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優しさを伝える「ユマニチュード®️」。

先日、ある動画を見ました。
認知症患者を相手に、優しさを伝えるケアをする「ユマニチュード」。

認知症患者は、「自分は存在しない」と常に孤独感に襲われており日々不安やストレスフルな環境で過ごしている。私たちもそのような環境に置かれたら誰しもが不安になり、助けを求めると思います。そんな認知症患者に対し、私たち医療者や周りの支援者はどのような関わりができるのかを学びました。

動画では、これまで笑わなかった患者が笑ったり、医療者に対して抵抗することなく素直になったり。魔法のような場面ですが、根拠のある「技術」であると。

私はその場面を見て、とても感動しました。患者さんの感情に働きかけ、信頼関係を築き、愛情を伝えることで患者さんに眠っている力を取り戻すことができるのだと。それは難しいテクニックではなく、私たちが患者さんの立場に立ち丁寧に接することで可能になるものだと。

人は誰だって、子どもも大人も周りから認められて過ごしている。それはどの歳になっても、病気になっても同じ。そのことを忘れずに看護師として患者さんと関わっていきたいと思いました。

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