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コロナ規制が急に弱まったっぽいので外に出てみた

昨日、中国の一部の都市で、新型コロナウイルスの規制が緩和されるという通知が唐突に出ました。多くの地区の封鎖が解除、集団PCR検査のとりやめ、果ては場所によっては条件付きで自宅隔離が認められるようになるなど、かなり大きな変化です。

各地で散発的に発生している抗議活動の影響か、各地方の防疫措置への疲弊か……理由は明確ではありませんが、ともかく流れがちょっと変わりつつあるようです。

上記の記事にある広州市での大幅な緩和を受けてか、その広州市を省都とする広東省の他の都市でも、規制緩和の動きが見られるようになりました。

実は僕の住んでいる地域(同じく広東省の東莞市のある鎮)も、2日ほど前から近所に陽性者が出て臨時封鎖区域に指定されていたのですが、今朝になって地方政府から、封鎖が解除になった旨の通知が出ていました。

しかし、油断はできません。これまでの中国ではどのような通知が出ても、結局は現場の運用次第でその厳しさ、またはユルさが決まっていました。現実がどうなっているのか、確かめなくてはいけません。

というわけで、ちょうど外に出たい用事もあり、外に出て規制緩和直後の街がどうなっているのか確かめてみることしました。以下はその簡単な記録です。

※免責:現在の中国の防疫措置は地域差や時期による差がかなり激しく、これがいまの中国のコロナ対策の現状だ、というわけでは決してありませんので誤解なきようお願いします。特に中国在住者の方はこの内容を参考とせず、ご自身の地域の情報や現状に基づいて行動してください。

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