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【読書のコツ】⓪一冊目のポイント

今回はこれから読書をはじめようという方や、本を読んでいるけど頭に内容が入らない…とお困りの方へ読書のちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。


読書力ゼロだった僕が本を読んでいく中でつかんだコツなので、似た境遇の方にはご参考にしていただけるのではないかと思います。

◼️コツ①とにかく好きな本を読む

これから読書を始める方や、読書が習慣になっていない方はとにかく好きな本を読む、これに尽きると思います。活字なら何でもOKです。自分の好きなこと、趣味、何でも良いのでそのテーマの本を選びましょう。


人気の小説、好きな芸能人のエッセイ、尊敬する人物の自伝、生活に活かせる実用書、雑学本、等々挙げたらたくさんありますが、読んでて楽しそうなやつが良いかもしれませんね。

一つ気をつけなければならないのは、やらされている感覚になるものはNGです。人によって異なるので例えづらいのですが、昔の僕なら勉強や仕事に関する本でしょうか。内容はともかく、自分の意思で読むことが大切です。

なぜかというと、自分の意思で始めたことの方が意欲的になり、読み終えた時の達成感が誇りや自尊心につながりやすいと言われているからです。


◼️コツ②本の難易度を気にする

これはコツ①ほど重要ではありませんが、読もうとしている本が自分のレベルに合っているかということも気にかけてほしいところです。

普通ならいきなり分厚くて細かい字がギッシリな本など無謀でしょうし、かと言って薄っぺらくて内容が簡単過ぎるのも避けた方が良いかと思います。

立ち読みなどでプロローグや、目次から気になる項目をちょっと読んでみるしかありませんが、 とにかく難しすぎず簡単すぎず、これくらいならイケそうだなと言う感覚が得られる本をチョイスしましょう。

これは読もうという意欲と、読み終えた後の達成感に関わってきます。

動機づけの理論家バンデューラの提言が参考になります。

「自らの行動が結果に影響を及ぼしうるはずだという期待と、その行動が実行可能であろうという期待によって意欲が生じる」
『学ぶ意欲の心理学より』著者:市川伸一 氏

要するに、読み終えた後の期待と、読み切ることの実現性が必要ですよ〜というお話ですね。それを考えると難しすぎず、簡単すぎずがちょうど良いんだと思います。

◼️コツ③とにかく一冊読み切る

何事もデビュー戦は大事です。好きなことに関係するチャレンジなら話は別かもしれませんが、全く新しいことにチャレンジしようとする場合、大抵の人は失敗すると挫折して嫌な記憶として残るのではないでしょうか。そこから再び立ち上がるのはなかなか難しいことだと思います。

僕は登山が好きなので登山に関する本を読みますが、登山のデビュー戦は晴れの日に、と書いてありました。雨降る登山はせっかくの絶景も見えないし、寒いし、地面は濡れて歩きづらいし、途中で下山した日には2度と登りたくなってしまうでしょう。間違ってもそんな日にビギナーを連れていくことはできません。

それと同じことが読書にも言えると思います。読書のデビュー戦は時間がかかっても良いので、読み切ることで勝利を飾りたいところです。そのためにも、先ほど述べた自分が好きな本を選ぶことが重要になってくるのです。また、一冊読み切ることで味わえる達成感が格別で、次の一冊へ続く糧にもなることと思います。

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読書のコツについては以上です。もちろん、読書法的なお話もあるので、それはまた別の機会にお伝えさせていただければと思います。

本は本当にたくさんのことを教えてくれます。そして楽しみも。この記事が少しでもお役に立てること祈り、終わらせていただきます。ありがとうございました。

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