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親に「何も聞かずに10万貸して」と言って、貸してくれないのなら、大人しく受験勉強した方が良いと思う

明けましておめでとうございます!

センター試験まで3週間を切りましたね。


入試までいよいよ時間が無くなってきたこの時期、

「色々思ったんですけど、今の時代学歴とかじゃないですよね?

もう行けるとこ行ければいいかなーって思うんですよね。」

という、

「悟り」に見せかけた「意識高めの現実逃避」


が流行します。


ホント言いがちですよね、この「人生学歴じゃないですよね?」的な話。

僕も中高生だった時に沢山使って、沢山嫌な顔をされましたが、

何か言いたくなりますよね。

「学歴じゃねーだろ!」みたいな、尾崎豊的なやつね。


そんな話をしていると、「『人生学歴じゃないよ』オジサン」出てきますよね。

そして「『人生学歴じゃないよ』オジサン」は大体の確率でめっちゃ高学歴という、謎のあるあるね。


「人生学歴じゃない」っていう人がイメージしている「学歴じゃない成功者のイメージ」って、

有名企業家(zozoの元社長の前澤さんとか)や、アスリートだったり、アーティストだったり、YouTuberだったりすると思います。

彼らの共通点は、実績があって、社会的な信用があって、世間から評価されている存在というところでしょう。

「人生学歴じゃない」「学歴がなくても、みんなから信用されればいい」

ってことが言いたいんだと思いますし、本当にその通りだと思います。


じゃあ、「早速みんなからの信用を作っていきましょう!」

ってなるんですが、「そもそも信用って何?」って話ですよね。


信用って簡単にまとめちゃえば、

「お金を渡したら、渡したお金以上(最悪でもプラマイゼロ)の見返りをくれそう」

ということだと思います。


スポーツや芸術で人を楽しませたり、アイデアや技術で人の役に立ったり、

ということを中学生や高校生のうちからやっていれば、

コツコツと社会からの信用を積んでいくことができますが、

中々そんなことできないですよね。


じゃあ結局、

才能や環境に恵まれていない中高生には、社会的な信用を作るチャンスはないのか、

という話になるんですが、安心してください。

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ちゃんとあるんですよ。


中高生というのは、社会の一部ではあるけど、ある窓口を通して社会と繋がっていることが多いです。

その窓口が何かというと、「親(家族)」です。

親って、10年間とか20年間とか自分の子どもを観察しているわけなんですよ。

世間の誰よりも情報量が多い状態で評価できる立場にあるわけですね。

会社の採用面接なんか5分で終わったり、何なら書類だけで評価したりするわけですが、

親は1つの出来事の結果だけじゃなくて、その過程も含め、全部見ているわけです。


って考えるとですよ?

赤の他人からパッと短時間で信用されるような人って、

15年とか18年とか一緒にいる家族からは絶大な信用を得てるんじゃないかな?

って思いません?


っていう意味で、タイトルのやり取りになるわけですよ。

「この子に10万預けても、ちゃんと返してくれるだろうし、良い使い方をするだろう」って思わせられるような生き方をしてきたのか、

「は?何言ってんの?いいから勉強してなさい。」って速攻で拒否されるような生き方をしてきたのか。

もし、家族に信用してもらえてないのであれば、大学受験は一発逆転のチャンスです。


大学受験は多くの人にとって、

「人生初の社会的信用が問われるプロジェクト」

なんですよね。

しかも実際のビジネスやスポーツと異なり、

不確定要素が少なく、期限も明確で、時間をかけさえすれば確実に成果が出て、怪我のリスクもなく、プロジェクトに必要な情報も入手が容易、失敗してもほとんどリスクがない、

という初心者向けに難易度調整もされているプロジェクトです。

しかも成功すれば、

家族からの信用が得られる、社会的な信用も得られる、将来の収入が増える、自分自身のチャンスが広がる、自信がつく、モテる、他多数…

という、

大学受験=リスクが極端に少なく、リターンが極端に大きい、夢のようなプロジェクト

なわけですよ。


だからね、「人生学歴じゃないし」という主張をするのであれば、

大学受験程度のプロジェクトはサクッとクリアして、家族の信用をゲットして、大学在学中に色々取り組んで、世に羽ばたいていけば良いと思うんですよね。

とにかく、受験生でこの時期に勉強しない理由はないですから!



もしあなたが、「意識高い系現実逃避中」の受験生なら、

以下が最も重要なので、耳掃除を入念にした上で、よく聞いてください。


これを読み終わった後、即座に僕のアカウントをフォローして、記事URLをリツイートし、感想をツイートした上で、電源を切って、勉強してください!


頑張れ受験生!

それでは!

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