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高校の同級生と地元について語ってみた。in 東京 ー教育編ー

こんにちは。Takatoshiと申します。

皆さんの地元はどんなところですか?
そして今、地元で暮らしていますか?将来は地元に帰りたいですか?
「人口が何十万人だから都会」「電車が一時間に二本だから田舎」
それぞれに田舎、都会の基準があるでしょう。
帰りたい人、地元を出ていきたい人どちらもいると思います。

・地元が好き、帰りたい。でも不安、、、
・地方から若者が出ていく状況を変えたい!
・地方活性化って何から考えればいいんだろう?

こんなことに関心がある方はこの記事が参考になるかもしれません!

今回は、私が友達のまゆこちゃんと地元について話したことを
書きたいと思います。まゆこちゃんと私は地元の高校で同級生でした。
東京にいるタイミングで会えたので、地元の活性化や課題について
お互いの考えをたくさん共有できました。

そもそも、地元について話したわけ

私とまゆこちゃんは人口4万人程度の市にある高校へ通っていました。
地域に唯一あるいわゆる”進学高”です。大学へいくならそこ、と地元では
相場が決まっていました。まゆこちゃんと私は高校時代は同級生でしたが、全く話したことがありません。
クラスも3年間違い、部活も違いました。接点がなかったのです。

高校卒業後はお互い大学に進学し、お互い約1年間の交換留学にいきました。
私はアメリカ、彼女はインドネシアへと。卒業後はどちらも東京へ就職。私は大学を5年で卒業したので一年遅れで上京しました。

お互いにSNSはフォローしていました。
何気なく私が「地元に魅力はあるけど、ここが問題点だと思う。」と発信すれば彼女からコメントが来ました。
お互いが地元に対して関心を持っていることに気付くのには時間はかかりませんでした。

「話そうよ。」の一言で決定。
ZOOMで一回、直接会って一回の計二回話しました。

地元のいま、を洗いだしてみた

結論からいうと「若者が地元に帰ってきてほしい!どうすれば戻ってくる?」
というテーマで話しました。すると次の分野ごとに課題が見つかりました。

・教育
・職業
・国際交流
・交通


どの項目もボリュームがあるのでいくつかに分けて記事にします。
では、今回は教育についてみていきましょう。

大人が子どもたちに地元の魅力を充分に教えられていない

「山と海がある。水が綺麗で野菜や魚も美味しいものがたくさんとれる。」
これって当たり前でしょうか?田舎はどこもそうだろう、と思う方もいると思います。しかし、農家さん、漁師さんなど一次産業で働く方がいないとスーパーにその日とれた野菜や魚は並びません。自然が豊かということは、それだけ行政や地元の方が手入れを続けてきた証拠です。
このようなことが「当たり前」として日常になっているため、地元の素晴らしさに気付きにくいのだと思います。地元のじゃがいも生産量が日本で2番目という事実を他県の人に言ったら驚かれるでしょう。
地元に長くいると、いいところよりもネガティブなところに目が行きがちです。「田舎だから遊ぶところがない。」「若者がいないから街に活気がない。」
こんなことを自分の子どもに言って、その子らは将来は地元に帰りたいと思うでしょうか?
私は現在は地元に帰りたくないと思っています。しかし、何らかの形で地元に関わりたいと思い始めています。まゆこちゃんは地元に帰りたいと話してくれました。
当たり前だと思っている地元のことについて、改めて大人が考えることが、
本当に若者が地元に帰りたい、残りたいと思う街ができるスタートだと思います。
自分たちが暮らしたいと思わない街には子どもや若者は帰ってこないですよね。
「身体的(金銭面)にも精神的(自分らしく生きられる)にも楽しく明るく暮らせる」街を作りたい。(まゆこちゃんがFBでくれたコメントから一部抜粋)

何のために勉強するの?勉強の目的について

皆さんはなぜ勉強しますか?大学に入るため?いい企業に就職するため?
また、勉強する目的や意味について考えたことはありますか?

前提として、私とまゆこちゃんの地元では、高校にいく時点でほぼ進路が決まると言っても過言ではないです。
「勉強がしたい、大学進学を考えている。」と考える子
→私やまゆこちゃんがいた”進学校”へ。大学進学が大きな目的。将来は県外に住む人が多い(ような気がする)。
「勉強はちょっと苦手かな、、家業を継がなきゃ。」と考える子
→それぞれの希望に沿って商業、工業、農業高校のいずれかへ。卒業後は就職、家業をつぐ道へ。将来は地元に住み続けている人が多い(ような気がする)。

統計を見たわけではありませんが、二人で話してかなり共感したことです。
つまり、子どもが自ら「こういうことを学びたいから、ここにする。」と思えるほど選択肢が少ないのが現状です。私もまゆこちゃんも高校生ながらに、「自分は将来こういう道を進んでいくんだろうな」と他の可能性を考えなくなっていたことに改めて気づきました。

そこで出たのが、「勉強って教えられたことを覚えて、テストで得点とって、評価をあげるだけじゃないよね。音楽、絵画、プログラミング、スポーツ、何だって勉強することだよね。知的好奇心を高め、満たすことは何でも勉強って言えるんじゃない?」ということです。
私たちが「勉強=進学、就職」という構図にはまっていたことに気づきました。

夢や目標を持つこと

前の項目にも少し関わることなんですが、
私は「将来何になりたい?」という質問が苦手でした。正直、今でも苦手です。
何になりたいか、について考えるときってまずは身近な大人を参考にしますよね。親や学校の先生なんかです。教師、公務員、医療関係、農家、消防、警察など。
どの仕事も社会にとって欠かせないものです。

「あれ、職業限られてない?」私は改めて思います。
コック、花屋さん、テレビ局のプロデューサー、パイロットなんかの職業については高校生の私にとって現実味がなかったのです。想像もできない。なぜならその仕事をしている大人が周りにいなかったのです。いても会う機会がない。
大人、つまり身近なロールモデルの幅が限定的でした。
身近なロールモデルに憧れをもてればいいのですが、私はどうも興味が湧きませんでした。人と違うことをやっていたわけでもありませんでした。単純に「何がしたいんだろう」と漠然とした不安がありました。

「親や先生みたいになる!」「安定した暮らしをしたい!」のような夢や目標は
素晴らしいと思います。安定した収入がある暮らしは精神的に大事です。
でも、もっと色んな夢や目標を気軽に話してもいいと思いませんか?
「カメラマンになって世界中を旅したい!」「素敵な花屋さんを開きたい!」
「若者が選挙に行きやすくなる活動をしたい!」「地元にこういう場所を作る!」
本当に好きなこと、知的好奇心にもとづいた夢や目標を気軽に話したい。

別に達成できないようなことでもいいと思うんです。話せる、共有できる人や場があることが本当に大事。今回まゆこちゃんと話したのもお互い同じ悩みを持っていたからです。
高校ではこういうことを話せたか、といったら無理でした。(高校の同級生は今でも大好きですし、一緒に飲んだりもします。悪気はないのよ〜ごめんなさい。)
大学進学(特に国立大)」「公務員、家業等の安定した将来」が正義でした。

しかし、大学、留学を経てお互いに「え、世の中ってこんなに選択肢あるんだ!何で今まで知らなかったのだろう。」という驚きと「高校でもっとこういう話がしたかった!」という後悔を感じました。
SNS、ネットで検索すれば自分が知りたい情報はすぐ手に入るし、YouTuberも職業として認められる時代に私たちは生きています。
しかし、自分の考え、思い、夢、目標を相手の直接話すことってなおさら必要になってくると思います。情報が多すぎる現代で気軽に話せる場や人ってかけがえのないものになっていくのではないでしょうか。
そんな人たちが集まるコミュニティを作れたらいいですね。
夢や目標を話せる場所、人をもっと地元に増やしたい。

社会の仕組みや原理について

仰々しいですが、結局は「社会」とりわけ学校の外についてもっと知りたかったねということです。

高校は勉強、課題、テスト、受験、あと部活の繰り返しでした。
ゴールが大学進学なので間違っていたことをしていたわけではありません。

しかし、もっと「課外活動」をしたかった。趣味が写真なのですが、もっと早く始めていたら違う進路もあり得たと思います。結果についてはいくらでも言えます。
もっと、もっと外の世界に触れたかった。好きなバンドのライブへ行く、美術館に行く、ボランティア活動に参加する、起業する、プログラミングを学ぶ、資格をとる、マイナースポーツを極める、、上げていくとキリがありません。
好きなことを見つけて、ただ没頭したかったなと思います。

そう思ったとき、地元にそんな施設や人がいたでしょうか。
いたとしても会おう、行こうとしていたでしょうか。
私は何も行動しなかったと思います。「勉強と部活で忙しいから」と言い訳をしていたと思います。この点をとても後悔しています。
文化資本(社会学者のブルデューが出した概念。気になる方は調べてください。)
にもっと触れる機会がほしかったです。

こういう後悔を感じて欲しくない、そのために中高生、大人関係なく立ち寄れる流動的なコミュニティが地元にあればな、と思います。

教育編、おわりに

上記の項目を踏まえて私とまゆこちゃんが出したのは、
「地元の教育の捉え方を見直したい。そういう話しができる場や人がほしい。」
「サードプレイス」があってほしいよね、ということです。
サードプレイスは「家でも学校や職場でもなく、気軽に立ち寄れて様々な背景を持った人々が集まる心地いい場所」だという意味です。(人によって解釈が違うのでぜひ調べてみてください。)
地元、移住者関係なく、様々な背景を持った人々が安心して気軽に楽しめるようなコミュニティを創造し、地元に根付かせること。
それが私たちにできることなのかなと思います。

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職業編はこちらから↓

https://note.com/suginoshin/n/n80472551654a

国際交流編はこちらから↓
https://note.com/suginoshin/n/nfea3e392da02

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