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「いちばんわかりやすい」3つの保険について勉強してみよう

こんにちは。

5年ほど前になりますが、銀行員として保険の販売をしていました。

今日は、そのときお客さんに毎回していた「いちばんわかりやすい」3つの保険について、忘れないうちに、みなさんにお伝えしようと思います。

保険ってすごくめんどくさい!

保険って、すごくわかりにくいですよね。

そもそも学校で教えてくれないし。(教えてくれればいいのに!)

大人になっていきなり「保険に入れ」って言われたって、困ります。

人によっては、親戚のおばさんや先輩のつきあいで無理矢理入らされたり、親が入ってくれたものをそのまま払っている…なんて、よくわからないままお金を払っている場合もあるでしょう。

というか、自分の保険の内容をほんとうに理解している人って、少ないんじゃないでしょうか?

最近はかんぽ生命の保険加入問題もあり、「保険ってなんだか怖い」というイメージをもっている方もいるかもしれません。

でも、どんな複雑な保険も分解していけば、たった3つに分類することができます。

この3つさえ理解できれば、しめたもの。

あなたの入っている保険の内容もわかるし、あなたがほんとうに必要な保障内容だって知ることができます。

ちょっとだけ長くなるけど、のんびりお付き合いください。

3つの保険の前提条件

まず、保険には医療保険とかがん保険とか様々な名称がありますが、すべての保険の基本は「万が一死亡した場合」の死亡保障なので、ここからするお話はすべて「生命保険」についてです。

また、3つの保険の話をするにあたって、比較するために、3つに同じ前提条件を与えることにします。

保険の話1

30歳の男性が、60歳になるまでの30年間、毎月3万円(結構大きい額です)を保険に払い続けたとします。

3万円×12か月×30年間=1080万円

ですから、この男性が払った保険料の総額は1080万円です。

かなり高額です!

毎月払っていると意識しないかもしれませんが、保険は家についで2番目に大きな買い物とも呼ばれています。

では、この条件で1つ目の保険についてお話します。

①定期保険

保険の話2

1つ目は「定期保険」です。

「定期」とつくと、定期預金とか、なんだか貯金っぽいイメージがありますが、これは「かけ捨て」の保険のことです。

30歳の男性が毎月3万円、60歳まで定期保険に入った場合、その死亡保障は1億8千万円!

この男性が40歳で若くして亡くなることがあれば、遺族に1億8千万円が渡るわけです。

しかし、かけ捨てなので、60歳以降の死亡保障は一切ありません。

60歳の誕生日から1日でも過ぎれば、死亡保障は1銭も残らない。これが、定期保険の仕組みです。

②養老保険

保険の話3

2つ目は「養老保険」です。

「養老」と聞くと個人年金保険なんかがイメージできるかもしれませんが、学資保険もこの仲間です。

30歳の男性が毎月3万円、60歳まで養老保険に入った場合、死亡保障は1000万円。

定期保険よりはだいぶ保障が減ってしまいました。

しかし、養老保険が定期保険と違うのは、満期でお金が返ってくるところ。

60歳の満期になると、死亡保障は1銭もありませんが、1000万円が満期金として手元に残ります。

定期保険がかけ捨て保険なのに対し、養老保険が「たまる」保険と呼ばれるのはこのためです。

ここで、保険料の払い込み総額を覚えている方は、「80万円分どこいった?」と思うかもしれませんが、この分は死亡保障に充てられています。ここが、積立貯金と養老保険との違いでもあります。

③終身保険

保険の話4

3つ目は終身保険です。これが、最近では一番聞く保険かもしれません。

終身保険は、その名の通り一生続く保険。

30歳の男性が毎月3万円、60歳まで終身保険にお金を払った場合、死亡保障は1000万円。養老保険と一緒です。

終身保険が養老保険と違うのは、満期がないところ。

60歳以降1円も保険に払わなくても、1000万円の死亡保障が一生涯続きます。

また、終身保険は途中で解約することで、「解約返戻金」を受け取ることもできます。

これが、終身保険が養老保険と同じように「たまる」保険と呼ばれていることの理由です。

3つの保険を比べてみて

これで3つの保険の話はおしまい。思ったより簡単でしょう?

ここまで読んでくれた方は、「なんだ、終身保険がいちばんいいじゃないか」と思うかもしれません。

当然です。そのように思わせるトークの流れになっています(笑)

種明かしすると、これは某ほ〇んの窓口(ほぼ言ってる)が研修した、銀行員が終身保険を売りやすくするためのトークのひとつです。

今でもそうなのかは分かりませんが、5年前のほ〇んの窓口グループ(だからほぼ言ってるって!)の社員は、保険見直し相談の入り口のトークでこれを使っていました。

ですから、これを知ったあなたが金融機関の窓口で営業をうけたら、まったく同じ話をされるかもしれません。

でも、もし同じ話をされても、こころの中で「知ってる!」って思っておいてください…現場はみな必死でこのトークを暗記しているのです…

とはいえ、この話がいまのところ、いちばんわかりやすい保険の勉強であることは確かです。

そしてなによりも重要なのは、本来このトークは、どの保険がいい、わるいという断定するものではない、ということ。

定期保険は一見かけ捨てで「わるい保険」のようにみえますが、30歳の働き盛りのお父さんの死亡保障としては妥当といえます。

専業主婦の奥さんとこどもを遺して亡くなった場合、遺族の生活に備える保証だと考えれば、むしろ少ない方かもしれません。

大事なのは、その保障が「あなたにとって必要なのか?」ということ。

そういう意味では、この世に「いい保険」も「わるい保険」もなく、ただその人にとって合っているかどうかだ、ということもできます。

この話が、読んでくださった方にとって、ご自身の保険を見つめなおすきっかけのひとつになれば嬉しいです。

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宮城県の田舎町に住んでいます。 この名前で、新人賞に小説を投稿したりネットに投稿したりしています。 いつも考えていることや、自分の周りの素敵な方々を紹介しようと思っています。
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