自分にとってゲームセンターとは何なのか

本日神奈川の有名ゲームセンター、 アミューズメントパークウェアハウス川崎店、所謂電脳九龍城が閉店となるニュースがあり、このゲームセンターのあり方はある意味自分におけるゲームセンターの立ち位置を現代でも表現していた店舗なのかなとふと思いました。実際に立ち寄ったことはないのですが(;´Д`)

・ゲームセンターは【100円遊園地だ】

自分にとってのゲームセンターの立ち位置はこうだったと思います。90~00年代のゲームセンターのゲームの進化はそのまま現代技術の進歩の歴史と一致していたと思います。つまりゲームセンターにいけば当時の最新技術と出会うことができた。例えば電脳戦機バーチャロン。コックピットを模した筐体は今の機動戦士ガンダム戦場の絆には遠く及びませんが、それでも当時としては高いクオリティでした。惜しまれつつ近年閉園した某北九州の宇宙テーマパークのガンダム展にもこの筐体が置かれていました。今なら【ライン】超えちゃってますかもですけどw
現代技術の進歩を知るなら専門的な施設に訪れるのもいいとは思いますが、高額な入場料、また交通的な都合などでめったに訪れることはできない。
でもゲームセンターならお母さんのお買い物の間、平日の夕方以降でも1,2時間程度100円玉を握りしめて最先端のテクノロジーに触れることができる。自分は機械作りなんて行おうものなら間違いなくザ・キング・オブ・ブキヨーを優勝できる自信があるので全くそっちには目が向きませんでしたが、それでも毎年毎年進化していくゲーム、またそれを彩る筐体にも驚かされていた記憶があります。
印象に残った筐体を挙げると
アストロシティ筐体(デザインの良さ)https://www.amazon.co.jp/dp/B01FHM4WQS/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_vSAPDbSENWPCY
電脳戦機バーチャロン(コックピット型の筐体、またアストロシティ筐体など他の筐体との換装化)
ネットシティ(バーチャファイター4,初めてゲームセンターでカードによる戦績表示が可能になった。この機能を使いたいためだけにiモード携帯をせがみました。今では信じられませんが、最初はこのオンライン機能を使うためにはドコモ以外のキャリアは非対応でした)
ダンスダンスレボリューション筐体(形から完全に異世界感を出していた)

それを考えると今のゲームセンターの筐体はどうなんでしょう?技術的には最先端のものが使われているでしょう。常に新しい技術が使われていますが、意外と機能性重視に見えないかな?と。そして今は昔と違って最先端技術に触れる機会が圧倒的に増えてしまいました。ゲームセンターでないと出会えないものは中々ないと思いますし、技術の凄さを遠くから見てもわかるものって少ないと思います。
三国志大戦4は冷静に考えたらカードが筐体から印刷され、カードを動かしたらリアルタイムで自由自在に動かせる技術、プレイヤーの順番待ちが筐体から呼び出されるって凄いんですけど、生まれた時期によっては最初からそれが当たり前だったり、子どもがひと目見ただけでこれは凄い!って思えるのは中々ないですよね。悲しいことに。
100円玉で身近なところで未来の体験が出来る場所が残っていてほしいなと。そのためにはやはり製作メーカー側の独創的な発想力が必要なのかなと。某○ガさんなんていつも斜め上って言われてて、未来を先取りしてるって言われてたのに、いつの間にか現代にすら周回遅れ食らってませんか?

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