意味ではなくて

生きている意味が分からない
と言います

何を目的に
何がしたくて
今生きているのか分からない
と言います

何も考えられない
考えたくない

虚脱感や焦燥感に駆られてしまいます

そんな日が続くと
抜け出せない
彷徨いっ放しの自分に疲れてしまうのです

でも そう自覚している自分は
生きたいと云う要求を持っているのです

何か違う
自分ではない自分に捕らわれている

そう感じるから
生きたいと 心が叫ぶ声が聞こえるのです

生きたいと 普段何も無ければ
思いもしない言葉です

生きたいと 敢えて思う事無く
生きている自分が居るからです

こんな変動し続ける世界の中で
自分を見失わないで
しっかりと立っている事は
私にとっては至難の業なのです

けれど 多分
君も僕も 貴方も私も

皆崖っぷちの綱渡り
前を向いて 渡って行きましょう と
心の中で 声がするのです

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