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行列の途切れない塾!

こんにちは。
「究極の塾経営突破術」
「究塾」の石原です。

前回、塾生のお母さまからクレームを

いただいた話をしました。

当時、中学生の

科目設定は中1~2は数・英/理国。中3

が数・英/理国社でした。

つまり、中1~2では社会は指導教科ではありませんでした。

通塾日数と時間帯の問題で1~2年のう

ちは4科までといぅ考え方です。

そこを逆手に取りました。

以前も書きましたが、特に暗記中心の

教科の勉強の仕方が定期テスト対策の

勉強の基本のキになります。

社会を暗記科目として軽んじているわ

けではありませんが達成感を作りやす

い教科側面はあると思います。

中1は初めての中間テストの3週間

前から丁寧な「定期テスト対策」のガイ

ダンスを行い、特に社会は「勉強会」を

行い、実際に教師の指導のもと塾で定

期テストの勉強法を体験させました。

一口に社会といっても学校によって、

・プリント中心

・ワーク中心

・板書中心

と授業法は様々ですよね。

それぞれの場合の簡単な勉強法マニュ

アルを作成し、学校ごとに自分たちの

授業スタイルに合った対策勉強をでき

るようにしました。

活躍したのは「チェックペン」「チェッ

クシート」でした。

これも、今では中高生の勉強法のスタ

ンダードになっていますが、当時はマ

イナーでした。

そして、社会の学習法は他の教科の暗

記部分、ひいては実技教科への良い影

響がありました。

こんなエピソードがありました。

難関私立に特待生(内申9教科42です)

として合格した女子塾生のチェックが

入ったテキスト、ノートの写真が次の

年のその学校のパンフレットに写真掲

載されていました。

真剣に学ぶ生徒たちの手元写真という

構成でしたが、彼女の当時の主任とパ

ンフレットを見ながら「チェックペン

もメジャーになったなあ」と喜んだ記

憶があります。

2週間前から「テスト対策」がスタート。

2週間の勉強の手順は「プロセスシート」

と呼ばれる学習進捗表でサポートしま

した。

完全にやり切れば各教科とも8割はと

れる構成になっています。

対策には2つの原則がありました。


一つ目は

プロセスシートはもし途中で試験に臨

むことになってしまってもやった分だ

け得点を積み上げていく仕組みになっ

ていること。

いきなり、塾のワークを試しに解かし

みせたりする、行き当たりばったり対

策ではなく、基礎、暗記事項の知識分野

からスタートし問題のアウトプット力

を高める演習へと導いていきます。

あと一つは「過去問」の扱いです。

当時は直前に該当中学の過去問を配布

して終わり、のような粗雑な対策が塾

では横行していました。

要するに「予想問題」として楽して点数

を上げる手法です。

教室では、意図のある活用以外認めて

いませんでした。

多くは、最終段階のアウトプットチェ

ックに活用していました。

定期テストの勉強であっても、受験

への学力へつながるものでなくてはな

りません。

決して「あて問」として使うなと、そこ

は厳しく教師の皆さんには伝えてあり

ました。

今なら、吉備学習システム販売の「メビ

ウス」という優れたプリント作成シ

ステムがあります。

https://kibigaku.co.jp/

私自身の塾を立ち上げた時には大変お

世話になりました。

当時こんなシステムがあったら、講師

たちは奪い合ってぶっ壊れるまで使っ

たのではないかと思います。

それぐらいアウトプットのチェックは

ハンドメイドで苛烈でした。

今は、メビウスで無駄なく、完全個人対応が可能です。

余裕がある生徒さんなら、同時に入試

レベルの対策までチャレンジさせるこ

とができます。

是非、ご検討ください。(笑)


アウトプットチェックが対策の最大の

胆でした。

それは、インプットの大幅な改善のた

まものでした。

テスト対策のスタートは完全自立でス

タートします。

新しく入塾した子供達はみよう見まね

で必死で勉強します。


この頃、首都圏の幹部が列をなして私

のところに見学に来てくれました。

感心して帰るもの、誰も取り入れられ

ませんでした。

講師の質が違いすぎました。

唐突ですが…やはり、塾は人です。

とんでもない優秀な人=講師に恵まれ

ました。

ある日、塾臭のする若者が問い合わせ

を装って教室に来ました。

定期テストの取り組について熱心に聞

いて帰りました。

とても「すっきりした表情」で。

見送って、玄関先からしばらく見てい

ると少し離れたところに近隣塾の塾長

が待っていました。

その塾はしばらくしてなくなりました


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