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27歳なんかで死んでられるかよ

10/21(月) 20:00 退勤。
週3ペースで買う、駅中のおにぎり屋さんに入る。わたしの好きな具のおにぎりは全部売り切れ。
電車内、珍しくなかなか座れない。
帰宅したらお風呂の排水溝掃除しなきゃ。だるいぜ。
けどいいんだ。席も譲っちゃう。
今日はわたしの誕生日で、イヤホンからはoasisが流れていて、最高の気分だからオールオッケーなのだ。

わたしが世界一愛するバンド、oasis
昨日(日曜)はそのoasisの伝説のライブ「ネブワース1996.8.10」の映画を、応援上映で観にいった。ともだちと、オタクたちと一緒に歌いながら見れてよかったなあ。応援上映の前にストリップも行ってたから、もう生命力に溢れまくりな休日だった。
休日の夜に爆発した「生きるぞーーーー!!!!」という気持ちが、普段ならクソだるくてしょうがない月曜のこの時間まで継続してるってすごいや。

27歳。
にじゅうななさい、かあ…
ロックファンにとって27っていう数字は多少なりとも重要である。27歳で散ったロックスターがいっぱいいるので。
高校時代にロックを知り「おれもロックスターになって27歳で伝説的な死を迎えるんだ!」と、かつての愚かな自分は思ったものです。馬鹿野郎だな、あっという間だったよ10年なんて。あと全然死ぬ気がしねえ。人生が楽しすぎて。

実は近況としては、正直こんな悠長にnoteを書いたり、毎週ストリップを観に行ってる場合では無いのだ。毎日たのしいけれど、ちょっとピンチが迫ってるってかんじ?まあ、そのピンチは紛れもなくわたしのせいで、困るのはわたしだけだから…
もう少しシリアスにいかなきゃ駄目な時期。1.2ヶ月後はもしかしたらあまり笑えていないかもしれない。
けどね、やっぱりリアム・ギャラガーの歌声聴いてるとどうしても全部大丈夫な気がしてならないんだよ。
どう転んでも、「俺たちがついてるぜ」ってoasisの曲は今日もわたしのそばに居るんだ。

すみません今これ書いてる時にシャッフル(oasisプレイリスト)で流れてきたのがStep Outだったんですけど、こんないい曲だったっけ、乗り換え満員電車の中でちょっと泣けたわ。ノエル・ギャラガーは天才だ。

↑ 改めて「おれの歌じゃ〜ん!(オタク恒例行事)」となり1年半ぶりにLINEミュージック設定変更した。


短いnoteにするつもりだったけど、予定変更。書こうと思って放置してたやつをここで書いちゃう。
前回のnoteがコレだったわけだが ↓

これ書いた翌日の歴史的数時間のことを今から綴ってもよろしいでしょうか?よろしいですねッ!!手短に。がんばる。

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約2ヶ月前、8/31(土)午後。英国時間では朝。
oasisを愛し彼らの復活ライブをこの目で見たいと渇望する、全世界何千万人のファンたちが、大手チケットサイトTicketmasterに集結。
oasis reunion UK tourのチケット争奪戦が始まろうとしていた。我ら日本人のoasisファンたちも各所で徒党を組み、2.3%の確率でしかゲット出来ないと言われるその夢への切符を勝ち取ろうと、その日はTwitterのTLも緊張感が走りまくっていた。
(チケ取れたら)一緒に行こうね!と約束した友人と、通話を繋ぎながら、パソコンと睨めっこ。
チケットマスター、まずクレカは5枚は用意しとけと言われていたので友人のも合わせてできるだけ手元にスタンバイ。こちらのサイト、なんと抽選ではなく先着順でチケットがご用意される。とにかく30分以上前からWaiting Roomに並ぶ!Queueに入り購入画面へ通されたら誰よりも早く決済を済ませる!これがマストとされる。あゝ無情。この時間既に外せない用事があった人達は可哀想だった。

日本時間午後4時、一足先に🇮🇪ダブリン公演のみチケット販売開始────────。
「あなたの前に29万人待ってます」の文字。
???????????????
ダブリンの会場そもそも10万もキャパありませんが?こんな数字見せられたら早々に諦めモードだ。
とりあえず電話の向こうの友人と気長に並びながら数十分後の🇬🇧本国公演にスタンバる。
調子の悪かったオンボロPCがここでやっとこさ調子を取り戻した。

午後4時25分。もう他の公演のWaiting Roomも開いた!販売開始は5時からだ。「ダブリンはもう諦める!いっけえええええ!!!!!」
おれはPCからマンチェスター初日公演、スマホからカーディフ初日公演の待合室へなだれ込んだ。
そのときのワイのTwitterの様子がコチラ↓

下のツイートから読んでね

2つのデバイス使って第1希望と第2希望のチケット販売に待機。え、大丈夫?これほんとに大丈夫?チケマスくんこれサーバー落ちたりしない??
その矢先、TLの仲間たちからはシャレにならん悲鳴が続出。鯖落ち、画面ホワイトアウト。絶望絶望。そして電話口の友人まで。
「なんか貴方はbotと見なされました?みたいなこと言われて永遠にページ開けなくなったんだけど!?!?😭😭😭」そ、そんな……… おれも複数デバイス使ってるから、おれもそうなっちまうんじゃ………
4:45  残り15分で販売開始。あれ?なんかおれの画面はどっちも無事だぞ?10分前。あれれえ?なーんか全然大丈夫そう。

日本時間5:00 pm
ついにロンドン・マンチェスター・カーディフ・エディンバラ公演販売開始────────。

Waiting RoomからQueueにページが切り替わった。

PCからマンチェ初日公演「あなたの前に1万2千人」
スマホからカーディフ初日公演「あなたの前に1万8千人」


ゑっ?

え、さっきのダブリン公演は""29万人""待ちだったよね………????え、今のおれの前には1万人しかいないの………?
TL確認したら、3万人台とかの人たちがちらほら。10万人とかもいた。なんだったんだ、さっきのダブリンの数字は

にしても、、、、、
おれより数字早いやつ誰もいねえ、、、、
えっえっこれTLで、ってか下手したら日本人ユーザーで誰よりも早くおれがチケットを手にしてしまう可能性大ってコト…………????


助けて~~~~~~!!!!!!

29万人の時とは違い、進みが早すぎる。どんどん人数減ってく。電話口に友人にめちゃくちゃ助けを求め半狂乱になりながら自分の番が来るのを待った。もう友人とどんな会話を交わしたかなんて覚えてない。

もう何も出来なくなってしまった電話口の友人の思いと、そしてTLの絶望したフォロワーたちの思いが、一気におれの頼りない背中に伸し掛る。おれは、誰よりも早く!マンチェスター公演のチケットを手に入れるんだ!!ああ!!!

そうこうしてるうちにあっという間に時間は経ち────────

5:57 pm

あと123人。
ドッドッドッドッ、って心臓が速なる。吐きそうだ。
てか1万人待ちで1時間かかるんだな。3万人待ちの人たちまだまだってことじゃん…

待ちに待ったチケット選択画面が現れる。はあはあはあ。これって現実ですか?枚数を選択し、即座に決済画面へ!

ん……?クレカ情報入力、できないぞ…?
決済方法入力の場所だけ、何故かバグっていた。
??????待って待って、これ5分以内にこの決済終わらせなければ無効になって振り出しに戻されるんじゃなかったっけ?
その時の様子がこちら↓

絶望しかない

どうしよう分かんないたすけてどうしようなんて言ってたら5分は秒で過ぎ、画面は真っ白に。
あーあ。なんのために希望をもって1時間並んだんだろう。TLのみんな、応援してくれてたのにごめんね……

なんて思いながら、PC画面の左上「戻る」ボタンを押す。

あれっ

?またチケット選択画面が出てきたぞ?
んんん?
えっ、これ「もう1回遊べるドン」ってコト…?
恐る恐るもう一度チケット枚数を選択して……

決済画面。5分のカウントダウンがまた始まった。
今度はクレカ情報登録できるようになってる!

うおおおおおおお!!!!!
絶望から切り替え、怒涛のクレカ情報入力タイムアタックへ!
おれの手持ちの2枚、早々に「ご利用できません」!
トッモのクレカ2枚も、「ご利用できません」!
なんでだよ!!!!!!金ならあんだよこっちはよ!!!払わせろや!!!!
トッモ「家族総動員のクレカ情報送る。あとは頼んだよ」← 今思えばよっぽどの信頼が無いとできないトンデモ行為
うおおおおおトッモのパパのクレカーーー!!!

いっけえーーーーーーーーー!!!!!!!!!

いけたーーーーーーーーーー!泣

日本時間6:23  pm   絶叫    お疲れ様でした
この画面が出たときね、マジで悲鳴あげて一気にダパァーと泣いた。甲子園球児にでもなった気分だった。
「やったよ、ウチら、マンチェスターに行ける!奴らの地元マンチェスターで!oasisを!見れる!うわーーん!!!」
ちゃんとメールも来てて、確かにわたしのもとには来年7/11のマンチェスター公演のeチケットがある。

この時点でまだチケ手に入れられてないフォロワーたちが「よかったねえ」「心配してたよ〜」と言葉をかけてくれたのもいい思い出。その後忍耐強い日本人たちは待ち続け、続々とチケットを手にしておりましたとさ。ウチらはチケット取ってからやっとポケーとしながら夕食にありつき、夜のうちに英国行きの航空券と5泊の宿をすぐさま予約した。あとはもう行くだけ。
情緒を掻き乱され、たいへんな3時間だったけども、楽しかったな…
世界中のみんなとチケットと列並べて、笑って怒って泣いて、歴史的な日だった。間違いなく。おいオレたちをドキュメンタリーに出してくれ。
この日はチケット取れなかった友達も、後日ロンドン公演のチケを譲っていただけていて、本当によかった。みんなで見ようね。彼らを生んだ大好きな英国で、oasisを歌おうね。

以上、忘備録でした。結局長くなっちゃった。歴史的な日だったねえ。

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というわけでね、わたしは大丈夫なんです。なんてったってoasisのコンサートのチケットを持ってるからね。
これからも元気に生きなきゃいけない。生きる。

何度でも言う。
この時代にわたしが生まれたのは間違いなんかじゃない。全てを投げ出してしまうロックンロールバンドなんかに、人生を委ねたのは正解だった。
生まれてきてよかった、そう思わせてくれる素晴らしいものや人たちにわたしは囲まれて日々を過ごしている。

27歳なんかで死んでやるもんか
絶対神リアム・ギャラガーが120歳まで生きるってんならゥチらはそれに着いていくのみよ

27歳、来年の夏、わたしはoasisをこの目で見るために5度目の英国へ行く。
わたしの人生はこれからもどんどん良いものになる。
気分はスーパーソニックだぜ。



敢えてノエルのソロのこの曲を貼ってお別れ。

バースデーケーキは無いけどな!

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