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【旧裏デッキ解説】わるッサムベトンver.1.0

世間の圧もあり延期になってしまったSMB4月予選。

正直に言うとデッキも絞り切れていない状況だったので、参加者を調整しながら決めていこうと思っていました笑


最近は旧裏勢もSkype対戦が盛んになっているみたいで、実家暮らしの私も重い腰を上げ、Skype環境を整えてみました。

関東以外の方とも対戦できるようになり、今後、一気に環境が変わったり、注目されていなかったカードや組み合わせの研究が進みそうで、楽しみです。


今回はSMB4月予選のひとつの候補であったわるいハッサムとベトベトンを使ったデッキを紹介します。

レシピ

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新殿堂を想定。

ポケモン15枚
ストライク(拡張)×2
わるいハッサム×2
ベトベター(化石)×2
ベトベター(拡張)×1
ベトベトン×1★★★★
わるいベトベトン×1
イーブイ(プロモ)×1
ブラッキー(neo2)×1
ヤミカラス(neo1)×1
ブビィ(イントロ)×1
コラッタ(R)×1
エイパム(neo1)×1

トレーナー31枚
オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
クルミ×4
マサキ×4
ナツメの眼×2
ポケモン交換おじさん×3
いいきずぐすり×2
ポケモンいれかえ×1
ワープポイント×2
ロケット団参上×1
夜の廃品回収×2
ロケット団のアジト×2

エネルギー14枚
草エネルギー×6
鋼エネルギー×4★★★★
悪エネルギー×4

デッキ選定理由1.手広いメタ

まず一つは柔軟に戦えるメタデッキをつくりたいと思っていました。

昨年の環境を踏まえて、キングドラ(neo3)系統、トレーナーロック、LOの3つを中心としたデッキは警戒しています。

(私自身の他の候補にもそのようなデッキもありました。)

このデッキはどちらかというと自分がしたいことを通すデッキではなく、相手に合わせて戦い方を変えて行くデッキです。

グドラにはわるいハッサムを要塞化させることで対応し、

わるラフポルターについては、ベトン+ブラッキーで、
ゴース(拡張)やコダック(化石)については、ブビィ(イントロ)とベトベター(化石)で対応し、

鋼ラッキーには要塞化したわるいハッサム(悪鋼4枚貼り)+ベトン、
フーディン(第一弾)、バリヤード(ジャングル)系にはベトン、
ドンファン系統にはブビィとベトンで対応する考えでした。

デッキ選定理由2.特殊能力ロック

次の理由は、4月予選はシーズンに先駆けて行われる新殿堂の大会であり、各々のプレイヤーがシーズンオフに考えてくるであろう、ぼくのさいきょうのデッキで挑んでくることが想定されます。

10月の最終予選まで時間はあるので冒険してくる人も多いのではないかと思い、
好きなことをしてくる人が多いのではないかと考えました。
実際私自身も最初はそう考えて、初めはずつうわるゲンを握ろうとも考えていました。

そこで、エネエネを使った速攻系やフーディンやバリヤードの耐久系の特殊能力を使ったデッキが増えることを予想して、そのメタとしてベトベトンを採用を決めました。

デッキ選定理由3.複数のアタッカーの採用

最後の理由は、性質の違うアタッカーが複数いて、勝ちのパターンが複数あるデッキを使いたいと思っているためです。

昨年私が握り続けたトレーナーふういんデッキは、ゴースト(拡張)とミュウツー(コロコロ)は、負ける時のパターンが明確で、
息切れして攻め切れない時に時間を稼ぐ手段が少ない点が挙げられます。

他にもベロリンガや鋼ラッキー系のデッキ、ププリン入りにも早々に負けフラグが立ちます。
(諦めてはいませんが、かなり苦しいのが現実)

わるいハッサムとわるいベトベトン、ブラッキーの3つのアタッカーがいることで、簡単に詰まないようにしています。

また勝ち筋が違うので、使っていて飽きがこなくて楽しく戦えるという点も重視し、以前組んだエリウツカラスわるッサムをベースに組んでみました。

動かし方

初めのターンは、ベトベタースタートかストライクスタートで動かし方が変わります。

①ベトベタースタートの場合

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バトル場のベトベターに草エネを貼り、ストライクともう1枚ベトベターを準備します。

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次のターン、手札に草エネルギーとわるいベトベトンがあればバトル場のベトベターをわるいはベトベトンに進化させる。

この時ベンチにイーブイを出し、れんさしんかでブラッキーに進化させる。
ベトベターをベトベトン、ストライクをわるいハッサムに進化させる。
(わるいベトベトンがないもしくは草エネが足りない場合は、バトル場はベトベターのまま)

バトル場のベトベターもしくはわるいベトベトンで戦いながら、わるいハッサムを要塞化させていきます。


②ストライクスタートの場合

まずバトル場のストライクに草エネを貼り、ベンチにベトベターを出します。

次のターン、ベトベターをベトベトンに進化させます。
手札に草エネがあればストライクに貼りスラッシュダウン。
草エネがなければ、わるいハッサムに進化し、鋼エネ(なければ悪エネ)を貼って、要塞化していきます。


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※要塞化したわるいハッサム

個別解説


ストライク(拡張)×2
わるいハッサム×2

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主役ですが1体立てば良いので2-2で絞っています。
個別の解説は前回のエリウツカラスわるッサムを参照。


ベトベター(化石)×2
ベトベター(拡張)×1

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序盤の足止め役兼攻撃役。

化石ベトベターはマヒを巻くことで、こわがらせる、ずつうに対してロック回避の可能性があります。
終盤のLOを狙いたくなる場面でもこのマヒが活躍します。

拡張ベトベターはよくある対戦開始時に雑に置かれた逃げ0ポケモンに、ベトベトマーカーを置き、手貼りを要求することができます。

どちらも使いやすく優秀なカードです。

ベトベトン×1★★★★

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言わずとしれた優秀なロックカード。わるいハッサムが要塞化まで時間がかかるので、相手にエネ加速されないようにするため採用。
突風などで呼ばれることが多いので、常にエネルギーを1枚貼っておくことが大事。

わるいベトベトン×1

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序盤からテンポ良く進化したい場面が多かったので、2枚に増やしたい。


イーブイ(プロモ)×1
ブラッキー(neo2)×1

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ベトベトンの弱点の超を処理する枠①
鋼ラッキーなどと当たってしまった時もだましうちで貫通させます。

ヤミカラス(neo1)×1
ベトベトンの弱点の超を処理する枠②
ベンチにいるだけで相手に圧をかけます。

ブビィ(イントロ)×1
コラッタ(R)×1
エイパム(neo1)×1
にげ0の愉快な仲間たち

オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
クルミ×4
マサキ×4
ナツメの眼×2

割と手厚くしてますが、これでも引けない時があると感じてます。
鋼エネを持ってくる手段がほしい今日この頃。

ポケモン交換おじさん×3
ベトベトンのロックを早く始めるためには、必要十分な枚数。

いいきずぐすり×2
おうごんのみが抜けたかわりに入ってきたカード。
ハッサムに付いている草エネを剥がして回復させます。これがハッサムの耐久力を底上げしています。

ポケモンいれかえ×1
ワープポイント×2
殿堂の関係で呼び出し系が入れられないためワーポで我慢。

ロケット団参上×1
ベトベトンと鋼エネルギーを探します。

夜の廃品回収×2
特殊エネ中心のため意外と使う場面が少なめです。

ロケット団のアジト×2
わるいハッサムとわるいベトベトンの耐久を底上げします。


使用感
リムーブが入っていないデッキには割と強く出ることができます。
一度要塞化して鋼エネルギーが3枚以上ついてくると何も出来ずに完封できることもちらほら。

エネルギーリムーブ系のデッキ、特にカツラのヒトカゲが入っているような炎デッキにはなかなか苦戦します。

最近は余った殿堂4点を超エネルギーリムーブに割いている方も増えたきているように感じるので、そこについて今後対策を考えて行くようになってくるでしょう。

次の予選までに、Skype対戦を重ねてこの課題について考えていきたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。




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