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ジャニーズカウントダウンを見ると、仕事のやる気が爆上がりする

今年もおおみそかに、年越しライブ『ジャニーズカウントダウン』(通称カウコン)の生中継が決まりました。

私はこのカウコンがめちゃくちゃ好きで、毎年5月くらいまで、その年の録画を繰り返し観ています。ジャニーズそのものも好きなんだけど、カウコンは別格です。師走の仕事にちょっと疲れたいま、その理由を語りたい。

■プロフェッショナリズムをびしびし感じる

アイドルって、まじで職人技じゃないですか? 
普通に歌って踊るだけでも充分すごいのに、合間合間でカメラやファンにサービスするのって、超すごい。そんな美しいマルチタスクできます? とくに亀梨くんとケンティのアイドル所作は殿堂入り。

カウコンで多くの職人たちが輝いている姿を見ると、自分も自分なりの職能をまっとうしたくなる。わたしもこの職人たちと同じくらい、目の前の仕事に打ち込んで結果を出したいと思います。

すぐ「アイドルなんて見た目がいいだけでしょ」って言う人いるけど、考えてみてくださいよ。私は自分がそんなすばらしい見た目だったら、行動制限されたりバッシング受けたりするような業界に入らないで、半径5メートル以内の人にちやほやされながら、のんびり幸せに暮らしますよ。
なのに彼らは、わざわざ人前に出て、多くの視線を浴びるという茨の道を選んでくれているのです。見た目がいいだけでなく、リスクもとっている。それだけでありがたいでしょうが!!!

プロフェッショナリズムを発揮しているのは、出演者だけではありません。
我が家に現存する最古のカウコン録画、2015-2016を観ていると、ステージが結構しょぼいし、カメラワークにも無駄がある。でもこの数年は花道やトロッコの演出が増えて、非常に華やか、かつメリハリがあります。出る側だけでなく、つくる側の方々にも拍手とリスペクトを贈りたい。みなさんが年末年始に働いてくださるおかげで、私は幸せに年が越せます! ありがとうございます!

■"続けることの尊さ”がにじみ出ている

チームや組織のなかで働くのって、いいことばかりじゃありませんよね。コミュニケーションがうまくいかなかったり、意に添わない仕事をしなければならなかったり、多かれ少なかれ、息苦しいことがあると思います。

なのにジャニーズのデビュー組の方々は、10代のまだ人間が確立しきってないころに人から決められたグループのなかで、何十年と成果を出し続けているんです。自分が中高生のころに仲良かったひとで、いまも付き合いが続いているひとなんて、ほんのひと握りですよ。10代から20代、30代と、ずっと心地よい関係を維持できるなんて希有。

いや、もっと言えば“ビジネス仲良し”でもいいんです誰かをハッピーにする仕事を、気の合わないメンバーとにこにこ続けているとしたら、それはそれで本当に頭が上がりません。息苦しさを外に出さず、いつもほがらかにプロフェッショナリズムを発揮してくれてありがとう。でも本当にやりたいことが見つかったり、どうしてもいやになったとしたら、いつでも辞めて自分の人生を生きてください。個人の門出だって、祝福したい気持ちでいっぱいです。

全員が全員、デビューしたグループのままいられないのなんて当たり前。だからこそ、そんな時代にいまもジャニーズをやり続けてくれているご長寿グループは、まじで尊い……。嵐20周年、V6 24周年、KinKi Kids 26周年とか、もうなんなの? カウコンでは、各グループの周年記念メドレーもやったりします。

■仲良しって尊い

中村航さんの小説で「仲良しは世界三大美徳のひとつ」という文章があるけれど、まじそれです。人間関係のストレスって、そもそも仲良ければだいたい解決できるじゃないですか。年齢を超え、グループを超え、みんなが仲良さそうにしているところを見るの、本当に心が洗われます。学生のとき、クラスの目立つひとたちがはしゃいでるところを眺めるのが好きだったんですが、それとも紐付いている。そういう意味で、私は女性アイドルグループも好きです。「仲良い子たちがにこにこはしゃぎ、一生懸命輝いている」って最強コンテンツ。

繰り返しますが、本当に仲が良いかどうかは関係ありません。心の底のことなんてわからん。でも、私に“仲良さそうに見えている”ということが尊さのすべてです!

2019年のカウコンでは、タッキー&翼の卒業パフォーマンスがありました。同世代を生き抜いたアイドルたちが、ずらりとタキツバうちわを持ってお出迎え。当時レジェンドだった4人のジュニアたち(山下智久、生田斗真、風間俊介、長谷川純)がカムバックして、バックダンサーを務めました。そして、いま第一線で活躍している後輩たちを全員したがえて踊る、圧巻のクライマックス!!
この数日前にはこれまた伝説の『8時だJ』も復活放送されていたので、まさに世代の私としては、最高に気持ちが高まりました。

タキツバって本当にすごいわ。それだけの信頼関係をまわりの人と築きながら、仕事がしたいです。

■毎年、成長していく出演者たちが尊い

当たり前ですがカウコンは、出演者たちが一歳ずつ年を重ねていきます。「キンキすっかり貫禄出たな」「三宅くんなに食べたらあんなに若くいられるの?」「坂本くんどんどん歌うまくなってる」「ヤスがんばってる……」的なシニア組を見るのも楽しいけど、若いグループはさらに楽しい。

カウコンは深夜なので、未成年のメンバーは出演できません。未成年メンバーはだいたい観客席にいて、グループのパフォーマンス時にほかのメンバーがそこまで走り、観客として一瞬映る、というのが定番。
Sexy Zoneなんてデビューが若かったから全然メンバーが出られず、何年も客席にいたマリウスくんが、2019年にようやくステージデビューしました。なのに、歌唱中に足を踏み外してしまい、ステージから落下……! 私が繰り返し流しているせいで、我が家の3歳児は「まりうす、おちるよ!」と予告するようになりました。幸い大きなケガはなかったようで、きっとこれもセクゾの語り草になるね、と勝手にほほえましく思っております。

あと最近は、キンプリが嵐を立派に歌い上げるのがいいですね。花男つながりで脈々と受け継がれる、正統派王子の遺伝子。そういうの本当にぐっときちゃいます。

■推しが見つかる

ジャニーズは本当に層が厚いので、きっと推しが見つかります。
私はずっと嵐寄りのジャニーズ箱推しだったのですが、2019年にジャニーズWESTに落ちました。大舞台のカウコンなのにいつもちょけているのが楽しくていいなぁと思っていて、なんとなく「すらっと背の高い人が多いな……」と気になりはじめ、最後は小瀧くんにやられた。それでついライブDVDを買ってしまい、あとは普通にFCですよね! 大人はお金を惜しみません。

ちなみに、最新ライブDVD『WESTV!』にはツアードキュメンタリーが収録されていて、めっちゃ忙しいはずなのに一生懸命セッション練習したり、曲つくったり、演出用のイラスト描いたり、台宙を練習したり、という様子が見られます。すでに一定の成果を出しているところから、より高みを目指して頑張っていくの、社会人の鑑ではないですか?

あと、霜田明寛さん @akismd の『ジャニーズは努力が9割』もとても面白いです。「そうそう、まじでアイドルって努力ですよね!」と思う。これを読んでからカウコンを見ると、さらに楽しめるはず。

今年のカウコンも12月31日、23:45から生放送です。
めっちゃ楽しみ!!! みなさん一緒に、新年からのモチベーションを爆上げしましょう~!!!!

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