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尾道のオミヤゲに

その土地ならではのお土産が大好きで、尾道でモノをつくっているからにはずっと作りたかったオミヤゲ。

どれもデッドストックな昭和の生き残りのがま口パーツを使っているので、なくなったら終わりですが。

中に入れるものは想定せず、とにかく見た目先行でどれだけ寄せれるかにこだわってつくりました。

尾道の島嶼部では、存在感が日に日に増しているレモン。

lemon case
お尻の尖り具合がポイントです
昭和の生き残りデッドストックながま口パーツ
がま口のチープさと黄色い上品なレザー、手縫い糸の具合が良いバランスになっているかと

orange case
みかんっぽくするのに開けた穴がポイントです
ヘタ部分も緑に塗りました
ちゃんと みかんだ

peach case
お尻の丸み、割れを再現したステッチがポイント
桃は作るか作らまいか悩んだアイテム

なぜなら、桃は隣県岡山が有名で、尾道=桃は馴染みが薄いと思ったから。

だけど
僕には馴染み深い桃、実家で桃を作っているから。

もう何年も前のまだおじいちゃんが生きていた頃、桃の農家としておじいちゃんがテレビの取材を受けた時、映像の中で「岡山の桃には負けん負けん、食べてみぃ」とやってきた事への誇りと自信を見せてくれた。
インタビューの中で農業を何年されているのですか?との問いに
「もう70何年かのぅ」という、実績。

素直に凄いなという気持ちと、ただ孫なだけの何もしていない僕の中にまで誇らしさがあった。

このことを何年も前に見た映像なのに、今回ふと思い出して、これは作るしかないと。

尾道の特産「桃」

あなたが尾道に来てくれたなら、どのカジツをセレクトしますか?

みかん 桃 レモン


お土産はどこでも買えるのは好きじゃないから、尾道内限定アイテムとなっています。

尾道 オミヤゲ カジツシリーズ


本当は
尾道特産イチジク(実家もイチジクが主の作物)も作りたかったんです。
でも、がま口パーツなかったんです。

いつか見つけたら。



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