記事一覧
外形標準課税有利不利判定ツール
無償減資による節税を行う会社が多いようなので、その中の外形標準課税部分に関する有利不利判定ツールを作成してみたのでご自由にご活用ください!
少しでも役立ったらTwitterなどフォローしてもらえると嬉しいです笑
自己株式取得に係る取得会社の会計・税務処理
今回は自己株式の取得について書いていこうと思います。頻繁に出てくるわけではないので、みなし配当などどのように計算するのか迷いますよね。
まずは会計上の処理から見ていきましょう。
会計上はいたってシンプルで自己株式を取得したときは取得原価を純資産の部の株主資本から控除することになります。下記仕訳のとおりこれだけです。
次に税務上の処理を見ていきますが、こちらが少しめんどくさいですね。
税務上は自
民法上の組合の組合員(出資者)の会計、税務処理①
今回は民法上の組合の会計処理と税務処理について書いていこうと思います。長くならないように頑張ります。
まずは、民法上の組合とはなんぞやというお話からしたいと思います。
民法667条では「組合契約は、各当事者が出資をして共同の事業を営むことを約することによって、その効力を生ずる。」とあります。
例えば共同事業契約書で出資比率を定め、出資比率に応じて損益を分配するみたいな契約になっていれば民法上の組
イギリスの芸能法人に対する出演料等に係る源泉徴収
今回はイギリスにあるプロダクション(芸能法人)や芸能人の日本における出演料に係る源泉徴収について書いていこうと思います。(アメリカで書いたやつとほとんど変わりません)
Q&A形式でいきましょう。
まずQの前提から、
・公演名:キングスマン in JAPAN 2019
・出演者:キングスマンさん(非居住者)
・契約先:キングスマン社(外国法人、日本にPEなし)
Q:スポンサーからの相談
キングス
「人的役務の提供事業の対価」と「給与等の人的役務の提供に対する報酬」
今回は題名にあるとおり、「人的役務の提供事業の対価」と「給与等の人的役務の提供に対する報酬」について書いていこうと思います。
非居住者への支払いに対する源泉徴収を考えるときに、迷いやすい項目だと思います。(海外がらみの源泉徴収は難しいし間違えるとインパクト大きいんだよなあ)
この記事も参考にしてみてください。
韓国人ヘアメイクさんへの報酬と源泉徴収について
非居住者に対して国内源泉所得の支払い
アメリカの芸能法人に対する出演料等に係る源泉徴収
今回はアメリカ(米国)にあるプロダクション(芸能法人)や芸能人の日本における出演料に係る源泉徴収について書いていこうと思います。
Q&A形式でいきましょう。
まずQの前提から、
・公演名:アルマゲドンコンサート in JAPAN 2019
・出演者:アルマゲドンさん(非居住者)
・契約先:アルマゲドン社(外国法人、日本にPEなし)
Q:スポンサーからの相談
アルマゲドン社に出演料の支払いを行う
合併と連結納税の加入制限
今回は連結納税の加入制限について書いていきたいと思います。少し迷ったケースがありましたので、そちらは具体的事例として検討していきたいと思います。
まず、連結納税の加入制限とは何かと言うと、連結納税を行っていた法人のうち、国税庁長官の職権により連結納税の承認の取り消しを受けた法人または連結納税の取り止めの承認を受けた法人は、それから5年間は連結納税をすることが出来ません。(親にも子にもなれません)