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ぶく様コレクション!特に好き

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好きな作品が多すぎて別枠にしました。
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2020年7月の記事一覧

美味しい季節。

美味しい季節。

僕は次々古くなる。

言葉は次々落ちていく。

最後に残る言葉はなんだろうと思います。

明るくなります。

空腹を覚えながら
明るくなっていきます。

今日より明日が良いのは決まっていて。

明日より昨日が懐かしいのは当たり前なんです。

死んでしまうことは決まっていることですが

それまでの瞬間は不滅の連続です。

その上のステイタスは見ましたか?

それが上のステイタスなら、
そんな社会は否

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ダイナミックな王道は損なわれてはいない。

ダイナミックな王道は損なわれてはいない。

カブトムシを飼っています。

カブトムシを10匹ほど飼っています。

小学生の息子が世話をしています。

エサを替えたり、

霧吹きかけたり。

「パパ、弱くてエサが食べられないカブトムシがいるんだよ」
なんて話を聞いてみたり。

命の尊さや軽さを感じてくれるかなと思います。

弱者と呼ばれてしまう人たちに対する、
考えや行動を学べると良いなと思います。

弱者という言葉には、
たくさんの意味が含

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彼女の仕種が。

彼女の仕種が。

夜の空を2歳娘と見上げます。

月が出てたりして。

「お月様だよ。」

なんて教えたら「まー?」

なんて言ったりしてて。

月が雲に隠れると

「ふー、ふー」なんてして。

「そんなことしても月は出てこないよ。」

なんて説明しても

「ふー、ふー」なんてしたり。

それは先月の話。

そんな様子が頭から離れなくて、

それがたいへん僕は楽しくて、

ひとりベランダでタバコを吸いながら、

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右へ左へ響きます。

右へ左へ響きます。

「今日はうなぎを食べる日だよ」
なんて会社の人が言ってました。

もうそんな季節かってこと。

四季のある国は素敵ってこと。

自宅に帰ったら
焼き鮭出ててビックリ。

僕の家の晩御飯はたいへん鮭が多く、
今年は鮭大漁なのかってこと。

というかここ数年大漁なのかなってこと。

「うなぎ食べる日」だと聞いていたのに
あれは幻聴だったのかな。

そんな鮭。

大海原冒険してきたのに、
最後にこんなダ

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数え足りない夜の足音。

こんな湿度の高い朝

バス停までの坂道を早歩きしていると

水が肺に入ってくるように感じます。

そうだ、僕は泳げなかったのでした。

泳げないことを思い出したのでした。

家を出るときには

「行ってきます。」

と言いたいところです。

誰も起きていないので、

玄関出てからそっと振り返り呟きます。

「行ってきます。それで後で帰ってきます。」

出掛けてから、

そして戻ってくるまで

どう

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ふたりのイエスタデイ。

隠していたわけではないですが、「マシーンぶくお」は本名ではなかったりします。(もし本名だと思っていた人がいましたら、お知らせください。謝罪する準備があります。)

本名を発表するつもりはないですが、
良く言えばシンプル、普通に言えば地味な名前だと思うわけです。

そんなことを会社の人に話したところ、

「でも、私は良い名前だなあと思ってますよ」

なんて言われたりして照れます。

「でも私は」では

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