大地の芸術祭にいってみた
今年の夏、雑誌でこぞってとりあげていた芸術祭。何がそれほど人にをひきつけるんだろう?
週末はひさしぶりの秋の夏日、という予報。大地の芸術祭なら日帰りで行かことにした。会場の地図を開いてみる。いくつもの地域にアート作品が点在している。なんとも広い…
残念ながら、折り紙つきのペーパードライバー。田舎道といえ、いやだからこそきびしい。
調べてみると、越後湯沢駅からの1日コースがありました。
モモンガコースとオニヤンマコース、わたしは初心者向けのモモンガを選択。
芸術祭の総合ディレクターの北川フラムさんのお勧めが凝縮された内容なんだそうです。
https://www.echigo-tsumari.jp/visit/0905_1113_official_momonga/
9:30に越後湯沢駅でピックアップしてくれます。ランチをはさんで7カ所を回ってくれます。
一番見たかった作品はツアーの最初でした。清都峡渓谷トンネルをアートの力で新しい息吹を吹き込んでいます。
元々のトンネル、3つのアート作品のトンネルと見比べてみてください↓
2つ目は、
不法投棄されていた廃材のあった場所をアートのある公園に再生しています。タイヤのブランコもあります。
つづいて、上郷クローブ座。
廃校となった中学校をパーフォーミングアーツの舞台になっています。
近くに住むおかあさんが採れたのゴーヤをカゴいっぱいに持ってきてくれました。
奴奈川キャンパスは廃校になった旧奴奈川小学校。ここの1階にある食堂で、
地元食材で地元の方々がつくってくれたお昼ご飯をいただきます。
お米は新潟産コシヒカリのほやほやの新米🌾
その後、2つの拠点を駆け足で鑑賞しました。正直、もう少しゆっくりみたいという気持ちは残りましたが、
そんな中、よい鑑賞&観光となったのはガイドさんの存在です。
ガイドの方は、新潟出身で今は東京で仕事をし、元々大地の芸術祭が好きで観光に来ていたそうです。そのうちに、自らがこの芸術祭のよさを伝えたい、と思うようになり、研修を受けて週末ボランティアになったことを話してくれました。
「現代アートはむつかしいですね。わからない.僕もわかりません。でも、いいな、と思えたら、五感で感じられたらいいですよね」、と現代アートへのハードルも下げてくれたりも。
芸術祭がスタートした当初は地域の人がネガティブだったがいまでは雪深いこの土地で作品を保管場所をつくり守っているそうです。
「ガイドがほしい人は近くに、そうでない人は離れて鑑賞するといいですよ」
それぞれの人のペースを制約のある中でも大事にしようと考えてくれました。
また来よう、次はいつ来れるだろう
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