ボイス

あまりにも元気の良い声が返って来ると
ついつられて、ポンポンと話が進んで行く事があります。

はきはきしたリズミカルな
速いテンポの一定した声に

乗せられて、引き込まれて
知らない間に こちらも元気になった様な
錯覚にされてしまいます。

アナウンサーさん等は、
日々発声練習を怠らないそうですが

普通の会話でも 電話でも
しょぼしょぼとした
張りのない声を聞いていると

愉快ではないし
嬉しくも楽しくもありません。

“朗読”と云うものが成立している様に
人を心地よく 元気にする“声”と云うものがあるのですね。

ボイスセラピーと云うものがあると
聞いた事もありますが

それなりの発声練習
“声を届ける”練習や気遣いは
した方が良い、大切な要素だと思います。

妙に騒ぎ立てて 賑やかなだけなのではなくて
人と人とのコミュニケーションを持つ時も
唯一人で語る時も

自分の声のトーンや調子で
聞く人に、受け取る人に
大きな影響を及ぼしている
その人を豊かにも、幸せにもすることが出来る。

無意識でいてはいけない事だったのでした。

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