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スターバックスはお好き?

スターバックスいいですよねぇ。なんなんでしょう、あのいい感じ。テイクアウトでは手元にオシャレさを添えてくれるし、店内では束の間のオシャレ気分を味合わせてくれます。まさにインスタ映えの代名詞と言っても過言ではないでしょう。

トップ画(kuronekopunkさんありがとうございます)はたぶんスタバの象徴「セイレーン」だと思いますが、スタバロゴの女性です。元々はギリシャ神話に登場しますが、創業者は北欧神話を題材にした16世紀の木版画を参考にしています。ちなみに、「スターバックス」はメルヴィルの『白鯨』に登場する一等航海士の名前だとか。『白鯨』は読書家としても有名なオバマ元大統領の愛読書とのことで、いつか読んでみたいです。

店内を見回すと、素敵なアート、暖色系の程良い明るさの照明、異国情緒あふれる内装になっています。音楽がまた素敵。

スタバを世界的コーヒーチェーンにしたハワード・シュルツ氏によると、世界各地のコーヒー豆による香り・味わいがロマンチックさや、ちょっとした贅沢さを与え、オアシスとしての役割を担っていることがスタバの魅力だと分析しています。どおりで虜になるわけです。

すみません、でも僕はちょっとひねくれてるのでここからは裏話を…このまま気分良く終えたい方は前のページに戻るしてください(笑)

■いつもの一杯を大切に


そんなスタバですが、とある抗議活動家たちから目の敵にされていたことをご存じでしょうか。その活動家とは、「反グローバリゼーション」を訴える人々です。

1999年にシアトルでWTO(世界貿易機関)の首脳会議開催の際に、大規模なデモが発生し、暴徒と化したデモ隊によりシアトルのスタバ店舗が襲撃されました。その主張の要点は、現地労働者の低賃金労働の是正利潤追求のための環境破壊反対など。もっとも、目の敵にされたのはスタバだけではありませんが…シアトルはスタバの本拠地だったので尚更みたいです。

僕は消費者という点で、ささやかながらもグローバリゼーションの担い手の一人です。グローバリゼーションが良いのか、悪いのか、今の時点ではわかりません。しかし、僕たちの生活にもたらしてくれた恩恵は大きいと思っています。

今もスターバックスが活動家の対象にされているのかはわかりませんが、温かいコーヒーをいただくときは、産地を気にしてみようと思います。そして、コーヒー豆を栽培、収穫してくれている現地の人々の顔を思い浮かべてみる。色々な思いが相まって、いつもより特別な一杯になるような気がします。

何が本当で、どうすれば良いのかは、これから少しずつ追いかけ、考えます。

ここまで来てなんですが、僕はスタバ大好きですし、家以外で読書したい時はよく利用させてもらっています。店員さんの接客も最高!僕は活動家ではないことご理解くださいませ(笑)

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