頑張らないために頑張る以外の頑張るを無くすために頑張った方がいい
何言ってんだ?って感じですね。
スコープを明確にすると
(((頑張らないために頑張る)以外の頑張る)を無くすために頑張る)
って感じでしょうか。
他人をねぎらう時、励ます時、
どうしても、やむなく、
「無理しない程度にがんばってね」
とはいいます。
他の言葉で代用しにくいし、細かく説明するとクドくなるので。
言いますし、本心ですけど、この短文で言いたいことを言いつくした気になれないから、どうしても真意が伝わったかどうか心配になります。
「無理するなって言ったって、
無理するしかないじゃん!
なんかしてくれるわけじゃないんでしょ!?」
とか逆切れされても困りますし…。かと言って、一言「頑張れ」だけだとそろそろハラスメントになりかねませんし。
かと言って
「頑張らなくていいよ」
とも言いたいけど、これも本当に言いたいこととは異なる。
短い言葉って難しい…
本当に言いたいこと
本当に言いたいことは、
一番大切なのは「頑張らないようにする」ことです。
「頑張る」ことを日常化してしまうと、
常に休む間もなく頑張り続けることが、
義務的なモノだと強制意識がはたらきます。
ですが、常に気を張って頑張り続ける人間なんていません。
そんな非現実的な取組みをするくらいなら、
できるだけ「頑張らなくていい」状況を生み出すべきです。
せめて、どうせ頑張るなら
「頑張らない状況を作るためにだけ、頑張れ。
それ以外で無駄に頑張るな」
って言いたいわけです。
『IT』をはじめ、世の中の産業の多くは人に豊かさを与えてくれるためにあります。そしてその豊かさとは「今よりも楽にする」「今よりも良い環境にする」ことです。
ですから、そういう仕事についている人ならなおさら「楽をする」ための考え方、アイデアを持つようにしましょう。
「お客さまのために」
もいいですが、何より自分がそれを実践しないと、医者の不養生とおなじです。「栄養が偏りすぎてる!もっとバランスを考えて!!」と叱る医者が、裏では毎日カップラーメンばかり食っていた…では説得力に欠けます。
そうならないように、まずは身の回りから「頑張らないための努力」をしたいものですね。
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