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プレビュー:2020:J2:第2節:H:vsレノファ山口「中断期間を挟み無観客試合という難しいゲームを制するのはどちらか?」

1、 予想メンバー

2020:J2:第2節:H:vs山口(岡山予想メンバー)

監督(岡山)

有馬 賢二

スタメン(岡山)

15山本 大貴、9李 勇載
19上門 知樹、14上田 康太
7白井 裕人、26パウリーニョ
41徳元 悠平、8田中 裕介、4濱田 水輝、23松木 駿之介
22ホープ・ウィリアム

リザーブ(岡山)

GK:13金山 隼樹
DF:3後藤 圭太、21椋原 健太
MF:31下口 稚葉、29劉 龍賢、25野口 竜彦
FW:44清水 慎太郎

2020:J2:第2節:H:vs山口(山口予想メンバー)

監督(山口)

霜田 正浩

スタメン(山口)

11高井 和馬、9イウリ、19森 晃太
10池上 丈二・6高 宇洋
30ヘニキ
24安在 和樹、2菊池 光将、4サンドロ、26川井 歩
17吉満 大介

リザーブ(山口)

GK:1林 瑞輝
DF:3ヘナン、22起
MF:5佐藤、7田中、8村田
FW:18小松

2、 スタメン注目ポイント


2020ファジアーノ岡山選手構成(J2:第2節:H:vs山口)

2020レノファ山口選手構成(2020年6月27日現在)

※注意:一部データが分からないユースから登録された選手などは、図に入ってません。※

GK&DF(岡山&金沢)

両チームとも開幕戦で、完封勝利出来ており、弄る必要性は、怪我人がなければ低い。その点で、岡山は、右SBの39増谷が離脱しており、その代役を誰が起用されるのかは、最大の注目ポイントとなる。守備重視なら21椋原。終盤の守備固め要因両SBのバックアップを控えに置きたい際は、23松木が有力候補。山口は、右SBに26川井が戻ってきそう。

MF(岡山)

19上門と26パウリーニョ、7白井、14上田の組み合わせになりそうだが、守備重視であれば、ボランチを26パウリーニョと7白井で固めるのが手堅い。バランス重視であれば、14上田と26パウリーニョのコンビとなる。ある程度、流動的になると思われるが、どのポイントが長いかは、要注目ポイントと言える。14上田が前であれば守備の軽さが目立たいので、選択肢となる。

MF(金沢)

10池上と6高は、開幕でも出場しており、この試合でスタメンの可能性が高い。某メディアの予想メンバーでは、CBの3ヘナンが、中盤の底の予想となっている。ここが、30ヘニキであれば、MF色が強く、3ヘナンであれば、3バックの時間も出てくる選択肢を持つ、流動的なサッカーを転換してきそうである。そういった意味で、そこが誰になるかは、要注目。

FW(岡山)

岡山でのベストの組み合わせは、44清水と9李であることは間違いない。後は、他の選手をどのタイミングで起用し、リスク管理を出来るかが問われて行く事になる。長澤ファジ時代の様にレギュラーを固定してしまうと、疲労が溜まる上に、チームとしての頭打ちになってしまったリスクもある。控えも含め、スタメンが誰になるか、サプライズも可能性もある。

FW(山口)

攻撃的な選手が、毎シーズン揃える事が出来ている山口。9イウリを始め、両WGにもドリブラーが揃っており、1対1の局面で、90分間勝負する事ができる。後は、その中から誰を起用するかである。あくまで、コンディションが良い選手を起用する事になると思われるが、途中出場でも流れを変えれる点は、山口の強みと言える。誰が出てくるか楽しみである。

リザーブ(岡山)

再開後の初戦という事で、ベストメンバーで臨むのか。それともある程度、経験を積ませることを視野に若い選手を入れてくるのか。長澤体制及び有馬体制でも結果と内容を見ても過剰評価に感じて居る11三村のリザーブ入りがあるのかどうかはかなり気になる。一定の仕事ができる選手ではあるが、過密日程を乗り切るために若い選手を入れてくるのか。

リザーブ(山口)

公式発表の怪我人もほぼなく、ユースから多くの選手を登録した事を含めて、リザーブの選択肢は、幅が広い。監督の霜田氏は、限られた戦力の活かし方が巧く、昨季も善戦しており、思い切ったリザーブメンバーになる可能性もある。選手の持ち味を引き出すという点では、有馬監督に類似している事もあり、思い切って若手を入れてくるかもしれない。

3、 プレビュー

岡山

正直怪我人が多く、苦しい台所事情。ただ、過去最高の保有選手数という事を考えても大きな戦力ダウンとならない。巧く戦えば、十分勝機がある。右SBの39増谷の離脱は痛いが、26パウリーニョが戻って来ているので、攻守で前に強く戦う事はできる。中断期間でのコンディションが気になるが、しっかり開幕戦の様に準備して試合に臨めるのではないか。

山口

毎年の主軸の流出が目立つようになり、苦しいシーズンが続いているが、霜田監督を引き入れてからは、チームを巧く作れており、善戦している。良い選手も巧く、発掘や育成が出来ており、今後の山口の指針を示し、良い方向に進んでいる。今季も京都を開幕戦で破るなど、昨季同様に、勝てるチームであり、攻撃的だが、守備も安定した強いサッカーで勝利を狙う。

4、 通算対戦成績(vs山口)

通算:4勝2分2敗(8得点6失点)
J2:4勝2分2敗(8得点6失点)
H:2勝1分1敗(4得点3失点)
シティライトスタジアム:2勝1分1敗(4得点3失点)

A:2勝1分1敗(4得点3失点)

維新みらいふスタジアム:1勝0分1敗(2得点2失点)
維新百年記念公園陸上競技場:1勝1分(2得点1失点)

文&図=杉野 雅昭
Text&picture=Masaaki Sugino

自分の感じた事を大事にしつつ、サッカーを中心に記事を投稿しています。今後とも、よろしくお願いいたします。