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KISSの原則で相手を魅了しよう

国際経営学者の菅原秀幸です。大学の学問は、学生のみなさんの人生を豊かにしてくれます。私の専門分野(国際ビジネス)の知見を、みなさんに使ってもらい、人生が楽しくなることをゴールに、KISSの原則で書いていきます。KISSの原則とは、「Keep It Short and Simple.」の頭文字をとった略です。

何事も「短く簡潔に」が世界標準です。すでに約400年も前にレオナルド・ダ・ヴィンチ大先生が、「シンプルこそ究極の洗練である」といっています。最近では、スティーブ・ジョブズ氏が「シンプルであることは、複雑よりも難しい。物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ」とシンプルの大切さを説いています。稲盛和夫京セラ創業者は、「バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える」といいます。シンプル・ファーストが、世界標準です。

シンプル・ファーストの目的は、自分が伝えたいことを相手に正確につたえ、相手を魅了することです。プレゼン、スピーチ、文書、いずれにしても相手を魅了することが目的です。魅了された相手は、こちらの願うように動いてくれるからです。伝言ゲームでは、何人目かには、違ったフレーズになって伝わっていますよね。これはシンプルではないからです。

KISSの実践例が、シリコンバレーから生まれた「エレベーターピッチ」です。投資家を30秒(=250字)で魅了し、投資を引きだすためのプレゼンです。みなさんも、ぜひ徹底的に練習してください。Practice makes perfect. ですから。何事にも基本形があります。①結論ファースト、②ポイント3つ、③キーワードあるいはキーメッセージを1つ、というのが基本形です。さあ、みなさんも相手を魅了するために練習を重ねてください。みなさんの人生が楽しくなりますように。Have a beautiful day!

YouTube ⇒ 大学生のための21世紀教科書➃「KISSの原則」
https://youtu.be/udPA1plII2s


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