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この状況を切り抜けるために協力を仰ぎましょう

宇宙一外食産業が好きな須田です。

昨日、弊社がお付き合いしている弁護士さんとお会いしてきました。

このコロナ対策で法的に合意していて、すぐに対応できることを確認してきました。

内容な至ってシンプルなものでした。

対応のテーマは資金の確保です。
やはり企業活動にとって一番重要になってくるのは、資金の確保、現金を少しでも多く確保することです。
現金は二通りの方法でしか手にすることが出来ません。

稼ぐか、借りるか、この二通りです。

稼げない今は借りることが一番の得策です。

そこで、一番有効なのは、日本政策金融公庫のコロナ対策の緊急融資です。

以前より、このnoteの記事で何度もお伝えしております。
必要になる資料なども添付させて頂きました。

融資条件は、売上が対前10%以上減少していること。
ほぼ全ての飲食店は対象になると思います。
元本の返済も半年間は猶予していただき、金利のみの返済にするなどの返済条件の猶予もあります。これをお願いすることで、返済原資を半年間は猶予してもらえます。

経営的は非常に楽になると思います。

返済原資を気にして融資を申し込めないといっておられて経営者の方もいらっしゃいましたが、半年間は猶予されますので、その間に営業を盛り立てれば何とかなると思います。


これと同時に資金を確保することで出来ることは、現在借りている融資のリスケジュールです。

これも現在銀行・信用金庫などから借り入れている場合、半年間元本の返済を猶予していただき、金利のみの返済にしていただくことで、手元資金の減少を食い止めます。

昨日弁護士に確認にしたところ、このリスケジュールのサポートが一番業務としては多いと言っておりました。


次に、家賃交渉です。
これも、リスケジュールと同様に、半年間は家賃を減額していただき、半年後から通常家賃に減額して頂いた金額をプラスして返済する交渉を即座にすることです。

この交渉も弁護士業務としては多い案件だと言っていました。

例えば賃料を半額にしていただき、半年後からは通常家賃に不足分をプラスして、1年間に渡って返済していくなどの方法です。

仮に賃料が30万ならば、半年間は15万にしていただき、半年後からは、37.5万を1年間にわたって返済していきます。

仮に月商が300万ならば、通常賃料の家賃比率が10%に対して、猶予してもらった金額をプラスした37,5万は家賃比率12.5%です。

ここまでなら十分に対応可能な範囲だと思います。

整理すると、日本政策金融公庫からの緊急融資の借入、
現在借入れている銀行・信用金庫のリスケジュール、
賃料の減額交渉、
この3本立てで資金確保をしてはいかがでしょうか。

入ってくる資金を増やすことと、出ていく資金を減らす対応で手元資金を増やすことがテーマです。

今はこの難局をあらゆるところの協力をいただきながら、どうにかして切り抜けることが大事になってきます。

不本意な結果にならないためにも、金融機関にも大家さんにも協力を仰いで、切り抜けていきましょう。

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