SANTA日記

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サンタ日記pt.3

最近 庭師・nouji(農爺)が、地上に現れる様になりました。
農爺は 元々は地中に住んで、
天から受けるエネルギーを土に混ぜ込み、植物の育つ栄養分にしているのでしたが。
最近は地中が息苦しく、土も砂漠化して来て
からからに乾いて行くのです。
エネルギーも弱く充分に受けとる事が出来ません。

地中に住む生物も次第に数が減っていき
細々と頼りなく、懸命に生きようとしているのです。
だから 農爺達は地

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ありがとうございます ♡
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サンタ日記 Pt2

地球には山姥たちがいます。
海坊主たちもいます。
そのエネルギーを感じとる人達がいます。
まだ大丈夫なのです。

少しずつほんの小さな緑の畑が、
お日様の光を受けて、輝いています。

春には花が咲き、秋には実を落とし、
小さなお花畑がぽつんぽつんと、
彼方にもこちらにも、輝いて見えるのです。

山姥達も海坊主達も、諦めません。
諦めたらそれで終わりだと、知っているからです。
瞬く間に崩壊してしまう

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嬉しい!!です
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サンタ日記 pt1

サンタは三角山のとっぺんから、麓の漆黒の世界を見下ろします。
煌々と灯るネオンサインの畳が、彼方にもこちらにも散らばっています。
畳の数は益々増えて行き、一面を覆ってしまいそうなほどです。

上空では赤いネオンがちかちかと、飛行機の爆音と共に飛び交っています。

サンタはもう3億年ほども前から地球と故郷の星であるシリウスとを
何度も何度も往復して来ました。

ムーの時を超え、アトランティスの時代を

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えん・円・縁 ♡感謝
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SANTA日記「風にのって」

天空を見上げるサンタの耳に
風にのって 小さな微かな声が聞こえます。

「お腹すいたよ」
「怖いよ」…

サンタに届けられた一冊の絵本は

3歳になる男の子が 独り亡くなりました。
食べるものも無く 外に出ることも出来ず
暗闇の中で 光を見ることも無く
大地を歩くことも お日様にあたることも
海を見たことも 風に吹かれることも無く

恐怖とか憎しみとか  湧き起こる感情が
そんな言葉に置き換えられ

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えん・円・縁 ♡感謝
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SANTA日記 「ある日」

「はあ~」「いい気持」
Santaは三角山の天辺で熱ーいお風呂に入ります。

天然岩にもたれ、見上げると 満天の星。
” 今 ”が無限の時空へと拡散し、
時折遥か天空から 灰色うろこの静寂がほわほわと
ただ しんしんと降りてくるのです。

三角山の麓には暗黒の海原に
点滅する 電光のきらきらが
まるでUFOの降り立つ基地のように
闇の底に浮かんで見えるのです。

santaはすっぽりと お湯の中に

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