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ソウル女子旅|昌徳宮・念願の後苑ツアーへ【初の韓国訪問記 その10】

今日は、春休みに行ったソウル旅行記の続きを。

▼ 前回の記事

「その10」は、2日目の午後の話だ。

日本にいる時から超気になっていた
「秘苑」「シークレットガーデン」
とも言われる昌徳宮(チャンドックン)の後苑(フウォン)を、写真と共に紹介する。

後苑の日本語ガイドツアー、開始!

昌徳宮は世界遺産にもなっている。

選ばれた理由の1つが
「周辺の自然環境との調和が優れている」
というものらしく……

敷地の6割を占める後苑は自然の地形をそのまま生かした造りで、いくつもの池を設け、美しい東屋を建てたそう。

10年ほど前から庭園好き人間になっている私は、とても興味を惹かれた。


とはいえ秘苑は自由に観覧できる訳ではなく、ガイドツアーへの参加が必須となっている。

しかも定員制なので、チケットを取れるかどうかドキドキだった。(ネットだと韓国語サイトしかなく、予約を断念)

朝から券を買いに来て午後からようやく参加できる……!

朝の建物ツアーで説明された錦川橋を越え、足早に後苑エリアへ向かう。

錦川橋


ツアーに参加するためには、開始時刻に後苑入口から中へ入っておく必要がある。

後苑に入ったところ

日本語が堪能なガイドさんが簡単に自己紹介し、みんなで奥へと進んでいく。


芙蓉池・芙蓉亭

ツアーで最初に出会うのは、有名な芙蓉池(プヨンジ)と芙蓉亭(プヨンジョン)

遠景
近景


余談だがここでデジカメ(GR3)の充電が切れてしまったので、この後の写真は全部スマホの画像。

「地」を表す四角い池の中に、「天」を表す丸い島が作られている。

大きな池


近くには、実際の建物そっくりのミニチュアが。

小さくてカワイイ

点字と一緒になっているので、視覚障害のある方が楽しめるような工夫の1つなのかも?


不老門をくぐってみる

お次のスポットは不老門(プルロムン)。

「くぐると永遠に歳を取らない」
とされる、なんとも縁起の良い門である。

不老不死をつい望みがちな私も、嬉々として下を通ってみた。

王様の長寿を願い、継ぎ目が無いように1つの石をくり抜いて作られたそう。

今は「門」のあたりにヒビが入ってしまっているけれど……

不老門の近くの建物


尊德亭一帯の美しさに見惚れて

そして、大きな池のあるエリアへ。

池の周りに4つの東屋(あずまや)が建てられている。


こちらは、扇の形をした觀纜亭(クァルラムジョン)

なんとも風流。

ここから見る眺めが、特に素晴らしい……

昔の王族たちの姿が目に浮かぶようだ。

そして、この建物が尊徳亭(ソンドクジョン)

なぜかこういう八角形の建物に惹かれる。
法隆寺の夢殿も好きだったなぁ。

珍しいからなのか、美しく見えるからなのか……


天井には手の込んだ装飾が施されている。

色鮮やか

双龍(青龍と黄龍)がカッコいい!

こんな建物があるとは知らなかったので1人でハイテンションになり、写真を撮った後にもまじまじと観察。

しばらくここで過ごしていたかったなぁ……

でも団体行動なので、次へと移動。


演慶堂の素朴な美

最後のほうで、演慶堂(ヨンギョンダン)という建物を見学。

貴族の屋敷を真似て建てられている。

王様が「宮殿の外の生活」を体験するために建てた、と言われているそう。

確かに、他の建物に比べると質素で地味な雰囲気だ。

でも私の好みではある……

この、木の古ぼけた感じが格別。

この窓(雨戸?)の開閉が変わった造りらしく、説明されたものの……何がすごいのか忘れてしまった。

やっぱり旅行記は早く書かないとね!(反省)


庭園じゃなく、もはや山では……?

あとはひたすら歩く。

「うっそうな森」
とは書いてあったが、ここまで広くて山深い感じだとは……

正直びっくり。

庭園というより「裏山」的な場所だった。

もはや山登り
最後の下山的な部分

春に行ったけど、結構暑かった……これは夏の訪問だと大変かも。

でも秋とかめっちゃ綺麗なんだろうなー!


そんなところで約1時間のツアーが終了。

とても素晴らしかった……大満足!

特に「日本語での説明があったために深く理解できた」というメリットが大きい。

見た目の美しさだけでも満足できるけど、背景まで知るとさらに感慨深くなる。

ソウルまで行かれたら、昌徳宮の後苑ツアーを是非検討してほしい。


次回はお隣の大きな故宮・景福宮(キョンボックン)の話。

こちらも本当に美しい観光地で……ひたすらバシャバシャと写真を撮ってしまった。

ソウル旅行記はあと4回ほどで終わる予定!
最後まで、ぜひお付き合いを。

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