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変かなわたし

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2018年5月の記事一覧

思い切り

思い切りが悪いです。
いつまでもあれこれ迷っています。
こうすれば良いのか、これかあれか、
最後、決められなくて そのまま放置していることが沢山あります。
忙しいとか 邪魔が入ったとか あれこれ理由をつけて
何とか切り抜ける手段を見つけ、蓋を閉めてしまいます。

ふと振り向くと、空中に吊り下げられた 中途半端な思いが
面々と漂っていて、分厚い層となって空中を貫き
果て無く これまでの軌跡を 綴って

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お~~い

「お~い」 と 呼んでみたくなる。

誰にでもなく 何かに とでもない。

心が寂しくなっていると、
応えてほしくて、
応えてくれる 何かが居てほしくて、
ただ 声を出してみる。

「お~い」
「お~い」

風が吹いてるよ。
アザミの花が咲いたよ。

銀河の向こうに住む君に、
次元の彼方に居る私に。

受け止めてくれる 何かがあるのかも…。

どんな小さな草花も名を持っている。
どんな風も 雲も 雨も嵐も。
地球上の人々が 皆 其々に名を持っている。

でも 私の知るのは ほんの一握り。
出会って知る事のできたほんの何十万分の一。
私の世界の住人達。

名を呼ぶ事のできる人がいる。
私の名を呼ぶ人がいる。

それは 私がここに居ることを、
認めてくれている と言うことかな?

どんな名も 自分から知ろうとしなければ今のままの世界だけど、

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綱渡り

私は今も崖っぷち。

深い谷底に張られた綱の上を、
やっと立っているのか 渡っているのか。

延々と続くようで、
延々と伸びて行く様で。

立ち止まることも 後戻りすることも出来ないのに。
くじけそうで 諦めてしまった方が楽だと思ってしまうのに。

まだ何かが ”待て”と言う。

疑うよりも信じていたい。
信じることの出来る自分でいたい。
信じる自分を信じていたい。

そして私は今も
綱渡りのピエ

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愚痴

つい、愚痴を言う。
今の状態が 不満で不平いっぱいで。
きっと過去のあの時の あの選択が間違っていたのかも。
と、自分を信じることが出来なくて 疑り始める。
私はいつも 頓馬で鈍間で 世間知らず。

おまけに能天気でお人好しで計画性が無い。
この弱肉強食の世の中で、
この学歴重視の社会の中で、
生きる術も 気力も体力も、
人並み以下で 付いても行けず。

駄目なやつだ 役立たずだ、
そう見られ そ

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まだ

まだ 喘ぎ続けている
浮上したい 飛びたい と
まだ 天空に光があふれていると
想いはまだ 消えてはいない

おまえ もう諦めたんだ
泥沼に沈んで
もがくことも 希望も
捨てちまったんだ
断ち切って まぎらせて
何もかも もう終わったんだと
過ぎちまったんだと
嘘をついている

酔っ払って誤魔化して
傷つくために 人を傷つけて
悲しむために 人を悲しませる

まだ ぷすぷすと 燃え残っていたよ

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既に 光の 粒子の 点で

4次元を繋ぐ透明な軌道が、
線路のように幾本も幾本も縦横に交差している。

透明な心になって宇宙を視れば、
私は無限の光子の粒の
粒子に囲まれた、
一つの点であることが感じられます。

一体であり、既に一体である全体の中の、
生命全体の中に、同じように存在していたのです。

知識だけでなく、
情報の張りぼてでなく、
腑に落ちて、
根となり 葉となり 幹となり、
”確信” の実となるそのものが
私と言う存在となって顕われる。

そんな 確信と呼べる、
信じる”種を”
私の”腑”の中に眠らせている。

必ず有る
必ず 成る

何でやねん

何でやねん!!
何で美人で無いとあかんの!!
何で可愛くないとあかんの!!
何でスタイルがよくてスマートで
かっこよくてハンサムで
何で!! 何で!! 何で!!

何で誰とも仲良しで
何で誰とも友達で
何で誰にも愛想よくて
何でこのまま生きてなあかんの

何で私が今の自分で
生きてたらあかんの?
今の自分はそんなに馬鹿にされ
笑われないとあかんの?

「何でやねん!!」
君は叫んだ。
そのいつもの

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追っかけられて 追っかけて

追っかけられる——というよりも、
追っかける——
は 難しい。
いきなり致命的なパンチでなくても、
平手打ちでも拳固でも、今の自分に出来る最初の”一手”。

どんなに遠く思える道の先も、
とにかく一歩を踏み出さなければ行きつけない。
どれ程絡んでしまった糸の先も、
巨大な雪だるまになってしまった恨みや憎しみでも、
とにかく一つ、いまの”一”から。
それだけは解る。…気がする。

だから、…だから、

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一からのエネルギー

一本のペンが世界を変える。
一つの言葉が人々を揺り動かす。
一つの音楽が世界を虜にする…。
どこかで聴いた言葉です。

でも、「あっそう。 それがどうした」
と言う感じで、特に自分の何処とも繋がらない。
何の接点も感じられない。
そんなお題目ばかりの様にしか思えない。

だけど、自分の創った大きな壁も、
最初の一手を加えなければ崩すことも出来ない。
いきなり致命的なパンチでなくても、
平手打ちでも

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突然

風が突然吹いてきて、穴を開け突き抜けて通り過ぎてゆく。
水が恐竜となって襲いかかり、足を取られ巻き込みながら走り去ってゆく。
いかづちは轟きの声を上げ碇を掲げ砕き裂いてゆく。
立つことも歩くことも果てない空に夢見ることも出来ず、
私は地面に顔伏せている。

責任契約

責任と言うのは、何かに対し何かと契約を結んだという事なのだろか。
義務と言うのは、権利を主張すると生まれるものなのだろか。
期待は失望と共に
自身は嘲りと共に…

幻想の形 悪魔ちゃんと天使

悪魔がいて天使がいると言います。
悪魔は目に見えぬ何か得体の知れない恐怖、不安、恐れ等々、
人々の悲しみ、寂しさ等が寄せ集まり凝り固まって形造られて来たのです。
(いつも思い浮ぶのは”ドラゴンボールの中の、仙人と一緒に居た”ココ”です。
”ココ”は粘土で人型人形を造ります。そして生命を吹き込むのです。)
そうして徐々に人とよく似た姿形を持ち、悪魔ちゃんと天使も
人々に紹介することも出来るようになり

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