「活動を見える化する」ことの意味。

令和2年5月23日。
昨年11月27日新月の日にネイルサロン経営協会の理事を辞めさせて頂いてから6回目の新月を迎えました。

こちらから特に情報をシャットダウンしているわけではないのですが、活動の様子が伝わってこなくなり「あぁ、まったくの外部からしたらこういう風に映ってるんだな」ということを改めてひしひしと感じ続けています。

広報担当として活動させて頂いている間、Webサイトリニューアルの件でお力添えをくださっていた方に「活動の見える化」が大事だというアドバイスを聞いて実行していたはずでしたが、所詮は実行している”つもり”に過ぎなかったのだと。
…中の人でいたから動きが見えていただけで(実際の活動はゼロではないし発信もしていたので周りにもある程度は知られているものだと完全に思い込んでいました)。

様々なツールを使って誰もが発信できる時代。
発信し続けなければ埋もれていくのはもうなんというか当然のことなのだと私も日々自分のことを発信するうえで痛感しています。

そういう意味では初代理事長の発信は魅せ方が上手いということもあるとは思いますが、Facebookを開けば今日はここだ、明日はどこだ、いまはこれをしています、これから何々をしますetc...な近況報告の数々。
団体のことはよくわからなくても初代理事長があちこちに動き回っていたことはネイリストの中でもかなり知られていました(当時は初代理事長も現役ネイリストでありコンペティターでもあったので)。日本全国を駆け回ることでこの団体(旧・ネイルグランプリ)に賭ける想いはひしひしと伝わってきていましたし、その方と一緒に業界を盛り上げられる活動をさせて頂けていることが嬉しくもありました。

大阪在住の初代理事長と東京在住の私にここまで思い出があるというのは団体を立ち上げてから5年間、この方がひたすらに走り続けてくださったからに他ならないのではないかな、と(個人的にフレスカメソッドやアクリルメソッド等での繋がりはあったとしても、です)。

団体立ち上げから5年が経ち、初代理事長が卒業。
私は理念に賛同して活動を始めさせて頂いたわけだから”人”についていくわけじゃない、”団体”についていく。理念や想いを受け継いだ二代目理事長がいるんだし…と、二代目理事長に変わっても実行委員として活動は続けていましたが(個人的にバタバタなこともあって活動を少し離れていた時期もありました)、この頃から「見えない」部分が増えたように感じました。

理事メンバーがあれこれ動いているらしい、というのは何となくわかってはいましたが、活動内容が実行委員まで降りきっていないので「?」が増える。中にいた私がそう思うのだから外部の方からしたら「あれ?どうしたのかな??」となるのも容易に想像できます。

もちろん、本業がある中での活動なので誰もが初代理事長のように動き続けることができるわけではない。仕組み化も大事なことではある。
でも外へ向けての発信が少なければ少ないほど活動内容は不透明になる。
「中の人」だからこそ見えることがあり見えないこともあるのだと思い、できるだけ冷静に、様々な角度から見るようにしようとしていったのもこの頃くらいからだったように記憶しています(実際にはなかなか外からの目線などは持ち合わせられなかったですが)。

誰もが気軽に発信できるからこそ目に留まることが、届けたい人に届くようにしていくことが難しい。
続けていくことができなければ膨大な情報の中に埋もれていく。

これは個人であれこれ活動させて頂いている私の発信にも言えること。
1度発信したくらいじゃ目に留まるのはごく少数。
もしかしたら「この人この内容しか発信してない」って思われるくらいでもちょうどいいのかも…!?

没個性な人(私)が発信まで埋もれさせてしまっては何処にも届かないので、「活動の見える化」は本当にこれまで以上に意識していかないと…と改めて学び気付かせて頂いた半年となりました。

団体からはもう完全に離れており、一切の関係も無いのでいまさら私が特に何を言うこともないと思うのでそのままですが← 意地悪かなぁ💦
…いや、よくよく考えたら大手ネイルサロンの横文字な役職をお持ちの三代目理事長を筆頭にほぼ代表取締役社長の理事メンバーにただの個人事業主が口を出したり挟んだりすること自体がおこがましかったですごめんなさいすみません!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?