意識の種

お花が好き。

命あるものを 育んでいくって 大変なことだと思う。
土の寝床をこさえ 種を撒き 水をやり 見守り 世話をする。

花のポットがあれば買ってくる。
一つ また一つ・・・

そうして増えていく 色とりどりの 幾種もの
名も知らぬ花が 所狭しと花開いていく。

そして その一つ一つの命がどんな性格なのか
何度聞いても素通りして行くその名前も 母はちゃんと覚えている。

私はそんな花々の花開く見事さに
その薫り高い装いに 心洗われる 美しさと優しさに 満たされていく。

そんな快さが 思いも依らぬ処で ”私”を通して循環し
また 誰かと 何かとの循環を 連鎖していく。

思いを寄せなければ 意識することもない。
思いも依らなかったことは 思いを寄せなければ 意識することもない

そんな循環していく”意識の種”を
私も毎日 今 瞬時
撒き続けているかもしれない。


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