー数、ユーザーの伸び、優秀なアルゴリズム、そして使いやすさと面白さ。
誰がどう考えてもTikTokは「これから伸びるSNS」だった。乗るしかないこのビッグウェーブに。ワシはそう考えた。
この俺が投稿を開始した時期、TikTokとアメリカのゴタゴタもあったが、それでもアプリが急になくなるなんてことはないだろう。
では、乗るしかない。
改めて乗るしかないこのビッグウェーブに!オラ、ティックトッカーになる!
◾目的
このようにして流行のアプリTikTokに参戦することを決めたのだが、やるからには徹底的にやりたいのがアタイの性分。
まず、以下の項目を分析した。
・TikTokの特徴
・TikTokの攻略法
・TikTokで出来ること
そして戦略を立てることにした。
以下より各項目の詳しい説明に入るが、マニアックな部分もあるので注意。
🔘TikTokの特徴
TikTokの特徴は、一言で言うと「新規のプレイヤーに優しすぎるアプリ」である。
これはもちろん、ユーザーではなく投稿者から見た特徴だ。
どういうことか説明しよう。
まず、あなたが自分の作った動画を多くの人に届けたいと考えたとする。
すると、どのSNSを使うかが問題になる。
「Instagramはリーチ数が伸びにくいし
Twitterはいきなりバズるのは困難で
あとはYouTubeかTikTokがあるかな」
とこんな風に考える人がほとんどだ。
つまりTikTokかYouTubeで迷うことになる。確かに動画プラットフォームという点ではこの2つのアプリは似ている。
しかし断言しよう。
YouTubeは新規に厳しい!
無名なあなたの動画なんて誰も見ない!
詳しくお話しましょう。
まず、自分がYouTubeを見るときのことを想像してみて欲しい。
アプリを立ち上げ面白そうな動画を探し、サムネイルが良い感じならクリックして動画を視聴する。
大方こんなもんだろう。
さあ、ここで私が何を言いたいか。
それは「オススメに表示されない動画は基本見られない」ということである。
あなたが動画を見るとき、検索して動画を見ることは少ないはずだ。
そうなると、オススメに表示される動画以外は、あなたの目に入ることすらない。
つまりYouTubeのアルゴリズム上、新規のプレイヤーの動画はユーザーの目に入ることがメチャクチャ難しいのだ。YouTubeをやっている人なら分かると思うが、動画のインプレッション(誰かの目に触れる数)を伸ばすというのは非常に大変なことである。
一方でTikTokはどうか。
自分がTikTokを使うときを思い出す。
まずアプリを立ち上げるとレコメンド(YouTubeで言うオススメのこと!)にのっている動画が流れる。面白くなければスクロールして次の動画を見る。
そう、TikTokではサクサク動画が流れる。一度の使用における見る動画の「数」がYouTubeより抜群に多い。
これはTikTokというアプリの設計によるものだ。飽きやすく集中的のない若年層にとっては、短い動画をバンバン見ていく使い勝手が非常に気持ちいいのである。
よって新規のプレイヤーにとっては
「YouTubeのオススメにのるよりもTikTokのレコメンドにのる方が簡単」
となるのは当たり前なのである。
そしてオマケに、TikTokはどんな動画でも一定のインプレッションを確保してくれるという素晴らしいアルゴリズムを持つ。
🔘TikTokの攻略法
新規参入者にとってのTikTokの攻略法はたった1つである。それは
「動画をレコメンドにのせること」
以上!
これは色んなサイトやブログを見ても共通して言われていることで、また実際に動画を投稿した経験からみても間違いない事実である。TikTokで動画の再生回数、フォロワー数を伸ばしたいなら、この一点のみを考えればよい。
とは言っても、じゃあレコメンドにのるにはどうすればいいのかという話になる。
これが非常に難しい。というか、TikTokのアルゴリズムが公開されていない以上答えなんてないのである。
※GoogleやYouTube同様、TikTokももちろん独自アルゴリズムを公開してません。
よっていくつか仮説があり、その中でも有力なモノを信じて皆さん頑張ってるのだ。
具体的には以下のような指標が重要とされている。
・視聴維持率
・視聴完了率
・視聴時間
・いいね数
・コメント数
・保存数、シェア数
この中でも小生は視聴完了率と視聴維持率が大事だと考えたのだが、理由はまた後述する。
🔘TikTokでできること
TikTokで何が出来るのかを考える。
これは、YouTubeなら広告収入が得られるしInstagramならインフルエンサーとして案件がもらえるし、といった話だ。
結論から言うと、TikTokはマネタイズが難しい。案件は他のSNSほど多くないし、また広告収益も現状(2020/10/1)はない。
しかし、今後のことを考えると話は違う。
既に中国ではLIVE配信などでマネタイズが可能になっているとのことで、今後日本でもマネタイズが可能になるかもしれない。
そして、TikTokの異常なユーザー数の伸びを考えると今後はマネタイズもしやすくなっていくと考えられる。
というか、最初はエンタメ多めで段々ビジネス系が増えてくという流れがYouTubeそっくりなので、YouTubeのたどった道を考えれば当然であるのだが。
まとめると、現状は投稿側にメリットが少ないTikTokだが今後この状況は改善していくだろう。
◾いざ、参入
研究を重ね、ハック法を調べ、いざ参入!
さてまずは目的を決めよう。目的は
「多くの人にクソ動画を届ける」
にした。そして副産物としてTikTokのノウハウが得られれば今後のためにもいいなー軽くと考えた。
というわけで、コンテンツ作りとポジション作りをどうやったか今から話そう。
メディア事業の定石として、オイドンも以下のような手順でコンテンツを企画した。
①目的を決める(多くの人にクソ動画)
②ターゲットを決める
③SWOT分析
目的はもう決まっていたので、あとは②である。アチキは単純な目的だったのでこれで良かったが、人によっては「YouTubeの登録者を増やしたい」とか「自社商品を売りたい」とかになってくるので、それに応じたターゲット設計が必要になる。
話を戻すと、ワシは「多くの人にクソ動画を」という目的なのでターゲットは特にない。ということで、ターゲットはTikTokのユーザー層に合わせて、いったん「学生」としておいた。
最後にSWOT分析だが、分かりやすく言うとこれは、自分が何を提供できるか考えるということである。
人気ティックトッカーを想像してもらえれば分かりやすい。可愛さ、かっこよさ、面白さ、エロ、タメになる、などがこれに当たる。
ちなみにワイはイケメンではないし、抜群のトーク力もない。またビジネス系をやるにしても特に実績がない。そしてガッツリ企画を作るのもメンドクサイ。
そこで正攻法では攻められないとなった。
ではどうすればいいか。
ここでまた②に戻ろう。
ターゲットは暇なキッズ。そして言葉は悪いがキッズのリテラシーは低め。
彼らはなにを求めている?
そう、炎上だ!
こうして安易に決まったコンテンツか、老害TVの炎上芸である。
もちろん炎上芸にも競合は存在する。
具体的は挙げないが、既に炎上芸で有名なティックトッカーは数多くいる。
ここでまた分析をすると、あるポジションが見えてきた。それは「老害芸」である。
◾「老害芸、受けんじゃね?」
年配の芸能人や引退したスポーツ選手が、世間に対して渇を入れるというアレ。
スポーツ番組でよくあるアレ。
芸能界にもたまに見かけるアレ。
そう、ボクちんは老害芸が大好きである。
理由は2つある。
1つめは、意味不明な主張。
2つめは、絶対的な自信である。
まず1つめについてだが、老害の主張というのは大方 論理が通っていない。言っていることがチグハグで、また盲目的に昔が正しいという意見しか言わない。
次に2つめについてだが、ヤツらはなぜか自信がある。自分の意見が正しく最近の若者は 間違っていると確信している。
ガバガバ論理を、堂々と主張するという笑いのひとつの完成形。
よってワイちゃんは、老害芸が大好きなのである。
実際に普段から友人と老害ごっこをしてたりするし(流行ってるんだお!)、また世間でもご意見番として人気の方(とある朝のスポーツコーナーだよ!)がいらっしゃる。コンテンツに価値があることは分かっていた。
これはTikTokでやっても受ける。
ウチはそう確信した。
◾デビュー戦、勝利!
コンテンツが決まった勢いで、すぐに動画を2つ作成した。
・球数制限なんてやるな、軟弱じゃ!
・定時退社するな、もっと働け!
とどちらの動画もお手本のような老害芸。
現代に逆行するアホらしい主張をした。
すると次の日、動画は4万回再生を記録していた。これには驚いた。
球数制限の動画が4万回、定時退社の動画が3万回近くとどちらも異常な再生回数。
ここまで再生されるとは!
こんな再生回数、Twitterでもあんまり見たことがない。
やはりTikTokは新参者に優しい!
ありがとう運営さん!
ごっつぁんです!
運営さん大好きぃ!
◾アルゴリズムの分析
なぜこんなにも動画が再生されたのか。
それは「動画がレコメンドにのったから」に違いない。ではなぜ動画はレコメンドにのったのだろう?
前述の指標をもとに徹底的に分析した。
するとこの動画の特徴から、世に出回っている仮説の真偽が分かった。
事実① いいね数は関係ない
これは炎上系のコンテンツだからこそ分かったことである。朕の動画は、内容が内容なため いいね数が極端に少なかった(この傾向は、その後も続くよどこまでも)。しかし再生回数はかなり多い。
つまり、動画の再生回数=レコメンドにのるかどうかにいいねはあまり関係ないのである。
事実② コメント数は大事
炎上系動画の醍醐味であるアンチコメントの多さ。ワテの動画はこれが非常に多い。論理がおかしいのに堂々としているということで、非常にコメントがしやすかったのだろう。他の人気動画と比較しても、コメントの数が異常に多かった。ここでコメント数はかなり大事だということが分かった。
そしてこれらの事実からいくつか仮説が立てられた。
仮説: 視聴維持率が大事
これは間違いない仮説。いくつかの指標を分析してみても、モレの動画がアルゴリズムに評価されたのはこの部分としか考えられないからだ。
すると他の指標についても辻褄が合う。
コメント数が大切なのは
コメントが多い
→コメントを見るから動画を最後まで見る
→維持率が高くなる
という論理になるので納得できる。
つまりコメント数が多いから評価されたのではなく、コメント数が多いと視聴維持率が伸びるから評価されたのだ。
※コメント数は偽装しやすいので重要な指標であるとは考えにくい
後から動画の長さを変えて実験してみて、尺ではなく維持率(もしくは視聴完了率)が大事だということも分かったので、これはかなり精度の高い説である。
つまりTikTokのアルゴリズムに評価される動画を作るなら、この視聴維持率を意識すれば間違いないということだ。
◾アルゴリズムのために
それでは、視聴維持率を高くするためにどのような工夫をしたのかまとめる。
①テングのお面【視覚的インパクト】
冒頭で視聴者が「!?」となるような仕掛けである。画面をスクロールしていく中で突然テングの真っ赤なお面👺が出て来たらインパクトがある。
よほどの美男美女でもない限り、冒頭のインパクトは狙って設計しないといけない。
TikTokユーザーは知らない人の動画はインパクトがない限り見ないからだ。効果的な具体例を挙げておく。
・「最後まで見てください」
・エッチな画像
・美男もしくは美女
・衝撃的な内容の文
・珍しい映像
・これから何か起きそうな感じ
・急展開
・定番企画の真似やパロディ
②編集
意識すべきはテンポと見やすさ!
🔘テンポ
・早口で話す
・ジャンプカット
🔘見やすさ
・テロップ入れ
・大きな文字
③コメントさせる
コメントさせるための工夫は以下の通り。
・意味不明でムカつく主張
・誤字を入れる
・論理的におかしいことを言う
とにかく隙を見せてやることが大事。自分がどんなときにコメントするか、を考えて様々な工夫をするべきである。
④音楽
とにかくトレンドの音楽を使う。
またサビのタイミングを調整して「最後まで聴きたい」の精神を利用する。
⑤意味不明な主張【内容のインパクト】
動画をスクロールしたら突然「~は甘え!」といって論理的にメチャクチャな主張を続けられたら見てしまうモノである。
これは他のコンテンツでは真似しにくいかもしれないが、転用するなら「先が気になる動画」である。
定説を否定する主張は、この人どういう理屈だろう?と思わせるには丁度よい。
⑥コメント返信
コメント欄を面白くするのは自分でやってもいい。自分は大喜利のようなコメント返信を繰り返すことで動画の初期ブーストをかけるのに成功した。
コメント返信をしまくった動画はそうでない動画に比べて伸びやすかったのでこちらも有効であったと言える。
例えば、文武両道は甘えという内容の動画に対し「イチローは頭良かったぞ!」というキッズのコメントが来た。これに対し「だからホームラン打てない」という意味不明なコメントを返信。すると54の返信がつき、コメント欄でも炎上することに成功した。
以上が具体的な施策である。
◾ガチでバズった動画
先ほどから言っているように、大炎上に成功した動画がいくつかある。
『坊主以外は甘え!』と『文武両道は甘え!』である。特に『坊主以外は甘え』は2週間で70万回再生、6000以上のコメントと爆発的に伸びた。
内容としては、野球部は坊主にすべき!最近の髪型自由の風潮はたるんどる!という典型的な老害芸である。
この動画が伸びた理由としては
・反論のしやすさ
・ムカつく主張
・程よいリアリティ(こういう人いる)
・#野球 で野球キッズを捕まえた
といったものが挙げられる。
正直エンタメ系なので分析が難しいが、この動画はあまりにもコメント数が多いのはこれらの要因であろう。もうコメント来すぎてオイドンびびった。
無理やりまとめると「賛否両論があるが明らかに否が正しい」みたいな意見が受けたのであろう。
◾やってきて分かったアルゴリズム
30個近くの動画を投稿してみて、また10以上のブログなどを読んできて分かったTikTokのアルゴリズムをまとめる。
投稿した動画は以下の手順によって
アルゴリズムからの評価を受ける。
🔘手順
1.少人数のレコメンドにのる
2.レコメンドに表示される回数(レコメンドで動画を見る人数のこと)が増える
3.更に評価の高い動画は伸びる
つまり伸びる動画は1→2→3→3→3….と再生され続け、そうでない動画は1で止まるということ。
そして1→2の間や2→3の間でアルゴリズムが何らかの評価をしてインプレッション数をコントロールしているということだ。
その評価としてワシは視聴維持率が最有力だと判断した。ここはブラックボックスになっている以上、確認のしようがないが恐らく視聴維持率が重要な指標とみられる。
以上が、炎上系コンテンツを投下し続けた結果分かったTikTokのアルゴリズムである。
この情報は人気者には得られないと思う。
なぜなら人気ティックトッカーはファンからのいいねが付いたりフォロワーが多かったりでワチキのように尖ったデータをとることが出来ないからである。
◾おまけ 老害TVの特色
炎上コンテンツ 老害TVは、そのコンテンツ故に様々な特徴があった。
個人的に面白かったのでそれを紹介していこう。
①信者が付いた
老害TVには熱狂的なファンが5.6人いた。途中からファンと共にコンテンツを作ったこともあった。
ファンは、アンチと戦いコメント欄を盛り上げてくれたり、老害TVの主張に賛成して議論を盛り上げてくれたり、また企画を一緒に作ってくれたりと大活躍した。
なぜこんな熱心な信者が付いたかはよく分からないが、仮面をつけて炎上するだけで信者ができる現象は不思議だった。まじ謎。
②いいね数とコメント数がおかしい
視聴回数を伸ばすためだけに頑張ったので、それなりに動画は再生された。計画以上の伸びで嬉しかったが、同時におかしな数字を観測した。
それは「いいね」が余りにも少ないということだ。例えば、坊主以外は甘え!の動画ではコメントが4000、いいねが1万というときもあった。
キッズはコメントしたいけどいいねしたくない。考えればわかる当然のことだが、数字としてハッキリ現れて面白かった。
③ターゲットとフォロワーが違う
前述の通り、老害TVは炎上によるバズりを狙ったコンテンツである。よってターゲットは反論したくなるキッズ。
特に学生が日頃感じている不満を刺激する動画が伸びたことからもこのターゲット選定は間違っていなかった。
しかし問題は、視聴回数がフォローに繋がらないことである。フォロワーは2000人を期に伸び悩んだ。
逆にその2000人は何やねん?
というツッコミを食らいそうなので説明すると、アンチ7割ファン3割といった感じだ(これはデータとれないので勘です)。
基本的にフォロワーは炎上したときに伸びるのだが、リアルタイムで確認したらこんな割合かなと思う。
以下、代表的な例を紹介する。
・典型的アンチ野球部クン
何かしらのアタシの動画を見てアンチコメントを残し、その後いくつかの動画を見てアンチコメントをした後にフォローする。恐らく次に動画を出したらまたアンチしてやる!といったモチベーション。
・頭のおかしな信者サン
動画のコメント欄を見て面白いと思い、あえておかしな意見でバトルに参戦(やっぱ定時退社はおかしいよね!のような感じ)。その後フォローして、来るべきアンチとの戦いに備える戦闘民族だ。
・傍観者チャン
動画にいいねをして黙ってフォローする謎の人物たち。本当に何考えてるんや?
・俺は分かってるマン
「名前見てネタだって気付こうね?」て言いまくってるやべーやつら。気付いちゃってるおれカッコいい!て感じかな。
④謎のインフルエンサー扱い
ご存じの通り老害TVは人気がない。あれだけの再生数(一週間で120万回は越えた)を誇るのにフォロワーは2000人と、バランスがおかしい。
しかしインプレッションが多いため、視聴者はアタイが人気者だと勘違いした。ワチキが何かの動画にコメントを残すと、その返信で「本物だ!」というコメントが相次いだ。いやいや、本物もなにも、、、。
まあ有名人みたいで面白かった。
◾老害TVの今後
アーシが書いといてこんなこと言うのもアレだけど、この文章を最後まで読むとか変人ですよね。まじ意味ワカンナイ!
さて、最後に老害TVの今後について話す。結論から言うとまたアホなことをやり続ける。変化球を投げてみるか、コンテンツを変えてみるか、よく分からない。
しかし何でもいい。変なことをやる。
まず、老害TVはここ最近再生回数が伸び悩んでいるのだが、原因はたった1つ。皆がネタに気が付いたからである。
これは仕方ない。実際に、上手く炎上した動画は、本気で反論してくれる人がいたので炎上したのである。
ネタだとバレ始めたらバズらなくなって当然である。(ネタ切れしたんだもん!)
よって人気のない炎上系になってしまった今、もう失うものはない。
大幅なテイストチェンジをするか、変化球を投げまくるかして飽きるまで遊ぶ。
よろしければそんな老害TVを見守っていて下さい。
tiktok.com/@rougaitv
◾最後に
【反省】
一応、マジ反省しとく。
メディアというのは常に新規獲得と既存ファンを喜ばすという2つの軸を持たなければならないと言われている。
しかし老害TVはこれを出来なかった。
なぜなら、新規と既存のターゲットがぶれすぎていたからである。
通常のメディアの場合、新規獲得とはつまり潜在層の発掘のことで、コンテンツのターゲットは広くなることはあっても変わることはない。
しかし老害TVの場合は新規とはキッズ、既存とはネタだと分かっている人。
完全に別のセグメントだ。
これが伸び悩みの原因かなと。
【分かったこと】
実験としてTwitterやYouTubeにもフォロワーを流そうとしてみたが、これは完全に失敗した。
どちらも全くフォロワーが伸びなかった(TikTokフォロワー1900人程度のとき始めたTwitterは、フォロワーが100人にもいかなかった)。
これの原因はたった1つ。
ファンを作っていなかったことだ。
アタシはTikTokのユーザーに対し、
・動画見る
→一部が他のSNSも見る
というジャーニーを描いていたが、実際は違ったのである。
・動画見る
→一部がファンになる
→一部が他のSNSも見る
という3段階があったのだ。
その点、アチキは「ファンを作る」がダメだった。一部謎の信者はできたが多くの人はファンにならなかった。この原因も言ってしまえば新規ターゲットとファンになる層のズレなのだが。
つまり小生は、出来の悪い広告を打ちまくっていたようなモノだ。インプレッション(露出)は増えたが購買には繋がらなかった。
でも、、、、
孤高の天才みたいでカッコいいもん!
センスあるけど売れない芸人みたいでかっこいいもん!
時代がワタクシに追い付かなかったもん!
そんな感じで言い訳してる。
◾アドバイス
皆、オラちゃんの失敗を一言で言うと
「新規ターゲットと既存ファンのズレ」
だからな。まともなファンが欲しがったらブレちゃダメだぞ。じゃあな。