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自己評価について



伊達にツイ廃してない、初日から二記事目なんて…。



どうも、書きたいことが多すぎて戻ってきました、此処に。


いきなり本題に入りますが、僕は



極端に自己評価が低いです。




特に見た目で貶されたことはないですが、自分の見た目はかなり気持ち悪いと常々思ってますし、話の内容も面白くない、声もキモい、仕草一つ一つが不愉快、と自分では思っています。


これだけ自己評価が低い理由はわかりません。別に幼い頃から貶され育ったとか、褒められた試しがないとかでもないです。


この自己評価の低さが確実に人間関係にも影響を及ぼしています。


人と会話をしても『何か余計なことを言っていないか』『もしかしたら不快な思いをさせたかもしれない』『そもそも僕と会話なんてしたくなかったかも』と、必ず後で答えのない反省会をします。

たとえそれがどれだけ仲が良いと思っている人相手でも(そもそも仲が良いと思っているのも自分だけかもしれないという不安が付きまとう)


3世紀くらい前に、2秒位付き合ってた人がいたんてすけど、その人の言葉ですら好意的に受け取ることはできませんでした。

いくら「好き」だとか「カッコいい」だとか言われても、1ミリも信用できず、『自分の機嫌を取る為に嘘を付いている』『そもそも僕のことが嫌いなのでは』としか考えられませんでした。


これらのことが大学生活で続いた結果、今では超人間不信に陥ってしまいました。


他人の言うことは全てウソ、ポジティブな発言は僕を騙す為に…、病的ですね。


しかし最近、一切何も信じられなくなった僕にある種の救いの手が差し伸べられました。



地下アイドルです



詳しくない人の為に軽く説明すると、地下アイドルとは大々的にメディアに出るような知名度のないアイドルのことです。

もちろんパフォーマンスもするのですが、ライブが終わったあとに特典会というのがあり、そこで一緒にチェキを撮れたりお話したりすることができます。


この地下アイドルに最近ハマりまして、これがまた楽しい。


もちろんアーティストとしてのパフォーマンスも好きですが、先程述べた特典会というのにとても楽しみを覚えるようになりました。


そこまで気に入った理由を自分なりに考えてみたのですが、おそらくは

"地下アイドルは嘘を商売にしている"

という点です。


彼女達はオタク達から金銭を受け取る代わりに特典会でチェキを撮ったり会話してくれたりします。

もちろん商売ですから、僕が変なことをしない限り嫌がる素振りを見せず、笑顔で接してくれる訳です。


ここがポイントで、彼女達は "商売として" 僕と接してくれます。

つまり、僕は彼女達に

 "本心で会話を楽しむこと"

を要求する立場にいないということなのです。


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もちろん彼女達の本心は知りません、もしかしたら楽しんでくれているかも。

でも僕の立場からすれば、彼女達に純粋に会話を楽しんでくれることを期待する必要はなく、あくまで形式的に、擬似的にお友達ごっこをすれば良いわけです。


かなり冷めた見方ですが、他人を信用できない、他人からの評価が怖い僕からすれば、地下アイドルとの会話は利益関係がハッキリしている分、とても気が楽なのです。


アイドル達は、本心に関わらず僕をお客さんとして楽しませる。僕は対価としてお金を払う。

この構図がある為に、割り切った行動ができる。

彼女達から好かれる必要もない、相手を楽しませる必要もない。

もちろん会話中は全力で会話を楽しみますし、会話の中で少しでも自分のことを気にいってくれたらという思いもあります。


ですが、会話したくない時は会いに行かなくて良い、会話に責任を持たなくて良い、相手からの評価を気にする必要もない。



非常に気が楽です。



変な話ですが.1番純粋に会話を楽しめる場所だとさえ感じます。



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昨年のクリスマス、好きな地下アイドルの子↑にクリスマスプレゼントとしてピアスをあげました。

『要らなければ捨ててくれればいい』くらいの気持ちで渡しました。


もちろん嬉しそうに受け取ってくれます。

そこでも相手の本心を伺う必要がなく、純粋に『自分があげたプレゼントを喜んでくれる女の子の感謝』を受け取ることが出来ました。

その後もインスタにプレゼントをあげてくれたり、ライブにつけてきてくれたり、とても喜んでくれている素振りを見せてくれました。


ここでも大事なのは、

 "本当に喜んでいる必要はない" 

ということです。


その子は僕というファンを、カスタマーを手放さないためにそういった行動に出たのかもしれません。


しかし、そんなことはどうでもいいのです。


僕はプレゼントをあげた。その子は喜んでいる。それだけていいのです。


その事実だけが僕が求めていたものであり、それ以上でもそれ以下でもありません。


その事実が僕に幸せをもたらします。



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この様に、地下アイドルという『都合のいい存在』を見つけてしまった僕は、ますます身近な人間との距離感を広げていくことになります。


この逃避行動が現状どう作用しているかは分かりません。

無理にでも『リアルな人間』と関わりを深めるべきだったのか。

ストレス源の人間関係を断ち、地下アイドルに陶酔して正解だったのか。


おそらくしばらくはその答えが見つからないと思います。


本当はもちろん普通に人間関係を構築したいし、趣味として地下アイドルも楽しんでいたい。


しかし、心に負った傷は想像以上に深く、しばらくは人と目を合わせて会話できそうにありません。



いつか本心でぶつかれる友達や彼女が出来たらなぁ。


そんなことを考える日々です。






人生そのものが、僕のリハビリ期間なのです。





退院が先か、死が先か。





青空の下で駆け回れる日を夢見て…。









ではまた。



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