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「折々のことば」に想うこと

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朝日新聞朝刊の鷲田清一さんの「折々のことば」。毎日読むのが楽しみです。そこには、「ハッとすることば」があるから。 感じたことや考えたことを書いていきます。
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#エッセイ

人生はのろさにあれ #190822

スピードや効率を求めたほうが良いものもある。しかし、必ずしもすべてがそうではない。 人生…

相手との向き合い方は自分のあり方 #190820

向き合うって何だろう。反対は、逃げる? 人との向き合い方という表現をする。相手に対して、…

枠の外に出る勇気 #190819

「習慣」とは、無意識でくりかえしていることだ。無意識に意識的でなければ、同じ「習慣」の中…

思いやるから、一緒にいたい #190818

小さい頃『ないた赤おに』があまり好きではなかった。かなしい気持ちになるからだ。青鬼が素晴…

思考停止と無責任と、わけのわからない怒り #190816

「わけのわからない怒り」は、支配されていた自分(たち)に向けたものなのではないかと思っ…

人間を測定するとは #190815

人を紹介するとき、どんな要素があれば十分と言えるのだろう。 外見? 性格? 個性と呼べるよ…

「まだ悲しい」ということ #190810

「悲しみは時が癒してくれる」と思ってきた。ごはんが喉を通らないくらい悲しいことがあっても、気づけば美味しく食べられるようになってきたから。咽び泣いても、いつかは眠ってしまっていたから。 でも、「癒されたくない」「まだ悲しい」という言葉に、なぜか共感したのだった。 そのときの悲しみを、忘れたくない。悲しかった私を、忘れたくない。なぜだろう。 この記事に書かれている悲しみへの敬意とは、少し違う気がしている。過去への執着に近い。過去の私が、今の私に繋がっていると思っているから、

困っていることは何かという視点 #190802

「今いちばん、何に困ってる?」 そう聴いてもらえて、救われたことがある。 自分を否定しま…