見出し画像

私にとってのアイドルってなんだ

先日欅坂46のドキュメンタリー映画予告が公開された。
私は欅坂の曲をうっすらとしか知らないし、メンバーも有名な子しか知らない。なのに胸が苦しくなった。
平手友梨奈という絶対エース圧倒的センターの加入から脱退するまでの映像がわずか2分弱におさめられていた。
彼女が苦しんでいた、しかし全うしたアイドル人生を、最終的には映画という形でまた大人に消費されるのかな、と感じた。欅坂のオタクでないため深いところは言えないし言わないが、それを素直に感じた。

私はなぜアイドルを好きなんだろう。アイドルってなんなんだろう。

夏頃に後輩に私とアイドルについて聞きたいといわれ、携帯に殴り書きして残っていたメモがあった。

なぜアイドルが好きなのか聞かれたので今一度考えた。
女の子のアイドルはかれこれ7、8年好きで
中でもでんぱ組.incは8年目?ずっと好き、
推しも変わらずピンキー!。
最初はなんじゃこりゃかわいい!曲いい!楽しい!だけだったけど

多分それだけじゃなくて
でんぱ組.inc然りアイドルには夢があってでも現実を生きてて
夢に向かって生きてて嘘がなくて
私にできない夢を叶えてくれるところが多分好きなところ。

好きになって曲の意味とかインタビューとか読んでその子の人間性どんどん知って
それで推し変するということはないけれど
この子をこのグループを推してよかったなということはよくある
推しを推すということは人間性が滲み出た上でその子を好きになるのかなと思う
それはさすがにこじつけすぎかな

あとは女としての人としての夢を与えてくれる
推しに会うと推しは誰よりも可愛くて
私もこんな風になりたい!という気持ちになる
元々引きこもりだったり暗かったただの女の子たちが
夢を叶えて大きなステージで立って
私たちにも笑顔を与えてくれることは
私も生きる上での希望になる

次に男のアイドルについて
彼らを好きになってからまだ2年半くらいだから
彼らの全てを知ってるわけじゃないけど
これはシンプルに恋。最初は顔が良すぎて
ん????こんなにカッコよかったっけ???ってなったけど
仕草やら歌い方やら踊りやらどんどん引き込まれて
伊野尾革命とのちに呼ばれることになる彼が急に人気が出たときがあって
それまでは全然スポットライトをあびなくて歌割りもほぼなくて
そんな中自分の個性をつけるために大学に入って
舞台と卒論を両立して今では建築のお仕事がくるようになって
ひたすらおめでとうありがとうおめでとう☺️☺️☺️という気持ち
苦労したことを話さないところとか
おれが満たせないところを彼氏で補ってほしいとか
彼の考えに心底惚れ込んだ。
男のアイドルを好きになってからまだまだ日は浅いけど
多分彼等を好きな理由としてはシンプルに恋or顔がよすぎるor理想
もあるけど1番は
男同士でわちゃわちゃしてて☺️☺️☺️ってなるからかな
自分があんまり仲良しグループを持続した記憶がないし
男子が楽しそうなのみてるのはシンプルにいいなあと思ってたから
彼らの幸せな姿を見るのが私の幸せなのかなと思った。

女の子のアイドルと男のアイドルで求めるものや着眼点や魅力は違うけど
いずれにしろ私は彼ら彼女らに生かされているのだなあと思いました。

…とここまでが私が夏に書いていた文章。
アイドルという職業はどのような存在なんだろう。
私たちオタクからしたら娯楽のツールであり、感謝でいっぱいだが、
人生で一番輝いているであろう時間を楽しいけど苦労が大きいものに費やして、彼女たちは何を感じるんだろうと何度も思ったことがある。
私が大好きだったBiSというグループが昨年5月に解散した。その様子を収録したドキュメンタリー映画「IDOL あゝ無常」も観に行った。私が大好きだったBiSは、脱退加入を繰り返すうちに気持ちが擦り切れて良くも悪くもメンバーがBiSという存在に呪われていたのかなと思った。憧れて入ったBiSというグループが、いつのまにかBiSでいなきゃという気持ちに固執してしまい、周りがみえなくなってしまっていたのかなと思う。結果的にBiSは消費された、というか全員が腑におちない形で解散をしてしまったけど、間違いなくあの時間は楽しかったし輝いていた。私はBiSを推していた期間は自分の中の青春だったんじゃないかと感じる時がある。

BiSやBiSHをはじめとするグループが所属している事務所WACKが私は好きで、他のグループも応援している。
WACKは少し特殊で、突然メンバーがいなくなることや解散が決まることが少なからずある。私も推しを何度もなくしてきた。
しかし人生における比重をそこまでかけていない私のような在宅のオタクは、残酷なことに立ち直れるのだなと感じる。高校1年生の時から私立恵比寿中学が好きで、ぁぃぁぃとりななんの2推しがいた。大学1年生の時に初めてライブに行き、大学2年生の時にはツアーにも何か所か参戦した。そこからなんとなく聴かなくなり、2017年の2月にりななんがなくなり、2018年の1月にぁぃぁぃが卒業した。高校2年生から大好きなでんぱ組はもがちゃんが2017年7月に脱退し、2019年1月にねむきゅんが卒業した。
大好きで初めてチェキをとりにいったBiSも解散した。あんなに大好きで、メンバーも仲が良かったはずなのに、夏ごろにはそれぞれの居場所が決まり、私の大好きだったパン・ルナリーフィはCARRY LOOSEというグループに所属し、現在もアイドルを続けている。
好きになるのは実に簡単だ。基本的にアイドルというものが好きでTwitterをみて、YouTubeで動画をみているうちにいつのまにか好きになっている。しかしアイドルがこの世界をはなれたり、私がファンを降りたりするときに毎回ぐっとくる。なんでこんなに大好きだったのに、離れてしまうんだろう。それはアイドルに対しての感情であり、自分に対してのいらだちでもある。
ももらんどもネル・ネールもBiSからいなくなったし、ハルナ・バッ・チーンは急にギャングパレードからいなくなった。YUKA EMPiREは会いに行こうと思っているうちにいなくなった。

ただ、だからなんだというかのように世界は動いていくし明日も朝がくるし解散したあとにも学校に、会社に行かなくてはいけない。
バンドではなくアイドルにしかないはかなさはここなんだと思う。大切な人生の一部を捧げてくれたのに、消えてしまう。

だからせめて、私が応援してきたアイドルは、幸せに生きてほしいし、アイドルでいたことを少しでもこれからの糧にしてくれたらいいなと思う。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

ありがとうございます、本当に嬉しいです
14
何者でもない僕だから 何者にだってなれるのさ

この記事が入っているマガジン

人類みなオタク
人類みなオタク
  • 12本

好きについてつらつらと書くだけの文章

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。