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【旧裏デッキ解説】スーパーデストロイver.2.0

こんばんは、すど◯っどです。

しばらくの間、杉並2020やGB3妄想記事などが続いていたので、このあたりでしっかりした新殿堂のデッキ解説を書きたいと思います。

前々から個人的な研究をしていた前回のカスミのゴルダックデッキについて、
某みそしるさんにくすぐりにせオーキドに頼ってはいけないよと諭されたので、
耐久だけで勝つ以外のデッキを考えたところ、

新しい案ができ、一定の活躍が見込めたので、ご紹介します。

レシピ

新殿堂 環境

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ポケモン16枚
カスミのコダック(ジム拡張1)×3
カスミのゴルダック×2
タッツー(化石)×3
シードラ(neo1)×3
キングドラ(neo3)×3
エイパム(neo1)×1
ムチュール(neo3)×1

トレーナー34枚
オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×3
マサキ×3
クルミ×3
ナツメの眼×2
ポケモン交換おじさん×3
プラスパワー×4
ポケモンセンター×3
エネルギーリムーブ×2★★★★
ハナダシティジム×2
ポケモンぎゃくしめい×2★★
夜の廃品回収×3

エネルギー10枚
水エネルギー5
超エネルギー3
悪エネルギー1
リサイクルエネルギー×1★★

序盤の動き

カスミのコダックに超エネルギーを貼り、タッツーを2枚場に出します。
カスミのコダックはHP60でワンキル耐性があることと、わざ「ちょうのうりょく」により、ドロー加速、20点、相手の技のコピーができます。どれも序盤で有効な効果なので、積極的に使っていきたいです。


2ターン目にはカスミのゴルダックへ進化し、後ろ2体はシードラへ進化させます。
カスミのコダックをもう一枚出して、後続を準備します。
相手が壁を出して育ててくるのであれば、スーパーデストロイ。バトル場にエネを貼るようで有れば、エクストラビームで倒します。


3ターン目は、スーパーデストロイを継続するか、エネを失っていなければエクストラビームを打ちます。

バトル場にエネルギーを貼る必要がなければ後続のカスミのコダックにエネを貼ります。
状況に応じて、ハナダシティジムを貼り、ベンチのシードラをバトル場に出して、キングドラへ進化させてエネを貼り攻撃していきます。

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中盤の動き

エネルギーリムーブやポケモンぎゃくしめいを適宜使い、相手の動きを見ながら攻撃していきます。

キングドラにタッチした後は常にカスミのゴルダックに水エネを1枚貼って置き、いつでもエクストラビームを撃てるように準備しておきます。

隙があればスーパーデストロイを打ち、終盤の消耗戦に備えます。

終盤の動き

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他のグドラデッキと同様にキングドラの耐久を生かして、ポケモンセンターで回復しつつ、攻撃していきます。

エイパムを挟み、エネルギーリムーブ、ポケモンセンター、夜の廃品回収などを使い回し、持久戦に持ち込みます。

序盤、中盤で相手のエネルギーをトラッシュしておくことで、消耗戦に持ち込み相手の息切れを狙います。

このデッキの強み

上述した序盤の動きが、組み立てやすくグドラデッキありがちな序盤の立ち上がりも、カスミのゴルダックのエクストラビームの打点のおかげで、ある程度克服できています。

このデッキでは、一般的なグドラデッキの苦手とする、スライと鋼デッキを意識しています。
スライ対策としては、エネルギーリムーブとスーパーデストロイによるエネ破壊。ビリリダマを呼び出すぎゃくしめい。
鋼にもエコロジム破壊からのリムーブ、スーパーデストロイによるエネ破壊が有効だと思っています。

個別解説

カスミのコダック(ジム拡張1)×3
カスミのゴルダック×2

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このデッキの序盤のアタッカー、兼エネ破壊担当。
リムーブと併用することで、相手を消耗させます。
エクストラビームが色拘束が弱い上に40打点が出せるので、ただのエネ破壊にとどまらず、瞬間的にグドラ以上の火力が出るので隙が少ないです。

エクストラビームで裏を出しても、ハナダシティジムでにげることができるのが強いです。

タッツー(化石)×3
シードラ(neo1)×3
キングドラ(neo3)×3

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旧裏界のゾンビ。
エクストラビームを打ったあと3ターン目以降動かせる軽量アタッカーを探したところお呼びがかかりました。

エクストラビーム後のケア、およびスーパーデストロイで相手を消耗させた後、持ち前の耐久力で、安定的な攻撃をしていきます。
滅多に打つことはありませんが、たつまきによるエネ破壊もデッキコンセプトとマッチしています。

エイパム×1

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説明不要の無限猿。
雑に使いたいので、本当はもう一枚採用したいです。

ムチュール(neo3)×1 

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エネ破壊が苦手とするリサイクルエネルギー、鋼エネルギー+エコロジムに強い、エネバウンスカード。
スーパーデストロイと同様にベンチからも対象を選ぶ効果が強いです。
バウンス後は、相手はドロソを消耗するので、結果的にLOに繋げることも視野に入ります。

オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×3
マサキ×3
クルミ×3
ナツメの眼×2
ポケモン交換おじさん×3

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オーキドで捨てたくないカードが多いデッキのドロソ配分で、最近気に入っている型。
プラスパワー等でワンキルの可能性も視野に入れているため、従来よりウツギが少なめ。

プラスパワー×4

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打点不足と相手計算を狂わせるために採用。
実際には使わなくても、相手の回復のペースを早めたりと見えないところでも仕事をしてくれています。

ポケモンセンター×3

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グドラをゾンビ化させる魔法のカード。
悪エネルギーをトラッシュできるのも強いです。

エネルギーリムーブ×2★★★★

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スーパーデストロイを打つための布石として、バトル場のポケモンに使うことが多めです。

ハナダシティジム×2

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エクストラビームを放ち賢者モードになったゴルダックを入れ替えるためのスタジアム。
このカードのおかげで下記のぎゃくしめいを採用することができました。

ポケモンぎゃくしめい×2★★

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多少のプレイングの工夫が必要ですが、突風一枚よりも心強いカード。
エクストラビームと組み合わせてHP40のたねを狩ります。
リサイクルエネルギーと調整して4枚にしてもいいかもしれません。

夜の廃品回収×3

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ポケモンセンターやエクストラビームの消費を考えての3枚。

水エネルギー5
超エネルギー3
えんまくやたつまきを打つ可能性も考慮して、水エネルギーのエネが気持ち多めです。

悪エネルギー1

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体感的にはもう1枚入れても良さげ。

リサイクルエネルギー×1★★

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このカードを抜いて夜廃を増やす案もありますが、現状ではポケモンセンターを使いたいため不可欠なカード。
出来るだけグドラに貼るように心がけます。

採用候補

カスミ

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打点をあげるために入れたいのですが、捨てたい手札がなかなかないため見送り。環境次第では奇襲のため採用するかもしれません。

ヤミカラス(neo1)

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説明不要な優秀なベンチ狙撃要員
置いておくだけで一定の圧力をかけることができます。

ピチュー(neo1)

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特殊能力メタ。置物系に強めに動けます。


他のグドラデッキとの比較

※リンク先のデッキは代表的な例です。

純正グドラベトン

特殊能力が防げない分、ダメージスワップによる持久戦をメインとしたデッキ等には弱くなる。
→ピチュー(neo1)の採用を検討。

対面した場合、ベトベターがカスミのゴルダックの弱点をつけること以外は有利に動けそう。

カスミウィニーグドラ

カスミのヒトデマン、ニョロモのウィニーによって出だしの数ターンの攻撃性能はすごいけど、カスミのゴルダックでも近いことができそう。プラパをドローするためやカスミの手札コストで手札が減ってしまうため、後半の持久力に差が出そう。

対面した場合、序盤に速攻を決められると負けそうで、粘り切れた場合は持久力でこちらが勝てそう。

カツラのリザードン入りグドラ

カツラのリザードンが瞬間火力を出せたり、ベンチ狙撃ができるため柔軟性がある分、
2進化ラインが2つ入っているため事故率はこちらの方が低くなる。
→ベンチ狙撃用にヤミカラス(neo1)の採用を検討

対面した場合は相性面で有利。

ブラッキー入りグドラ

ブラッキーでバトル場50、ベンチ30の選択を迫ることができる分、ポケモンセンターの枚数が少なめ。
カスミのゴルダックと比べると相手はブラッキーの対処にカードを使うため、終盤にグドラを維持しやすい。

対面した場合、悪エネルギーをピンポイントでデストロイ、リムーブし、ポケモンセンターの枚数差でうまく対処できそう。

カメグドラ

カメックスによる加速と60打点、たつまきによる50打点+エネはがしがあるが、それぞれ2進化ラインで、カメックスは1枚しか採用していないため、場を整えるのに時間と労力がかかる。カメックスに殿堂を割いているため、妨害系のトレーナーがあまり採用できない。

対面した場合、エネルギーが整ってしまうと毎ターン60,50打点を受けるため厳しい展開になる。全体的にリムーブに強めなのもつらい。

サカギャラ入りグドラ

他のグドラが相手のやりたいことを阻害し、耐えながら闘う一方、自分のやりたいことを押し付けていくタイプのデッキ。
多少の運は絡みますが、りゅうのきおくによる速攻、ベンチへのばらまき攻撃。たつまきによる高打点。
ただドロソが少ないので、事故率がこちらより高そう。

対面した場合は、ポケセンとスーポケ回収4投の鬼の耐久力で、勝つことはなかなか難しそう。

まとめ

このデッキの良いところばかり説明してきましたが、このデッキの一番大きな欠陥が一つあります。

それは、対戦相手に結局グドラかぁと思われてしまうところです。

冗談のようですが、僕自身も、フリー対戦でタッツーが見えると「あ、はい(^_^;」と思ってしまうことがよくあります(笑)

良くも悪くもそれだけ、安定して強いカードであることは間違いないのですが。

フリー対戦は大会と違い、ある意味コミュニケーションの場でもあるので、何かしらの楽しさのあるデッキにしたいところです。
(ロックやLOが好きな人が言うセリフではない)

とはいえ、マイナーカードであるカスミのゴルダックを活躍させる方法を考えるのは楽しいので、
引き続き改良案や新しいデッキを考えて行きたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。








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