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「親から遺伝しないモノ」とは?

こんにちは😃
DNAマエストロの寿田みなみです💡

先日、SNSで面白い見出しの記事を発見しました😄

それは「親から遺伝しない唯一のものってなんでしょう?」と言う記事だったのですが、DNAの特性について日々学んでいる身としては大いに興味を惹かれる内容でした😍

皆さんは何だと思いますか?

まずはDNAの特性に関してのお話をして行きたいと思います😃💡

ミトコンドリアDNAとY染色体

私たちが提唱している『DNA歴史心理学』ではミトコンドリアDNAの特性Y染色体の特性について学んでいきます😃💡

ミトコンドリアDNAとY染色体について、これらが何であるか科学的に説明すると長くなってしまうので、

ミトコンドリアDNAは母親から子供に遺伝する
Y染色体は父親から男子のみに遺伝する(Y染色体は男性にしかありません)

とだけ認識しておいて下さい。

このミトコンドリアDNAとY染色体の分類は分かりやすいようにアルファベットで表記されています😃

アメリカでミトコンドリアDNAの研究が始まった時に、アメリカにいる原住民のミトコンドリアDNAに「A」と表記し、そこから分類していく中でBCD、、、と割り振っていきました💡

そしてミトコンドリアDNAはアルファベットと数字の組み合わせで表すので、アルファベットの後ろに数字後がきて、またアルファベットがきて、また数字がきて、またアルファベットがきて、と
「A1a1b2、、、、」と言った具合にアルファベットと数字の組み合わせで分類されています😊

これは他タイプでも同じく
B1a1a、B2a1a、、、
C1a1a、C2a1a、、、、
と表記されていきます🙂

そしてアメリカから世界へとDNA採取の場を広げて行き、アフリカで人類の祖先である一人の女性のミトコンドリアDNAに辿りつきます💡

アメリカから調査を始めて、そこから「ABC、、」と分類していったので、人類の祖先と言われる女性のミトコンドリアDNAは「L」と分類されました😄💦

そしてY染色体もアルファベットで分類されてます😃

Y染色体の研究はミトコンドリアDNAの研究が行わた後にされたので、Y染色体の分類は見つかった順ではなく、人類の祖先と言われるミトコンドリアDNA「L」の女性と一緒にいたであろう男性のY染色体に「A」と分類しました💡
ミトコンドリアDNAと同じくY染色体も「A1a1、、、」のように表記されます🙂

そして、日本にはミトコンドリアDNA「D4」タイプの人とY染色体「D2」タイプの人が多くいます😊
次にミトコンドリアDNA「B4」タイプの人が多いので
ミトコンドリアDNAは母親から子供に遺伝する
Y染色体は父親から男子のみに遺伝する
を、「父、母、姉、弟の四人家族」を例に説明すつと

父→ミトコンドリアDNA「B4」タイプ、Y染色体「D2」タイプ
母→ミトコンドリアDNA「D4」タイプ 
だった場合

姉→ミトコンドリアDNA「D4」タイプ
弟→ミトコンドリアDNA「D4」タイプ、Y染色体「D2」タイプ
となります😃💡

ミトコンドリアDNAは母親から子供に遺伝しますが、父親から遺伝することはありません🙂

ここで注意してほしいのは、あくまで遺伝子情報の中のミトコンドリアDNAだけが遺伝しないと言う話なので、父親からは娘に何も遺伝しないということではありません💦

そしてY染色体は性別を決定する因子のため女性にはありません。
なのでY染色体は父親から男子にしか遺伝しないのです🙂💡

ミトコンドリアDNAとY染色体の特性

簡単な説明で分かりにくい所もあったとは思いますが、ミトコンドリアDNAとY染色体が親から子供にどのように遺伝するのかの仕組みはこんな感じです😊

この仕組みは人類がホモサピエンスとして一つの種族になったときから脈々と続いてきてるものです😃
何万年も前の自分の祖先はアフリカにいたんだと考えると壮大なロマンを感じませんか?😍✨
(壮大なロマンを感じるのはDNA歴史心理学ヲタクな私だけかもしれませんが、、😁💦)

ミトコンドリアDNAとY染色体にはタイプごとに『特性』があります😀💡

『特性』はそのDNAタイプの人達が
・どんな文明を築いたか
・その中でどんな生活をしてきたのか
・その生活をする中で脳のどの部分をよく使うのか等
そのタイプの人達がどのように世界を移動し、その中でどんな歴史を歩んできたかをもとにして定義してます🙂

例えば先程例に出した日本人に一番多い「D4」タイプの人達は主にアジアと言われている地域(中国やインド周辺)から日本の土地に来ました。

「D4」タイプの人達は「農耕」が根付いた文明に住んでいて、集団で生活していました。
集団で働くにあたって自分に与えられたルーティンな作業をこなしていかないと他の人に迷惑が掛かるのでとにかく頑張ります。
そうしていくうちに人の目が気になるようになり、更に終始一緒にいるためもめ事が嫌いでいした。
そのため、揉めないために空気を読む(顔色を伺う)ようになります。

これが元となって「D4」タイプの人の『特性』には
・集団で行動するのが得意(好き)
・ルーティンな作業が得意
・人の目が気になる
・空気を読む
と、いうものがあります😊
(上記はD4タイプの人達の特性の一部です)

このように他のミトコンドリアDNAタイプにもそれぞれ『特性』があり、
Y染色体のタイプにもそれぞれ『特性』があります💡

そしてこの『特性』はミトコンドリアDNAとY染色体が遺伝するように、親から子供へと遺伝していきます😄

「利き手」は遺伝しない

そんなことを踏まえて、最初の話に戻ると
親から遺伝しない唯一のものってなんでしょう?
の答えは「利き手」です😃

正確には「利き手に関する遺伝子情報が見つかっていない」と言うのが現状です💡

色々な研究が進んで「左利き」になりやすい遺伝子タイプは少しづつ見つかってきているみたいですが、同じ遺伝子タイプの一卵性双生児でもどちらも「左利き」になる事例か少なくはっきりと提唱できないようです💦

そして「利き手」に関しては年齢が高くなると共にその割合が低下していき、お年寄りの中で左利きが5%以下になることから訓練で変えることが可能だということも実証されています。
(今の70代以上の人達は強制的に右利きになるように学校等で指導されていたため)


先ほど説明していた『特性』ですが、性格等に与える影響は60%といわれていて、残りの40%は育つ環境(兄弟構成等)といわれています🙂

たまに「母と自分は性格とか似ていない」と言う話を聞くことがあります。
それは例えばお母さんが長子(お姉さんの立場)で自分が中間子(真ん中の子の立場)だと、兄弟構成上の立場が違うのでそこの違いを感じたりすることがあると思います。
また兄弟構成上の立場が同じだったとしても同族嫌悪というのもあるので、客観的に妹に聞いたりすると「お姉ちゃんとお母さんそっくりだよ」など自分は違うと思っていたけど、特性を踏まえると実は似ていたことがわかることもあります。

根本的な『特性』は全てしっかり親から子供へと情報として遺伝されているのですが、環境がその『特性』の「出かた」に影響を与えていたりするということです💡

この環境の一部に「親」の存在があります。
(世の親御さん達「環境の一部」と表現してしまってごめんなさい💦説明上のことですので、この表現になってしまうことご了承ください🙇‍♀️💦)

母親のミトコンドリアDNAと子供のミトコンドリアDNAは同じですが、この同じ『特性』が良くも悪くも子供に与える影響は大きいです🤔

そして「父親のミトコンドリアDNAは子供に遺伝しない」と説明しましたが、一緒に生活している以上、父親の『特性』が子供に影響を与えないことはありません🙂

40%は育つ環境が子供に影響を与えているので、親の関わり方でその子の『特性』が活かされるか、それとも『特性』が押し込められてしまうかに影響してくるということです。

利き手以外は全て遺伝

「利き手」は遺伝しないということは、
逆に言えば利き手以外は全て遺伝するということになります😃

先ほど説明しましたが、ミトコンドリアDNAやY染色体は親から子供に遺伝してその『特性』も全て遺伝します💡
そして環境でこの『特性』の出方が変わること、この環境の一部に「親」と言う存在がいることも説明しました🙂
つまり「」と「」の関わり方でもこの『特性』の出方が変わってくるということです😊

私は「B4」というDNAタイプなのですが、「ポジティブ」と言う特性があるのですが「空気が読めない」と言う日本人としては致命的な特性があります😁💦

しかし、この「空気が読めない」特性は言い換えると「マイノリティだとマジョリティの提唱している空気感が分からない」ということです😃💡

私の(結婚する前の)家は4人家族です。
父のDNAタイプは「D4」で私とは違うDNAタイプです💡
最初の方にも説明しましたが、日本で一番多いDNAタイプは「D4」なので日本全体の単位でみると父のタイプがマジョリティになります🧬

しかし、私の家では3人がDNAタイプ「B4」になるので、父だけが「D4」と私の家族単位で見てみると父がマイノリティなタイプになっていました😮

父がマイノリティなタイプになっていたので「お父さんって空気読めないよね」と言う会話が成立していました😄💦

つまり「家」という環境の中では自分は「自分は空気が読めるタイプ」と認識していたので、学校や会社のような「社会」に出た時に「自分の方が空気が読めないタイプ」と認識するのに時間がかかりました😅

このように、環境によって『特性』の出方が変わってくるのです😀

親をせめているわけではないのですが、
もし親が自分のDNAタイプの特性を理解していたら、、
そしてパートナーのDNAタイプの特性を理解していれば、、
「これは特性の違いなんだ」と理解して社会に出た時に困惑することもなっかたのかなと思うこともあります🤔

ただ、そう考えるとこれから親になる立場としてはとても重要なことかなと思っています🙂

最近『多様性』と言う言葉をよく耳にします😃

この『多様性』をDNAタイプの観点から見ると最小単位は「家庭」です

私の家族を例に挙げましたが、
父 ⇒ ミトコンドリアDNA「D4」 Y染色体「N」
母 ⇒ ミトコンドリアDNA「B4」
兄 ⇒ ミトコンドリアDNA「B4」 Y染色体「N」
私 ⇒ 母と同じ
と私の「家庭」だけを見ても「3タイプ」の人が存在しています💡

私と母は同じタイプで同じ立場の末っ子ですが、母は私からみたら祖父の影響を受けているし、私は父からの影響を受けているので、同じタイプ同じ立場だけれど全く同じ特性の出方ではありません🙂

ただ、このDNAタイプの特性を理解することによって客観的に自分と母を見ることができるので、やはり自分はしっかり母のDNAタイプの特性が遺伝しているなと感じます😊

『多様性』と聞くと「社会の中でのマイノリティな存在を認める」ことだとと思いがちですが、実は家庭の中にもマジョリティとマイノリティが存在しているのです💡

しかし、この「マジョリティ」「マイノリティ」と言うカテゴリーはDNAタイプによって決まってるわけではなくその環境や立場において変化します🙂

大切なのは家族であってもその人を理解するということです😃💡

「利き手以外は遺伝する」と言う観点から「DNAタイプの特性も遺伝する」と書いてきました💡

そして、DNAタイプの特性は遺伝していても出方には違いがあることも書いてきました😊

同じタイプだからこそ理解できるけど、受け入れがたい所もあること
違うタイプだからこそ理解できないこと
は当然あると思います🙂

しかし、理解できないからといって相手を否定していてはいくら家族とはいえ家庭の中でも争いが起きてしまいます💦

親である立場の人が自分の特性、そしてパートナーの特性を理解していたら少なくとも相手を否定することはなくなるし、また自分の子に対しても客観的に理解できるので、争いになることがなくなると思います😄

家庭の中の「多様性」を理解することで争いが無くなるということは、その次の「社会と言う単位」の中での「多様性」によっての争いが無くなっていく足がかりになるということです🙂

遺伝するDNAタイプの特性

「遺伝」の話から「多様性」の話になってしまいましたが💦

「利き手以外は遺伝するからDNAタイプの特性も遺伝するよ」と言うことはつまり、「親が特性のことを知っとくと良いよ🤗✨
という話です😁💦

どう足掻いても、特性は遺伝します💡

この「多様性」について考えなければいけない時代には、自分にとっても子供にとっても役立つと思います😊

最後「で、結局この人は何が言いたかったんだ?」と思った方はぜひ無料説明会に申し込んでみてください😆✨

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無理やりまとめましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます✨

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