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黒い本を持って、白い服を着よう。

どうも、あおいちゅん(@suddenly313)です。

「人生に寄り添う1冊を楽しむ人の様子を写真に残したい」
そんな想いと共にスタートした撮っておきの1冊「本とあなたのポートレート」、略して「ホントレート」

ということで、半袖でちょっと寒そうな服装ではありますが、わたしのだいすきな本が記事になりました!わーい!

クロギタロウさんのBooksだらり庵でご紹介いただきました。

取り留めのない思い出話でしたが、クロギさんがとってもとっても綺麗にまとめてくださいました。
記事を読んでいるときには、自分のことなのに「そうそう、そういうことなんだよね」なんて頷いて。
こんなに素敵な記事にしてくださって、ありがとうございます。

ホントレートのインタビューにあたり、ほんの少し語り足りないことがあったので、残しておこうと思います。

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この図書室での出来事は、あまり人に話したことがなくって、自分の中に秘めていたことでもありました。
中学時代の部活の同期にさえ、話したことがありません。
わたしにとっては大切な思い出で、でもちょっぴり甘酸っぱい、秘め事なのです。

お話にでてくる国語の先生にもう一度お会いしたくて、今勤務されている学校を何度か調べたりもしたのですが、足取りが追えませんでした。
噂によると一度離島に転勤になった後、また都内の中学校で教鞭をとっていると、小耳に挟みました。
一つ下の学年の担任だったので、後輩の中には今でも連絡を取り合っているひともいたかもしれません。
ですが、後輩に先生のその後を聞くのも何だか恥ずかしく、足取りは結局分からずじまい。
でも、それもまたいいのかななんて、思ったりしています。

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それから、当日の撮影には、何を着ていこうかしらと悩んでいました。
季節は夏。お着物も暑いしなぁ、と思い、洋装でいくことに。
本は乱歩で決まっていたので、なんとなく統一感のあるようにしたらポートレートも映えるんじゃないか。
表紙が黒い絵に金字でタイトルが印字されているから、逆に真っ白な装いでいこうか。
ということで全身白です。
アイキャッチで少し覗くサンダルはシルバーで遊び心を。ブレスレットも白で。

さわやかでいいでしょ? 

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ポートレートを撮ってくださった場所は、わたしの卒業した高校があった場所の隣にある公園です。
“あった”という言葉の通り、わたしの母校は閉校してしまいました。

いまではその校舎に新しい学校が入っており、校章や行事を受け継いで新たな文化が作られています。

写っている場所は高校時代の通学路に使っていたところで、泣いたり笑ったりしながら日々歩いていた場所です。
当日は台風前ですごく風が強く吹いていて、飛ばされそうになりながらでしたが、それもまた思い出。

思い出深い場所で、こうやって形として残すことができて感無量です。本当に嬉しい。

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そんなこんなで、ちょっとした裏話も兼ねてのnoteでした。
乱歩が引き合わせてくれたこの思い出を、形として残せて嬉しいです。
本当にありがとうございました…!

いただいたサポートは、明日への活力に繋げるためのビールやラーメンやお刺身を買うのに使わせていただきたいです。ありがとうございます!