「苦手」が生まれる意外なメカニズム
苦手な科目、みなさんもありましたよね。
「英語が苦手だったから理系に進みました」
「数学が苦手だったから文系にします」
なんていう話はしょっちゅう聞きます。
生徒さんの話を掘り下げていくと、「苦手」が生まれた瞬間に行き当たります。
みなさんは「苦手」が生まれる原因ってなんだと思いますか?
ちょっと考えてみてくださいね。
答えは、
「その科目を教えてた先生が嫌いだったから」
です。
たしかに!
と思いません?
めっちゃ当たり前の話なんですが、
大好きなディズニーランドも、嫌いな人と一緒に行かされれば、
もはや「修行」ですよね。
丸一日嫌いな人とディズニーにいたら、
ディズニーさえもトラウマになりそうですよね。
「嫌いな人」はディズニーの魅力さえもぶち壊すパワーがあるわけなんですが、
嫌いな人に「英語」「数学」「理科」「社会」なんかを教わったらどうなると思います?
授業の話なんか聞くわけないんですよね。
「聞いたら負け」みたいな気持ちにさえなってきます。
当然理解なんかできるわけもなく、先生が変わっても、前の単元がよく分かってないから授業についていけなくて、
気づけば
「何も分からない、ムリ、マジぴえんだわ」
となるわけです。
教える立場(先生、上司、先輩など)になると、
思ったように伝わってない時、上手くコミュニケーションが取れない時に、
自分の話した「内容」や「伝え方」を改善してみることは多いと思います。
でも、みなさんの学生時代を振り返って考えてみてください。
嫌いな先生の授業の内容が、ちょっとバージョンアップされたとして、急に真剣に聞き始める、なんてことは中々無いんですよね。
そもそもバージョンアップしたことに気がつかないと思います。
「好かれること」「嫌われないこと」は目的ではなく、手段でしかないのですが、
ものすごく大事な部分です。
だって、めちゃくちゃ好きな人にアドバイスされたり、指導してもらったら、シンプルに楽しいじゃないですか。
うまくいかないとき、
「そもそも話を聞いてもらえるほど好かれてないのかも」
と考えてみると、
あっさり解決したりするケースは多いんじゃないかと思います。
あとは相手のためを思って自分が変わる勇気を持たないといけないんですが、
これがまた大変ですよね。。。
そういえば、慶応SFCの追加合格の報告が生徒からありました。
駆け込みでの第一志望合格、嬉しいですね!
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