“成功者”ではなく“主人公”でありたい
皆さんこんにちは菅原(sugamori2)です。
本日は本のタイトルにもなった「自分の地域をつくる」という言葉について。
皆さんは「自分の○○」と言えるものが何かありますか?
僕の場合はそれが「自分の奥多摩」だったんです。
例えば、知人が奥多摩に来てくれたりSNSで奥多摩で楽しそうに過ごしているのを見ると自然と「ありがとう」という気持ちが湧いてきちゃうんですよね。
正直20代の頃の自分は自分のことしか考えられない人間でしたが、紆余曲折あり、多くの人に助けられて今があると痛感しているので、奥多摩で生きているだけでありがたいなと思えてしまうんです。
これはマズローの欲求5段階説でいうところの上部の自己実現欲求のさらに上、6番目のステージの「自己超越欲求」だと思ってます。この境地まで昇ってこれたのは、多くのことを学ばせていただいた奥多摩という地域があってこそなんです。
そして、僕はずっと地域で事業を興して成功者になりたいと思ってきたのですが、目指すべき場所は成功者ではないんじゃなかなと最近思えてきました。
成功者ではなく、「主人公」であり続けたい。
誰もが自分という意識(存在)の主人公になれる社会。
アートマンズで地域プロダクション事業を仕掛けたのも、深い所ではきっとこの領域を目指していたんじゃないかなって思うんです。
成功者は自分ではなく他人が決めるもの。いくらお金があっても、本人がまだまだ欠乏感があって、常に何かに追われている状態では、本当の意味で成功者とは言えないのではないでしょうか。
また、一度成功したとしても、そこから転落していくことを心配して、夜も眠れないような人も多いと思います。
そうではなくて、自分という意識のハンドルを自分で操縦して、自分で仕事・暮らし・遊びを地域で活動的に展開できること。
分かりやすく表現するとロールプレイングゲームの主人公(意識)を自分でコントローラーを握って好きなように操作できる状態。
誰もがこれを目指していくことが大切なのではないでしょうか。
せっかくこの世に生まれたのですから、楽しく生きていかなければもったいない。失敗も挫折も成功も全て体験として楽しみ、主人公として生きていくこと。
そうすると、自分の○○という存在がたくさん増え、全てがつながっている、同期していると思えるような境地になってきます。
“自分”の領域を広げた先にこそ、これからの社会を生き抜くヒントがあるのではないでしょうか。僕もまだまだ手探りですが、自分の地域である奥多摩で、主人公として生きていきたいと思います。
▼主人公になって自分の地域をつくる物語▼
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