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2021ファジアーノ岡山にフォーカス53「有馬ファジ総括」
1、 前置き 42節に関しては、気持ちで戦った側面が強く、勝敗の枠を超えた試合であり、ファジの歴史の1ページと言える映画のような光景がそこにあった。この試合に向けて、多くの人たちが自分達の感じたものを各方面から発信した。私も発信しているので、未読の方で、興味があれば、読んでいただけると嬉しい。
2021ファジアーノ岡山にフォーカス46
J2:第42節:ファジアーノ岡山 vs ジェフユナイテッド千
2021ファジアーノ岡山にフォーカス52 「シーズン総括(ワード編)
1、 ファジ造語とは? シーズンが進んでいく中で、有馬 賢二監督がサッカーを改善点に対して、的確な修正や解決策を掲示し、チーム強化をして行く中で、チームとして進化し、チームスタイルが形となっていきました。そのチームの成長に対して、私が良い表現がないか考えて行くなかで、表現したワードが、ファジ造語です。あくまで、サッカーファンであるサポーターの1人の表現に過ぎないが、その時のサッカーを表現したいと考
もっとみる2021ファジアーノ岡山にフォーカス 「データで迫る上門知樹の魅力と1点の秘密」
1、 前置き 岡山のサポである私としては、岡山に残るという決断を上門 知樹という選手が選んでくれる筈であると信じてまとめていましたが、残念ながら今季を持って、J1のC大阪への移籍が決定し、移籍金を置き土産にJ1に個人昇格することとなった。そこで、データで迫るというタイトルではあるが、公式記録を中心に、データを深く掘り下げて行くことで、14上門 知樹という選手が、どれだけ凄かったのか、改めてデータで
もっとみる2021ファジアーノ岡山にフォーカス46 J2:第42節:ファジアーノ岡山 vs ジェフユナイテッド千葉 「有難う有馬さん、有難う椎名さん、有難うファジ」
運命のキックオフ。スタートと同時に岡山のイレブンは、ボールに凄い勢いで、食らいついていく。デュエル(ボール保持を狙った接触プレー)では、なかなか勝てていなかった。それでも、人数と運動量で、ボールを絡めとる。そして、奪ってゴールに迫る。冷静に試合に進めるファジが、守備のリスクとか、バランスの気にしないかのように、ボールを奪って、ゴールを狙って行く。でも、これは明らかなオーバーペース。先制点を決める
もっとみる2021ファジアーノ岡山にフォーカス45 J2:第41節:V・ファーレン長崎 vsファジアーノ岡山 「受動的vs能動的」
1、 前置き 有馬ファジは、この試合を終えた事で、残り1節を残すのみとなりました。この試合の勝利を受けて、磐田戦から始まった無敗を12試合と伸ばした岡山。千葉との無敗対決が、有馬ファジは、負けても勝っても有終の美を飾ることとなります。この長崎戦では、有馬ファジの優れている点と、長崎に勝てた理由と、後半戦に試合を動かせた理由についても、フォーカスを当てて行きたいと思います。
2、 個で勝負する組織
2021ファジアーノ岡山にフォーカス44 J2:第40節:ファジアーノ岡山 vs 京都サンガF.C.(Home) 「有馬ファジ総集戦」
1、 前置き なんとしても4連勝して、京都の目の前でのJ1昇格決定を阻止する。サポーターも選手も、監督も岡山の誰もが、その思いで、この試合を迎えた。結果は、0-0のスコアレスドローに終わり辛うじて、昇格こそ阻止したが、これがプレーオフと仮定した場合には、残念ながら、敗退という事となる。試合後の選手の表情を見た限りだと、それぐらいの気持ちで、試合に入っていたようだ。
ファジアーノ史上最高に面白か
2021ファジアーノ岡山にフォーカス42 J2:第38節:ファジアーノ岡山 vs モンテディオ山形 「1点を大事に」
1、 前置き
山形は、昇格への望みを繋ぐために負けられない一戦であり、苦手な岡山を破り、可能性を繋ぎたかった一戦でもあった。昇格が消滅している岡山ではあるが、昇格の可能性があるある山形に対してでも、負けるわけにはいかない。岡山にとっては、消化試合ではなく、来季への戦いであり、意地がある。そう、意地と意地のぶつかり合いこそが、終盤戦の醍醐味である。
とは言っても、昇格を争っての1戦にしたかっ
2021ファジアーノ岡山にフォーカス41 J2:第37節:ヴァンフォーレ甲府 vs ファジアーノ岡山 「影響の中心」
1、 前置き 岡山が、ターンオーバーしているという点と、怪我人が若干名出ていたという点、そして、甲府に前半戦に3失点をしての大敗している点。この試合も厳しい試合になるだろうと、誰しもが思っていた。いや、実際に厳しい内容ではあったが、試合経過に関すると意外なものであった。私以外も、その展開には、驚いた方は、多かったのではないだろうか。
その甲府との初対戦は、岡山がJ2昇格した元年のシーズンで、そ
2021ファジアーノ岡山にフォーカス40 J2:第36節:ファジアーノ岡山 vs アルビレックス新潟 「上を目指す上で」
1、 前置き 正直な所、新潟は、相性こそ良いが格上というチームという認識で私はいる。それでもこの試合に勝てなかったのは、新潟の昇格への執念と、若手主体で、特にルーキーが多く高い士気であった事も関係していそうである。岡山としては、ポゼッションを志向としてくるチームに対しては、比較的相性が良いが、勝てなかったという事実をどう捉えるかという試合となった。
相性の良さを活かして先制点を活かせず、どうし
2021ファジアーノ岡山にフォーカス39 J2:第35節:水戸ホーリーホック vs ファジアーノ岡山(Away) 「天国と地獄の攻防」
1、 前置き 水戸には、なかなか勝てない。これは、岡山の順位が上の時でも、そういった試合が多かった。だが、今は、内実共に、水戸が格上のチームとなりつつある。岡山が、弱くなったというよりは、水戸が強くなったと考えるべきである。岡山の堅実な姿勢は、安定した戦いを可能として来たが、やはり、爆発的に強くなることができなかったのも事実である。
しかし、だからこそ、J2のレベルが上がる中でも、J2下位から
2021ファジアーノ岡山にフォーカス38 J2:第34節:ファジアーノ岡山 vs 松本山雅FC(Home) 「+1と再現性」
1、 前置き 松本というクラブとの対戦は、ドラマが生まれる。そういったカードの1つである。相性とは不思議なもので、勝てそうで勝てない。負けそうで負けない。まるで見えない力が働くことがある。岡山にとって、松本は、勝利では表現しきれない勝利が多いカードである。今でもベストゲームは、プレーオフでの松本戦と語る方もいるかもしれない。
その松本は、今節終わった段階で、21位。残留争いは、4チーム降格する