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マンガの考察動画をみてコンサルの基本動作について考える

最近YouTubeでマンガの考察動画をよく観ています。

ワンピースとか進撃の巨人とか、伏線がたくさんあるマンガが好きで。自分で考えるのもいいのですが、やはり詳しい人の考察をみるのは楽しいです。

それでいろんな動画を観る中で、自分の好きな考察動画のパターンがわかってきました。

1)作品の内容をきちんと追ってくれる

まず、私は作品の内容をていねいに追ってくれる動画が好きです。

好きな作品でも、長編になってくるとぜんぶの内容をきちんと覚えているわけではありません。特に初期の伏線はほとんど記憶になかったりします。

だから、まずはセリフや描写をファクトとしてきちんと見せてもらえるとすごく助かります。ファクトを押さえられると、考察の納得感も上がります。

2)考察を言い切らない

もう一つ。考察部分を言い切らない動画が好きです。

「こういう解釈ができるかもしれませんね」「こう考えてみたらおもしろいですね」みたいな言い方をしてくれると、私はすごく心地いいです。

なぜなら、まず作品の内容にあたる「ファクト」部分と考察をしっかり区別ができるから。

考察部分を言い切られてしまうと、作品にそう書いてあったのか、投稿者の方の考察なのかがわからなくて「?」となってしまうことがあります。

それから、考察に共感できないときでもすんなり聞くことができます。

あくまで考察なので、いろんな推測や解釈があっていい。ときには考察されている内容に共感できないときもあります。

そういうときに「あくまで一つの見方ですよ」という言い方をしてもらえると、引っかかりなく聞き続けることができます。

まずファクトを押さえた上で、意見をきちんとわけて述べる。

これって、コンサルをやってた職業病が若干入っているなぁと思ったり。苦笑

長年やってきた仕事が、こういうところの好みにも出る。おもしろい気もするし、ちょっとイヤだなぁという気持ちもあります。笑

「言い切る動画」のおもしろさ

ちなみに考察をドドンと言い切るタイプの動画もけっこうあります。

私自身はあまり好みではないものの、そういう動画ならではのおもしろさもありますよね。

「○○の正体は××だった!」とか「最終回はこうなる!」と言い切ってしまうからこそ引き込まれるし、いろいろ考えさせられることもある。

コンサル的にファクトと意見をわけることと「おもしろさ」は、またべつの話だなと思ったりします。

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