奇跡のマーケティング
こんにちは。
「究極の塾経営突破術」
「究塾」の石原です。
私の塾の先生としての生活も3年目が終わりました。
塾の先生の仕事も一巡し次の目標が欲しいなと感じ始めていました。
実はここから3年間で教室も3つ増え社員の数も同じだけ増えていきました。組織の整備が追いついてない状態でした。
そんなことを代表に話すことが多くなり、セミナーなどがあれば送り出してくれるようになりました。
一番衝撃を受けたのは、当時首都圏で成功を収めている3塾の代表者がそろって講演をするセミナーでした。中でも、埼玉を中心に直営で大躍進している塾の代表の話は痛快でした。
こんな人が塾業界にいるのかと感動しました。その時は、まさかその塾で働くことになるとは夢にも思いませんでした…
躍進の秘訣は何なのか是非知りたいと思いました。
その時に知ったのか、後になってか記憶があいまいですが「シリーズチラシ」というものを知りました。
その塾の取り組みをシリーズで折込みとても反響があったと聞きました。実物を手に入れましたが、素晴らしいと思いました。
関連の教材会社からそのチラシの情報は日本中の塾に伝わりいろんなところで模倣チラシを見たものです。あぁあれだなと…
「カリキュラム」が決まっています。授業内容が理解できているか、
「確認テスト」を実施してコンピーター処理します。欠席した場合カリキュラムギャップが出るので、
「欠席電話・欠席フォロー」実施します。
「学期1回の保護者面談」で指導状況を共有します。
また受験情報などを、
「学期1回の保護者会」で提供します。
と今では当たり前なことばかりですが、あいまいにせず宣言し現場で徹底していました。
なぜ反響が大きかったのか今ならわかります。「乱塾時代」と言われた当時、塾選びに悩んでいた保護者様が多かったと察します。
そんな保護者様にドンピシャのペルソナマーケテイングになっていました。「私の塾だ」と多くの保護者様が飛びついたと思われます。
模倣チラシはシリーズで展開する余裕がない塾が多かったのか、複数の取り組みを一枚に圧縮していたり、形はそっくりでも「自分たちのやりたいこと」のアピールになっていたり…
たぶん期待して作った塾にはがっかりの結果になったのでは…
このチラシは当時のその塾だからできた奇跡のマーケティングです。
成功の理由は誰にも分ってなかったと思います。
なぜならその後この塾のチラシはいわゆる「イメージチラシ」に変化していきました。この「イメージチラシ」にあたまを悩ますことになるのですが、それはまた書きますね。
当時の私も甘い期待でチラシ作りを提案し、コースと月謝と時間割だけ乗っているようなチラシではない、大手風のチラシを作りました。
余談ですが、印刷屋さんに原稿を渡す締め切りの日風邪で高熱を出し
ふらふらの状態で作業をしたのを覚えています。
そうして出来上がったチラシは見た目は満足できるものでした。
冬期講習のチラシでしたが反響はほぼありませんでした。それなりの費用がかかったのに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも、いつかリベンジしたいとは思いました。
あなたも似たような経験をお持ちではないですか?
「イメージチラシ」は サービスを、たくさんの人に知ってもらうことが目的の広告です。
イメージチラシは集客に即効性がありません。
レスポンスチラシこそ我々のチラシ。
日本語なら、「共感チラシ」でしょうか?
雑踏でなまえを呼ばれて振り返るあの感じです。
「それ、私のこと?」
私は、「共感チラシ」はあなたが自ら作るべきだと思います。
あなたの塾の市場、あなたのオリジナルサービスをあなた以上に知る人はいないからです。
そこを人任せにしてはいけないということを、自戒の意味も含めてお伝えしていきたいと思います。
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