地域活性化呪縛からの卒業!
皆さんこんばんは。(おはようございます)菅原(@sugamori2)です。
最近は子どものリズムに合わせて21時には就寝しているのですが、そのせいか深夜に一人目が覚めてしまうことが多いです。皆さん、地震大丈夫でした?
で、そこから思考が一気に開いて色んなことを考え始めてしまって今みたいにブログ書いたり調べごとしたりする時があります。
さて、本日のテーマは「地域活性化」について。
著書にも書きましたが、地域活性化呪縛に陥っていた20代前半の頃まではとにかく奥多摩をどうやって地域活性化するかばかり考えていたのですが、そもそも「地域が活性化している状態」ってどういう状態なんだ?とは考えずに、「地域活性化的な」ことをやろうとしてきました。
これ、意外にみんな紐解かずに活動をしている人も多いと思いますし、私自身も今の今まで「地域活性化って抽象度高くて理解しにくいから一旦蓋しとこう」って感じで言葉遊びはしないようにしてました。でも、今ちょっとわかったかも。
「地域活性化されている地域」って、住んでいる人、訪れた人の「自己肯定感を高める地域」
なんじゃないですか?
どうだろう?具体的な地域名を上げるなら実家の小田原から近い「湘南」「鎌倉」とか、「横浜」とか?後は地域活性化で有名な「西粟倉村」とか、「海士町」とか?
自己肯定感というのは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことを指します。
これが低いと自分が生きている意味や、やりたいことを見いだせずに行動が止まってしまったり、ひどくなると鬱状態になったり。
僕自身はこの自己肯定感が高い方なんですが、理由は実は「奥多摩に住んでいるから」かもしれません。
先日のJ-WAVEの生放送でも赤裸々に語りましたが、奥多摩を一度離れたのに、またこうやって再移住してワーク・ライフ・プレイ ミックスで生きているだけでもう有難い。
奥多摩最高!ありがとう!!ってなっているんですが、人によっては著書にも書いた住人のあの言葉「この町は~○○」を言った方だったり、地域を離れた方にとって奥多摩は自己肯定感を下げる地域だったのかもしれません。
この「自己肯定感を高める地域」をどうやってつくるのか?を紐解いていくと、その地域が出来ること、出来ないことが見えてきますよね。
奥多摩は仕事終わりに海でサーフィンは出来ないですが、白丸湖で朝カヌーが出来たり、仕事終わりに焚火することもできる。
夜景のきれいなレストランで食事はできないですが、夜空の星たちを眺めながら静かにお酒を飲むことはできる。(僕はもう炭酸水しか飲めないですが)
そうなると、「自分の自己肯定感を高めてくれることってなんだろう?」という問いを自分に投げかけ、それを満たしてくれる地域を「自分の地域」にすればいいわけです。
さらに言うと、「地域活性化されている地域」が自分にとって「自己肯定感を高めてくれる地域」ではないかもしれない。
つまり、どんな人の自己肯定感をわが町は上げることができるのか?を問いかけ、丁寧に情報発信をしていけばいい。
そうすれば、その地域を自分の地域と捉えて地域活性化してくれる人が移住し、魅力的な商品やサービスが生まれ、結果的に住民も観光客も関係人口も増えると。しかも自己肯定感が高い人たちが。
これじゃん。地域活性化。なんだかすっきりした。卒業おめでとう!(現在朝の4時です。)
▼地域活性化呪縛の卒業アルバム▼
■自分の地域をつくる -ワーク・ライフ・プレイ ミックス-
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