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最近知ったカカオの話

ちょっと前の話ですが、今年のバレンタインの前に僕がフォローしている方のツイートに「次のチョコレートブランド7社は子供の奴隷を使っているから、僕は加担しない(買わない)」という旨がありました。

そこに貼られていたリンク先にその実態とされる記事があり、悲惨さを伝えていました(今は削除されているようです)それからアンテナを張っていると2020年2月28日の朝日新聞に似たような内容の記事を見つけました。

記事の内容としてはチョコレートの原料となるカカオの生産に関するものですが、具体的には生産農家の賃金が不当に低いこと、そこにはたくさんの子供が危険な労働環境にいることなどが書かれていました。

中でも「安い労働力を大量に集めようと、人身売買や誘拐を招く要因にもなる」と書かれた一文は、「奴隷」は決して過去のものではないということがわかりました。

記事によるとそれらを改善しようとする動きもあるようですが、僕の目をひいたのは「エシカル消費」という言葉です。もちろん、この時に初めて知ったのですが次のような意味があるそうです。

【エシカル(倫理的)消費】
人権問題や環境保全、動物保護、貧困対策などへの対応を基準に、購入する商品を選ぶこと。

主に若い世代で加速しているそうで、先ほどのツイートの件もこれに当たるものと思われます。

「買わない」という行動が正解なのかどうか僕にはわかりませんが、その他に具体的な解決策を示せないのが悔しいところです。

チョコはお好きですか?僕はチョコが大好きなので悩ましい問題です。残念ながら「みんながチョコ買わなくなったら、売り上げなくなって、最終的にカカオ農家の人たちが困っちゃうでしょ!?」と安易な想像しかできません。

だからひとまず不買行為はしませんが、情報を集めつつ、チョコを食べるときは「ありがとう」と思いを込めながらいただきたいと思います。


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